越谷ゴルフ(練習好きのための理論①)
越谷ゴルフです。
前回、「80:20の法則」を取り上げ、
数ある問題点のうち、重要な要因である20%部分を
解決すれば、結果が80%改善するということ、に触れました。
マジメに読んでいただいた方も多いので、
「練習したらどういう段階で、上達していくのか」のなかで、
もう少し「80:20の法則」に触れていきます。
少し理屈っぽいですが、
○練習っていったい何?
○何のために練習しているの?
○ココはどこ?ワタシは誰?(ゴルフにおいての)
についての考え方のヒントが隠されていると思います。
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まずは、「上達の段階」をあらわす言葉で、
能や歌舞伎の世界には、「守・破・離」という言葉もありますが、
もう少し学習者向けにやさしく段階を説明したものに、
教育学者トワデルが第二外国語習得のために唱えた
「学習の五段階」を紹介します。
①Recognition (理解)
②Imitation (模倣)
③Repetition (繰返し練習)
④Variation (応用する)
⑤Selection (質疑応答)
トワデルは、
この段階をふんで、自分の言いたい事を言ったり、
習った文法を使って自由に話せるようになる」としていますが、
外国語に限らず、ゴルフも、技能の習得という意味では
全く同じだと思いますがいかがですか。
各段階がどういうものかは今回はさておき、
○ここで、「80:20の法則」を念頭において
考えていただきたいのは、
重要な20%部分の問題点を「知る」ことができた人でも、
次の段階である、実際にできるようになるために「行動」に移せる人は
さらに、20%の人に絞り込まれるということです。
つまり、実際に、できるようになるのは、
20%のなかのさらに20%、ゴルファー全体でいえば3%から5%ぐらいの人。
ゴルフでシングル入りを目標としている人は多いでしょうが、
実際にシングルと言われる実力者はやはりゴルファー全体の
3%ぐらいでしょう。
えっ!そんなに少ないなら自分には無理ですって?
とんでもない!
それだけ貴重だから、賞賛され、尊敬され、目標にされるし
みんなそこまでうまくなりたい、と思い、
練習するんですね。
大切なことは、
実際にできるようになるために「行動」に移せるかどうか、
にかかっているわけです。
やれば、いつかできます。
しかし、
やらなきゃ、いつまでもできません。
(・・・ただ漠然と、うまくなりたいと思うだけでなく、
実際にゴルフクラブを振ることがうまくなるには必要だと、
ゴルフ練習場にいると特に思うのです。
そして、思いつき、行き当たりばったりでボールを打つのでなく、
うまくなるために必要なものはなにかを考える事。
できるだけ無駄のない効果的な練習をすること。
そういう環境をつくりたいと越谷ゴルフは考えます。)
○トワデルの学習の5段階のステップアップの時には、
通過試験というか、見えない「壁」があります。
「壁」を乗り越える状況は、
「練習の効果を実戦にいかすには⑤」を参考にしてください。
○「練習したことがなかなか実戦に生かせない」という人は、
学習の「③繰返し練習」の段階から
「④応用」という実戦のコースの様々な状況のもとで
使えるものになったかの通過試験を受けている人です。
「③繰返し練習」の部分は、越谷ゴルフで
あなたのゴルフライフに最もお役にたてる部分ですが、
一回や二回、「壁」にはねかえされても、
くじけないでもう一度③に戻ってきてください。
きっと、つぎはうまくいきますよ。
我々もできる限りの応援をします。
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冒頭の、
○練習っていったい何?
○何のために練習しているの?
○ココはどこ?ワタシは誰?(ゴルフにおいての)
についてのヒントは見つかりましたか?
ご意見・ご感想をもしよろしければ
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