About ゴルフひも理論

ブログ「越谷ゴルフリンクスのブログ」のブログテーマ「ゴルフひも理論」に投稿された記事を、過去のものから新しいものへ順番に並べています。

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ゴルフひも理論

2008年10月24日

ゴルフって・・・

越谷ゴルフです。

ゴルフの神様の特性を追及していくのは
バチが当たるといけないので(笑)
前回まででとりあえず保留しました。

かわりに、
ゴルフ究極のM理論の存在を考えていくことにします。

で、「ゴルフは物理学だ」という人も多いので
たぶんそうなので、
物理学的アプローチをとらせていただき、
ゴルフにおける究極理論についても物理学同様に
M理論と呼ぶことにします。

M理論のMとは、ミステリーとか、マザーといった意味で、
物理学においても、大宇宙の全ての現象を説明できる、
究極理論のことで、いろいろな仮説はされているものの、
まだ実証されていない(できない)理論です。

物理学におけるM理論も、21世紀中には
現在の科学知識や技術や実験装置では
実証することが不可能と言われています。

しかし、もしかしたらゴルフの場合は物理学のように
全宇宙に適合していなくてもよく、
ゴルフという現場で実証されればいいので、
もしかしたらゴルフのほうが、
物理学より先にM理論が確立されるかもしれません。

一足先に、ゴルフにおけるノーベル賞を狙って、
このブログで考察をしていきたいと思います。(笑)

で、ここで目指すゴルフM理論とは、
矛盾点が多いといわれるメンタルとフィジカルの問題の統合、
とゴルフにおける事柄を物理学で説明しようするもの。

これが統合されると、
なぜタイガーウッズは圧倒的に強いのか、
本番と練習の違い、
効率のいい練習方法、
練習ではなにを練習すればいいのか、
といった諸問題に、その場しのぎではなく、
次々と筋の通った回答が与えられることになります。

・・・

なぜ、ブログテーマが「M理論」でなく「ひも理論」なのか
それは、次回より述べていきますが、

物理学における最大の矛盾、すなわち、
大宇宙を説明するアインシュタインの相対性理論で
物質の最小単位に迫る量子力学を計算すると
矛盾が生じ、(解が無限大になる)

逆に量子力学で大宇宙を計算式にあてはめてみても
矛盾が生じる(解が無限大になる)のですが、

これを統合する理論ではないか、と登場した仮説が、
「ひも理論」だからです。

現在では、ひも理論は、超ひも理論へ発展し、
超ひも理論から、M理論への発展の過程を
歩んでいるところです。

ここでは無謀にも、この、ノーベル賞クラスの
全人類最高の知性研究者の方々の思考方法を、
ゴルフでも参考にさせていただこう、というものです。

どんなことになるやら・・・。

期待しないでお読み下さい。


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2008年10月30日

やっぱりゴルフは物理学?

越谷ゴルフです。

ゴルフで言われるところの物理学とは、
主にニュートン力学やその関連のことが
多く思われていると思います。

ニュートン力学における運動法則
参考までにあげておくと、

第1法則(慣性の法則)
外力が加わらなければ、質量を持つ物質
はその運動(静止)状態を維持する。
そして、力を加えられなければ、
等速度運動(等速直線運動)を行う。

第2法則(ニュートンの運動方程式)
運動量の時間的変化は、
それにかかる力の大きさに比例し、
力の方向に作用する。

第3法則(作用・反作用の法則)
二つの物質の間に働く力には、
一方に作用する力だけでなく、
他方への反作用の力がある。
これらの力は大きさが等しく、方向が逆である。

・・・

まあ、ゴルフにあてはめて例を持ち出すこともなく、
その通りですね。

詳しい解説は、ここではヤボったいのであえて省力しますが、
近年の流行を見てみても、

●ドライバーヘッドの大型化は
慣性モーメントを増やし、ボールが曲がりにくくする
目的でもありました。

●また、ゴルフクラブの長尺化は
遠心力を利用してヘッドスピードを上げるのが目的です。

ということなどがありますが、
これらも全て、ニュートン力学の派生です。

ボールが曲がる理屈も、空気抵抗による力の作用と反作用
によるものですしね。

しかし、まずおそらく、多くのアマチュアゴルファーが
知りたいと思っている物理法則とはそんな事ではなく、
もっと、手っ取り早くスコアがよくなる物理学だと思います。

そして、なんといってもニュートンは17世紀の人ですから、
今でもゴルフの物理学はニュートン力学が最先端、
ということはないと思います。

また、ここで追求しようとしているゴルフM理論としては、
ニュートン力学ではメンタル面を全く説明していないので、
究極のゴルフ理論ではない、ということだけとりあえず、
確認しておくことにしておきます。

