越谷ゴルフです。
「ボールに向き合うということは自分に向き合うことであり
自分と向き合うことに慣れていない人は肩に力が入る。」
をさらに深く考察します。
ボールに向き合った時、つまり、
自分に向き合った時というのは、
一体自分の、どういう部分に緊張するのか
ずばり、緊張を引き起こす核心の部分に迫ってみます。
まず一つの例を少しだけ考えてみてください。
・・・
虎などの猫科の肉食動物が
獲物となる動物を見つけた時、
彼らは、「自分はうまく獲物が獲れるだろうか・・・」と
緊張するでしょうか。
・・・たぶん、緊張していないでしょうね。
野良猫を観察しているとわかるのですが、
獲物を捕えられない事への、「失敗への恐れや不安」
というものは感じられません。
というか、獲物しか視界には存在しない。
まさに、本能で獲物を狙っている状態です。
そして全力で捕まえにいきます。
もし、この野良猫が、獲物を上手く獲れるかどうか
ということに不安を持ったとしたら、
おそらく獲物を捕まえることはできないでしょう。
なぜなら、
狙われた方も、本能により必死に全力で逃げるからです。
(うまく逃げられるかしらと不安になる動物もいません。
逃げられるかどうか不安では絶対に逃げられません。)
・・・
では話をゴルフに戻します。
ボールを前にして緊張する人は、まず間違いなく、
自分が上手く打てるかどうか、という事に
「恐れや不安」を感じています。
そうすると、池越えのショートホールなどでは
うまく池が越えられるだろうか・・・と緊張することでしょう。
そして肩に力が入り、失敗します。
一方、ゴルフが強い人というのは、
池があることは知っていても、池は見えておらず、
グリーンしか視界にはいっていいない。
まさに本能で全力で、グリーンを狙っている状態。
・・・
自分自身と向き合うということは、
つまり、「不安や恐れ」を克服すること。
そして、「本能」という強さの秘密の部分についても、
少し述べました。
次回、もう少し、この緊張という精神状態について続けます。
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