越谷ゴルフです。
有名な幸福論に、イギリスのラッセルによる「幸福論」があります。
イギリスは、
紳士の国であり、ゴルフ発祥の地であり、合理主義発祥の地
でもあります。
なのでラッセルの「幸福論」は、
何がゴルフにおける幸福か、を考察するのに
非常に参考にしやすい内容かもしれません。
「幸福論」というと、
なにかと文学的であったり、哲学的であったり、宗教的とか、
ありがちなのですが、
もしゴルフ幸福論に法則性を見出したい、と思うならやはり、
合理的でなければいけないと思います。
・・・
ラッセルの幸福論では、
第一部「不幸の原因」
第二部「幸福をもたらすもの」
の二部構成になっています。
項目だけでも随分整理されていますね。
で、まず第一部「不幸の原因」の項目ですが、
①何が人々を不幸にするのか
たいていの不幸は事実ではなく、解釈の問題であるという提起
~ゴルフでも、ある状況を人によってはチャンスと見たり絶望を感じますね。
②バイロン風の不幸
不幸を逃れるにはいたずらに現在を嘆き、過去を懐かしむことではなく
もっと積極的に現状を受け入れるべきである
~ゴルフでも、今できる事を考えるのは重要なことです。
③競争
競争に勝つことを強調しすぎてはいけない。
~プロゴルファーは違うでしょうが、一般的なアマチュアゴルファーは、
バランスのとれたゴルフと、健全性は大切です。
④退屈と興奮
現代人は退屈をおそれ、興奮を追及しすぎている。
~フェアウエイを歩いている時間ってある意味退屈ですが
その穏やかさはゴルフで一番幸せな時間かもしれませんね。
⑤疲れ
特に、神経の疲れ。よりよい人生観を持ち精神を訓練することにより
ささいな心配事から心を開放する必要がある。
~ゴルフでも勝手に緊張して自滅するのはよくあります。
⑥ねたみ
心配事に次いで、ねたみも不幸の原因である。
~ゴルフでも、人との比較はほどほどに・・・。
⑦罪の意識
~日本人にはあまり関係ないかな(苦笑)
⑧被害妄想
自分の実力を過大評価しすぎないこと
~ゴルフは自己責任のスポーツです。
⑨世評にたいする怯え
この種の恐れが強い場合は精神的に開放されておらず不自由である。
~誰のためにゴルフをやってるんでしょうね。
自分のためですよね。
次に、第二部「幸福をもたらすもの」
⑩幸福はそれでも可能か
~ゴルフに幸福があると信じなければ幸福はありません。
疑っている人はたぶんこれを読んでいないと思います。
⑪熱意
幸福な人を特徴づけるものは熱意である
~熱意なくしてゴルフは上達しません。
⑫愛情
熱意の欠如の主な原因の一つは、
自分は愛されていないという感情である。
~自分はゴルフの神様に愛されていないのではないか
という疑いを捨てましょう。
⑬家族
~これは、強いてゴルフでいうなら恵まれた同伴者、
ということでしょうか。
⑭仕事
建設的な仕事から得られる満足は
人生における最大の満足の一つである
~ゴルフでも、目標達成や目的成就は最大の喜びです。
⑮私心のない興味
不幸な時に耐えるには、幸福な時に幅広い興味を養っておく
ことが大切である。
~ゴルフでも思いつめることなく、ココロに余裕が欲しいものです。
⑯努力とあきらめ
努力とあきらめにもバランスが大切ということ。
~ゴルフでも人事を尽くして天命を待つ
⑰幸福な人
まとめ。幸福な人とは、自分の人格が内部でも分裂していないし、
世間とも対立していない人である。
~つまり、オトナってことですね。
・・・
ゴルフにおいての注釈もつけてみましたが、
その必要なかったかもしれません。
極めて合理的な、参考になる幸福論だと思います。
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