ニュートン力学は、ゴルフにおける最も重要な原理原則の
一部、ではあるけれど、それが全てではありません。

物理学の苦手な人や嫌いな人からすると、
もしかすると、物理というとニュートン力学が全てである
人もいるかもしれませんが、

これからもう少し、物理学を深めながら
ゴルフM理論を考えていきたいと思います。

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2008年11月03日

インパクトのエネルギー

越谷ゴルフです。

ニュートン力学は力学としては古典です。

ニュートン力学では重力や、
地球の引力の影響下における物体の運動法則を
説明するにはこれでほとんど十分であるといっていいでしょう。

ボールが打ち出されてから飛んで行き、転がって、
最後に止まる、という、インパクト後に何が起きるのか
説明するにはもっともわかりやすい理論、というか
原理原則だといえます。

しかし問題は、
ニュートン力学だけでは説明しきれないことが
ゴルフには多すぎるということ。

だから、このブログでもっとゴルフを説明できる、
究極の理論はないか、と探りを入れているわけです。

そこで、次は少しさかのぼり、
インパクト中に何がおきているのかを考えてみると、

インパクトとはボールに力を与えること

では力って何?というと、ここでいう力とは、
ボールが飛んでいくのに必要なエネルギーのことであり、
インパクトとは、ボールにエネルギーを与えている瞬間
というわけですね。

重力をはじめとしたニュートン力学から一歩踏み込み、
エネルギーという概念について考えます。

・・・

さて、ゴルフにおける、インパクトのエネルギーを表す目安として

ボールに与えられるエネルギーを「E」
クラブヘッドの質量を「m」
ヘッドスピードを「c」 とすると、

E=mc² というのがよく言われています。

つまり、もしボールをより遠くに飛ばしたいのならば、
重いクラブを使うかヘッドスピードを速くするかのどちらか
なのですが、どちらを優先させるかというと、
ヘッドスピードを速くすることのほうが重くするよりも
2乗がある分効果が大きいわけです。

現実的には、遠くに飛ばしたいなら、
ヘッドスピードが落ちない範囲で、できるだけ、
重いクラブを使ったほうが、大きなエネルギーを与えることができ
また慣性の法則もあり、方向性も良くなるということになります。

ところで、物理学でいうE=mc² とは、
アインシュタインが特殊相対性理論のなかでまとめあげた、
質量とエネルギーの関係を表した、有名な式ですね。
原子核反応をさせると莫大なエネルギーが放出されるというのも
この式が基になっています。

インパクトのエネルギーを
アインシュタインで説明するのはあまりにも乱暴ですが、
同じような算式なので、考え方を参考にさせてもらう分には
なにか新しい思考方法が見つかるかもしれません。

エネルギーはどうやって生み出されるのか、
次回もう少し考えてみます。


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2008年11月07日

ゴルフ上達に最も必要なもの

越谷ゴルフです。

多くのゴルファーが抱えている問題、
ゴルフ上達に最も必要なもの。
あなたは何だと思いますか?

屈強なフィジカル?
強靭なメンタル?
ゴルフに対する知識?

それとも・・・

・・・

おそらくその質問に対する
ベストアンサーは、

「ヒマ」と「カネ」

現実として、そういう人多いのではないでしょうか。

・・・なんでこんなにゴルフするヒマがないんだろう!
・・・お金があればもっとゴルフができるのに!

ゴルフ物理学で考えようと試みながら、
いきなり突拍子もないことを書きました。

でも、そのゴルフにおける物理学を、
机上の空論にしないために、少しだけ脱線してみました。

本論に戻ります。

では、ゴルフにおける、要素としての、
「暇」って一体何ですか?
あるいは「お金」って何ですか?

