越谷ゴルフです。
本番のゴルフコースでは、ボールを打つ前に、
「どちらの方向に打つか」
「何ヤード打つか」
そして球筋について
「高い球にするか、低い球にするか」
「ドローでいくか、フェードでいくか」
「スピンを効かせるか」
など、目標について、
手順を含めていろいろなことを考えます。
練習場でいくら打っても上手くならない人は、
まず、この目標があいまいです。
だから、手順もあいまいです。
たまたまのナイスショットの手応えの感触が忘れられなくて、
ただ闇雲に、もう一度あの手応えを得ようと、
クラブを振り回している人が非常に多いのです。
まず、球筋の目標をきっちりと決めなくては、
どんなに手応えの良いショットをしても、
どんなに綺麗なスイングであっても、
「打つ方向が間違っている」
「打つ距離を間違っている」
「打つ球筋を間違っている」
など、
東京から大阪を目標に移動するのに新幹線に乗らず、
成田空港からハワイ旅行の手続きをするようなことを
一生懸命練習していることになります。
実は、練習場でも、
一打一打が単なるスイング練習だけではなく、
目標設定の練習でもあるのです。
目標設定するから手順も決まります。
ハワイ旅行はゴルフでいうところの
ナイスショットぐらい気持ちのいいことでしょう。
しかし、
ハワイに行くことは素晴らしいことかもしれませんが、
ここでの目標が大阪に行くことならば、
全く意味がない。
つまり、
目標を持たずして練習しても全く意味がない。
まず、これが一点目。
それから、
ハワイ行きの飛行機に乗ったけれど、
どうしても大阪に行きたくて、
ハイジャックを企む人も非常に多い。
・・・どういうことかというと、
離陸した飛行機は、乗客であるあなたには既に、
コントロールできないもので、パイロットに身を任せる
ことしかできないはずのものですが、
間違った方向に、間違った打ち方で、ボールを打って、
それでいながら、「曲がれー!」と大声を張り上げる・・・。
飛んでいったボールもコントロールできないものです。
ハイジャックして行き先を変えることもできなければ、
念力で曲げることもできません。
ドローが打ちたければ、
ドローになるような打ち方をする必要があります。
ゴルファーができるのは、そこまで。
これが二点目。
前回説明したように、
スコアがコントロールできないのと同様、
球筋もいったん飛んでしまえばコントロールできません。
つまり、
ドローにボールを曲げることはできないけど、
ドローに曲がるような打ち方は練習すればできるのです。
結果としてドローボールになるのです。
・・・
このニュアンスしっかり押さえてください。
目標の考え方が変わります。
何を目標に練習すればいいのかが変わってきます。
また、
新幹線のキップの買い方がわからない人は、
知っている人に聞くでしょう。
たまたま
新幹線のキップを買うのは非常に難しいのですが、
キップ売り場に行けば、簡単に買うことができます。
ドローの打ち方がわからなければ、
知っている人に聞いてください。
・・・
目標があいまいでは手順も決まらないということと、
そして、そのために必要なことで、なおかつ、可能なこと、
を目標にしましょう。
目標設定が苦手な人は、目標設定の練習をしてください。
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