越谷ゴルフです。
「打ち急ぐ人には、
ボールを前にしての緊張感に耐えられず、
リラックスすることもなく、集中力を高めることもなく、
悪い緊張のままスイングに入る人も多い。」
この事についてもう少し補足しておきます。
まず、
緊張って、何が理由で起きているのでしょうか。
緊張すると、肩に力が入り、表情がこわばったりしますが、
緊張する理由がわかれば対応も考えやすいと思います。
・・・
まず質問します。
アドレスをしている時は、何と向き合っていますか?
・・・
答えは、ボールです。
では、なぜ、ボールと向き合うと緊張するのですか?
・・・
ボールは、ただそこにあるだけで、
ボール側が我々を意識することはありません。
だから、ボール側から、アドレスをしているゴルファーに、
緊張ビームを発しているのではありません。
ボールとは別のところに緊張の理由があるわけです。
別に例を挙げると、
まだ告白していない片想いの人を見たときに、
全く相手が自分の事をなんとも思っていなくても、
「あの人は自分のことをどう思っているのかしら」と
そわそわと勝手に思い込むのと同じ状況なのですが、
この場合も、
全く相手は自分の事なんかなんとも考えていないので、
相手が自分に緊張ビームを発っしているのではなく、
自分が相手に対してどう思っているか、というものが、
相手に反射されて自分に返ってきている状態です。
つまり、自分から発せられた緊張の理由が、
ボールや片想いの相手に反射されて、
自分に返ってきているわけで、
緊張の本当の理由は自分にあるということ。
言い換えると、
「自分に向き合う」ことになれていない人は、
ボールや片想いの相手と向き合った時に、
自分自身が理由で、緊張してしまう恐れが高いということ。
結果、思い通りにいかない・・・。
・・・
「ボールに向き合う」ということは、
「自分に向き合う」ことと捉えていいでしょう。
毎日忙しい日々を送っていると、
なかなか自分の事をじっくりと見つめ直したり、
「自分と向き合う」時間がとりにくいとは思います。
しかし、ボールに向かうと
どうしても緊張して肩に力が入るという人は、
まずは、日記をつけてみるとか、意識して、
「自分と向き合う」時間を増やしてみてはいかがでしょうか。
たぶん、日記なんかつけている時間の余裕がない、
とおっしゃるかもしれませんが、まさにその余裕のなさが、
ボールにむかうと緊張する原因になっているかもしれません。
余裕は自然に出来上がるものではなく、
つくらないと出来ないものです。
同じ事柄の表現のウラとオモテですが、
緊張を取り除くという引き算の思考を、どこかで積極的に、
余裕をつくるという足し算の思考に切り替える
ことができればいいかと思います。
そうして、
余裕を意識できると、余裕がボールに反射して
さらに自分の気持ちを落ち着かせる・・・
この、緊張増幅と逆のパターンができている状態を、
「自信が高まっている状態」といいます。
つまり、肩の力がぬけて、
結果、思い通りにことが運ぶ状態といえるでしょう。
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