暇・・・
物理学的に表現すると、「時間」の概念ですが、
実はアインシュタインはこれを第四番目の次元として、
大宇宙を説明する法則として大きくとりあげました。

お金・・・
これを物理学で表現すると、「エネルギー」が
一番近いのではないでしょうか。
エネルギーは日常生活のなかで蓄えられたり、
形を変えてさまざまな力として働いています。


ゴルフに必要な「ヒマ」と「カネ」ですが、
これを必要なだけ導き出す計算式、(笑)

これも物理額的に考えていけば
もしかするとあるかもしれません。

E=mc²

アインシュタインの式で、E はエネルギーでした。
そしてc は光の速度、つまり、時間の概念が入っています。

ゴルフにおけるヒマとカネの方程式

これを導き出し、解くことができたなら、
本当はそれが、ゴルフが最も速く上達する方法、
なのかもしれませんね。(笑)

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2008年11月20日

ゴルフを続けるのに最も必要なもの

越谷ゴルフです。

前回、ゴルフ上達のために必要なものとして
多くの人が挙げるものは、「ヒマ」と「カネ」
だと書きました。

今回少し質問を少し変えて、
ゴルフを続けるためにもっとも必要なものはなんですか?
としてみます。

するとその質問に対する回答で現実的なものは、
おそらく、「健康」とか「カラダの調子がいい」
といった内容になることでしょう。

本当に、健康は大切なことだと思います。


そこで、これをあえて、M理論にむけて
物理学的に考察するのですが、

健康とか、カラダの調子がいいという状態を
物理的に説明するとどういう表現になるのでしょうか。

・・・

身体を構成するのは水分とか、たんぱく質とか、
その他多くの物質ですが、さらに例えばたんぱく質分子の
構成物質を追求していくと、炭素とか、水素とか、原子レベル
になっていきます。

さらに現代物理学では原子をさらに細かな素粒子レベルにまで
あるいは、ノーベル物理学賞にもなった、ニュートリノとか
物質と反物質、あるいはその対称性の破れまで発見されて
いるのですが、

どこがどうなっていれば健康であるとか
調子がいいと言えるのか

身体が物質でできているとしたら、
そして反物質の存在も確かであれば、

その存在や関係も、健康とか、調子とか、
実はゴルフにおける矛盾を説明する理論となりうるのではないか

・・・

今回は実にクダラナイ理論展開をしておりますが(汗

前回の「カネ」や「ヒマ」そして
今回の「健康」といった要素も
テーマのよりどころとなっている「ひも理論」を知ると
なるほど同じ原理で機能していると
筆者には思える節があるのです。

全ては「〇〇」のなせるところである

この部分、それから、
説明が中途になっていたエネルギー

それを説明しているのではないかという「ひも理論」を
そろそろ解説したいと思います。


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2008年11月21日

ひもの振動運動

越谷ゴルフです。

ラジオは、
人間の目には見えない電波を受信します。
そして、電波の周波数をあわせると、
目的の番組を聴くことができます。

周波数があっていないと、ラジオからは
雑音だけが聞こえてくることになります。

つまり、ラジオを聴くためには周波数、
電波の振動数を合わせる必要があるわけです。

・・・

さて、そこで、物理学で言う「ひも理論」とは、
実は、物質の最小単位は粒子ではなくて、
ひものようなカタチをしていて振動している
という仮定なのですが、

あくまでひも理論は仮定です。
現在ではまだ物理学においても、
全て証明されているわけではありません。


で、ひも理論によると、エネルギーだとか質量は、
そのひも(ストリングス)の形や振動のしかたで
決定されます。

エネルギーと質量と運動の関係には
アインシュタインの式も紹介しましたが、
例えば地球コマをご存知でしょうか?

地球コマは、
固定された円い外枠の中でコマがまわっているので、
回転しているコマを手に持つことができるのですが、
まわっているコマは止まっているコマと比べて
実際よりも重く感じます。

例に挙げたコマの場合は回転運動ですが
物質の最小単位が粒ではなくてひも形状であり、
その、ひもの振動運動が、
エネルギーや質量の決定に大きく関わっている

としたら、

その振動数を合わせることにより
ラジオが聞こえるように、

「調子がいい」とか「タイミングが合う」といった
ゴルフで望む結果を得られているケースで
よく使われている表現になってくるのですが、
これは単なる偶然の一致でしょうか。

・・・

次回、ひも理論で他の事項も考えてみることにしましょう。

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2008年12月04日

振動数理論

越谷ゴルフです。

ゴルフでいうところの振動数理論とは、
計測器にグリップを固定し、ヘッドを軽くしならせて手を離し、
一分間に何回ヘッドがしなり戻りを繰り返すかの回数を
計測したものを使います。

つまり、数値(cpm)が大きいほど、
しなり戻りのタイミングが速いわけですが、

ゴルフの振動数理論における主張は、
ゴルフスイングにおいてテイクバックからトップ、切り替えし
そしてダウンスイングからインパクトに至るのに際し、

そのゴルフクラブのしなりもどりのタイミングが、
自分のスイングのタイミングに合っていれば
インパクトの瞬間にクラブヘッド、フェース面がスクエアになる
というもの。

cpmが小さすぎると、
自分のスイングのタイミングよりクラブのしなりもどりが遅いので
フェースが開いたままインパクトを迎えるためスライスとなったり

cpmが大きすぎると、
自分のスイングのタイミングよりクラブのしなりもどりが速いので
フェースは既に閉じてインパクトを迎えるため引っ掛けとなる

だから、自分にあったしなり戻りのタイミングのシャフトを
フィッティングして使いましょう、というものなのですが、

この際ですから実例を挙げてみましょう。

振動数グラフ:グラフの見方 タテ軸:クラブの振動数(CPM)で、数字が大きいほどしなり戻りが速いので、硬く感じます。 ヨコ軸:クラブの長さ(インチ)で、ドライバーからだんだん短くなります。  青線:50000人のゴルファーのデータに基づいた、貴方に最適の振動数ライン  白線:現在貴方が使用しているクラブの振動数のグラフ

(振動数グラフ:グラフの見方)

タテ軸:クラブの振動数(CPM)で、
数字が大きいほどしなり戻りが速いので、硬く感じます。 

ヨコ軸:クラブの長さ(インチ)で、
ドライバーからだんだん短くなります。

青線:50000人のゴルファーのデータに基づいた、
貴方に最適の振動数ライン

白線:現在貴方が使用しているクラブの振動数のグラフ

(解説)
●ウッドは、最適振動数ラインよりも1W が上に来ているので
シャフトが硬く感じ、引っ掛けや、力むとスライスしやすくなります。

また、1Wの後すぐに3Wや5Wを打つと、
1Wと比べてシャフトのしなり戻りが遅く、柔らかく感じるので
ボールが捕まりすぎてダフリや、それを嫌うとフックします。

●アイアンは、全体としては上手く打てていても、
4Iと8I はどうしても右プッシュしたり フックしたりするので、
打ち方が悪いのではないかと悩み、スイングを崩すきっかけ
になりやすいです。

●AWとSWは、しっかり振った時に
シャンクや右プッシュが出やすく、方向性が悪くなりやすいです。

~といった感じですね。
実際にフィッティングをうけてみたい方は、
クラブフィッティング診断のページをどうぞ。

振動数を自分のスイングに合わせて整えると、
ゴルフクラブを自分のタイミングで打てるようになるので
クラブによって打ち方を変える必要がなくなり、
またロングアイアンも打てるようになったりします。

・・・

前回、ラジオを聴くためには周波数、つまり、
電波の振動数を合わせる必要があるという話をし、
物理学におけるひも理論を紹介しましたが、

ゴルフクラブにおける振動数理論も、
ひも理論に通じる部分があるように思うのですが
いかがでしょうか?


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2008年12月21日

シャフトの振動数と硬さは別物

越谷ゴルフです。

周波数とは、一秒間に、光や電気が
何回波をうつかを数値で表したもの。

対して、
振動数とは、一分間に、ゴルフシャフトが
何回波をうつかを数値で表したもの。

前2回はそのことを説明したのですが、
表す単位の規模は違うけど、同じ現象を
説明しています。

今回は
その波の大きさとエネルギーについての補足です。

まず、光で説明しますね。

光の周波数が増加すると、
赤から橙、黄色、緑、青、藍、紫、と色が変化します。
さらに周波数が増加(波長が短くなる)と、
目に見えない紫外線となり、さらにはX線となります。
反対に赤より波長が短い光は赤外線となります。

では、周波数が大きくなると
エネルギーは大きくなるのか?

というと、実際には、
光が粒子だとすると、周波数の高いものは
かたまりになりにくいので、放出されるエネルギーは
低くなりやすい、ということより、そうではない。

ちょうど、海面が大きくゆっくりとうねっているのと
表面が小さくさざなみ立っているのとの違いと同じです。

波長が長い(周波数が少ない)もののほうが、
波が大きくなりやすく、結果としてエネルギーは大きく
なりやすいというわけで、

赤外線はエネルギーが多く放出されるのでストーブに使え、
紫外線はエネルギーとしては大きくしにくくストーブに使えない。

といったことになります。

音(空気の振動)で言えば、例えばピアノなら
低音ほど弦の振動数(周波数)を下げるため
弦を長くつくり、あまり弦に張力ももたせて調律していません。
一方、高音は、弦の振動数(周波数)を上げるため
弦を短くつくり、弦の遊びを少なく張力を強く調律します。

その場合もパワーがあるのは重低音のほうです。
それは、低音のほうが空気の振動数は少なくても
大きな波をつくることができるからです。

・・・

ここまで周波数で説明しましたので、
今度は振動数(ゴルフシャフト)で説明しますね。

振動数が高い(数値が大きい)ということは、
しなりもどりのタイミングが速いので、硬く感じます。

しかし、ゴルフシャフトの硬さとは、
一定のしなり幅をつくるのに何キログラム必要か
を測定したものなので、振動のスピードではありません。
つまり、しなりの大きさに関わる表記ということ
なのです。

ゴルフシャフトが硬い、ということは、
しなりをつくるのに大きなエネルギーが必要、
という意味なので、振動のスピードとは別物、
というわけです。


・・・

んーーー
違った表現をすると、

クラブヘッドに蓄えられた力学的エネルギーは、
インパクトの瞬間に衝撃エネルギーとしてボールに伝達されます。

スイングにより動的エネルギーが発生し、シャフトがしなりますが、
硬いシャフトほど、同じしなりの大きさなら、
ゴルフクラブに蓄えられる力学的エネルギーは大きくなります。

そして、シャフトの弾性により、しなって保存された力学的エネルギーは、
そのエネルギーが大きいほど、作用反作用の法則から、
しなりから速く戻ろうとするので、大きな衝突エネルギーとなります。

カーボンシャフトの場合だと、
材料であるカーボンシートを巻いて電気炉で焼いて製造され、
陶磁器と同じように、材料の質や配合、焼く温度や時間、冷ます温度、
製造工場の湿度などにより、完成品の特性は全然違ったものができるので、
振動数は高いけどしなり幅の大きいシャフト、
振動数は低いけどしなり幅の小さいシャフト、
などいろいろ商品設計されて、
手応えでいうと、反応が良いとか鈍いとか、しなやかとか
粘るとか弾くとかいろいろなシャフトが出来上がるということ、

そして、ボールを飛ばすのに、直接関係するものは硬さでも振動数でもなく、
それらはエネルギーをつくりだすための要因にすぎず、衝撃エネルギーである、
ということ、

このあたり、非常に誤解が多いので、
振動数と硬さは別物、ということとあわせて確認しておきます。


よく質問を受けるので書いておきます。

(答えてもよく理解いただけないことも多いのですが・・・)


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ボールを飛ばす推進力とは

越谷ゴルフです。

振動数理論に派生して、
シャフトの振動数と硬さは違う性質のものである
ことを前回説明しましたが、

これにヘッドスピードをからめて、
ついでですからもう少しシャフトの特性を
考えておきましょう。

1.ヘッドスピードが速くて力が強い人
2.ヘッドスピードが速くて力は強くない人
3.ヘッドスピードは速くないが力が強い人
4.ヘッドスピードが速くなく力も強くない人

まずこのような分類をした時に、
1.のタイプの人が選ぶべきシャフトは
重くて硬くて振動数も数値が大きいもの、でいいですし、
4.のタイプの人が選ぶべきシャフトは
軽くて軟らかくて振動数の数値が少ないもの

でありことはすぐにわかります。

選択が難しいのは、タイプが2や3の人です。
ヘッドスピードで言えば39~43m/sぐらいでしょうか。

ボールを飛ばす推進力とは、
どれだけボールにエネルギーを与えることができるか
なので、

(飛距離に換算する場合は、
他にスピン量や打出し角も関係するので
ヘッドの特性が大きく関係します。
ここではヘッドにエネルギを蓄える役割
としての最適シャフトの探し方を述べています。)

以前に述べた、
インパクトのエネルギーを表す目安として

ボールに与えられるエネルギーを「E」
クラブヘッドの質量を「m」
ヘッドスピードを「c」 とすると、

E=mc²

に基づくとヘッドスピードが、
インパクトに与えるエネルギーに関わる項目としては
効果大きいのでまずヘッドスピードを落とさないことを
考えなければいけません。その中で、 

タイプ2.のヘッドスピードが速くて力は強くない人
の場合は、ヘッドスピードが落ちないよう軽く、それでいて
硬いものが基本となり、

タイプ3.のヘッドスピードは速くないが力が強い人
の場合は、重くて軟らかいものが基本となります。

・・・

実際のところは、

そこに、インパクトの瞬間にフェースがスクエアになる
しなりもどりのタイミングを作り出す振動数が必要になるわけで、

さらにスイングのタイプでタメが大きい小さいといった要素や
ヘッドの特性により、

シャフトとしては手元が大きくしなったほうがよかったり、
しなりが先端にあったほうがよかったり、中ほどがよかったり、
重量配分も手元側がよかったり先端側がよかったり、

様々な選択肢が発生してきます。

そして、

以上を、計測器に固定して測定するという静的な状態ではなく、
様々なスイングの、シャフトがしなって戻っている途中で
ヘッドの重力や遠心力などでシャフトがねじれていたり
ヘッドスピードが同じでも加速途中と減速途中では特性が違う
といった動的な状態で、

最大のエネルギーをヘッドに蓄え、
ボールに推進力を伝えるのは
どのシャフトであるか、

が問われるので、シャフト選びは
「打ってみなければわからない」
といわれてしまうのです。

・・・

これをもし、一言で表現するならば、
最大エネルギーをつくりだすために必要なのは
自分のスイングのタイミングでその道具のポテンシャルを
最大限に生かすことができること。

タイミングはスイングの中でレッスンプロが教えるのが
一番難しい部分でもありますが、

タイミングとは、日本語でいうと、「時間が合うこと」

(笑)

時間は、アインシュタインによれば4つ目の次元でしたね。
やっぱりアインシュタインを無視できません。
そして、アインシュタインを超えようと企んでいます。

だから、このブログでは、
話をわざわざややこしくしているようですが、
ニュートンの物理学に終わろうとしないのです。

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2009年01月07日

インパクトのタイミングを整えるということ

越谷ゴルフです。

ゴルフスイングを習得する上で
最も重要な事項として、スイングのリズムとか、
タイミングといったものがあります。

カタチだけ写真で見て美しいポーズがとれていても、
そのカタチが適切なタイミングで行われなければ
何の意味もなしませんからね。

前回までのゴルフシャフトの振動数理論とは、
ゴルフシャフトに限定して、しなり戻りのタイミングを
整える事の重要性を述べましたが、

そうすると、
自分のスイング自体のタイミングを整える事、
この重要性にも気づくと思います。

で、

ここでは、タイミングのなかでも、特に、
インパクトの瞬間に限定して、スイングのタイミングや
リズムについて考えてみましょう。

・・・

さて、

あなたは、インパクトのタイミングを、
ゴルフスイング全体のリズムの中の、
どの部分にもってきていますか?

1、2、3、だとして、3の部分ですか?

それとも、
もしかするとあなたのリズムは、同じ3でも
1、2、の、3、と間に「の」が入りますか?

人それぞれあると思います。
あなたには、あなたのインパクトのタイミング、
他の人には他の人のタイミングがあります。

ゴルフが調子悪い時、
一番崩れている可能性が高いのは、
この、タイミングが乱れてきている時である、
というのは、皆さん経験済でしょう。

その場ではわからなくても、
あとから気づいたりします。

・・・

タイミングを合わせる

この簡単な一言が、ものすごく重要なので
ここで再認識させていただいていますが、

インパクトの指示は、自分の脳が出しています。


つまり、脳波の周波数のうち、インパクトが、
どのようにチューニングされているのか。。。

スイングのどの部分にタイミングをもってくるか

・・・・

そして、
タイミングを整えるには・・・

呼吸から入る人もいるでしょう。
ルーチンワークから入る人もいるでしょう。

さらには他の事を考えずに、
スイング、そしてインパクトに集中しようと試みます。

これを、脳波の周波数的に言うと、
雑音や雑念をなくし、脳波の波の形を整えている、
とも言えます。


この、脳波の振動数理論ともいえる部分。。。

スイングのタイミングの技術的な部分にとどまらず、
ゴルフがメンタルなスポーツだと言われる部分
でもあるのですが、

タイミングを整える、ということは、
そういういろいろな意味合いをもっていると思います。


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2009年01月09日

同調。

越谷ゴルフです。

エネルギーという項目と、
タイミングという項目について、
表現を変え、例を挙げ説明してきました。
余計にわかりにくくなったかもしれませんが・・・。

わかりにくくなったかもしれませんが、
実は一つのことを説明し続けているのです。

それが、「振動」であり、「ひも理論」だったのです。

・・・

ニュートン力学でいう「力」とはエネルギーであり、
エネルギーには振動数とか周波数という概念があります。

アインシュタインから得た「時間」の概念、
当然、タイミングにも、振動数とか周波数、
という概念があります。

そして、「思考」。
思考は脳の中で起きている化学反応、
つまり脳波から微弱な電気信号というわけで、
エネルギーであり、波とか振動の概念があります。

・・・

すると、思考もエネルギーであり、力である
という考え方も出てくるわけで、

その脳波では、
雑音部分の少ないきれいな波を描いている
ほうが良いわけです。

そして、そんな全ての事項をいかに同調させるか、
これがタイミングの重要性ということ。

ちょうど、
オーケストラの各楽器がいかに良い音を出していても
同調させる指揮者がいなければ、
とんでもない雑音の塊になっているようなもの。

ここでいう各楽器部分が、道具であり、フィジカルであり、
メンタルや他の項目であり、あるいは自然環境であり、

各楽器における振動エネルギーを整えるのも重要な事、

しかしそれで全てではなく、つまり、
道具だけで全てではなく、フィジカルだけで全てではなく、
メンタルだけでも全てではなく、

全てのタイミングを合わせること、同調させること。

・・・

今回のテーマでは、ゴルフひも理論として、
ゴルフで言う物理学とは何もニュートン古典力学だけではない、
として、理論展開を図っていきました。

理論の確立まではいかなかったとしても、
法則性を見出す入り口ぐらいにはなったのではないかと
思います。


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2009年01月30日

「振動数理論」から「振動の法則」へ

越谷ゴルフです。

物理学は物質的なものを扱います。
その中で、ひも理論を紹介しました。

ひも理論では、
物質の基本的力は振動にあり、それが、
物質やエネルギーに違いをつくりだしている、
というものでした。

そして、ナイスショットを生み出すためには、
その振動を同調させる必要が、
つまり、タイミングが非常に大切であることを、
シャフトの振動数理論をとりあげて説明しました。

で、

今回は、感情、とか、マインド、思考といった、
極めて物質的ではないものを、
敢えて物理学で説明し、まとめに入ろうと思います。

というか、

以前に、脳波とは、
ホルモンといった物質によってもたらされる、
脳の中で起こっている化学反応である、
といった表現を使ったことがありますが
覚えておられるでしょうか?

脳波であれば、現在の医療技術であれば、
その電気信号を測定して調べることができます。

振動の速さ、つまり周波数やその大きさ、かたち、
そして雑音部分(雑念?)が多いとか少ないとか、
調べることができます。

しかし、もし、振動数が速すぎて、あるいは遅すぎて、
現在の科学技術をもってしても測定できないような振動も、
この世の中には存在することでしょう。

だからもし、マインドや思考といったものが、
現在測定不能の振動を発しているとするならば・・・

それは現在の測定機器では測定されないかもしれない、
しかし、人間同士、あるいはイルカ同士ではそれを感じることが
できたとしたら・・・
言い換えると、同調や共振することがあるとすれば・・・

振動の法則として、
物理学の範疇を超え、ミステリアスな世界も、
説明できることになります。

・・・

願えば叶う、という引き寄せの法則がありますが、
これも振動の法則と言い換えることができるのでしょう。

測定不能である思考やマインドといった心の振動が、
それらは振動しているのでエネルギーを持っているのですが
その周波数が同調することにより様々なものを引き寄せる。

引力として、物質的なものを引き寄せることもあるでしょう。
魅力として、人間を引き寄せることもあるでしょう。

物質的なものを引き寄せるのであれば、
もしかしたら物理学で説明できるかもしれません。
しかし、精神的なものまで引き寄せた場合、
これを科学、物理学と言っていいものかどうかわかりませんが、

少なくとも、「振動の法則」は、まだ証明されてはいませんし、
これからも証明されることもないと思いますが、
「ゴルフ究極のM理論として帰納的に法則性あり」
と、明言してもいいのではないかと思います。


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