越谷ゴルフです。
パターのような、静的な状態での目標感覚と、
実際にスイングしている時の、
動的な状態での目標感覚について、
前回考えていただきました。
動的な場合は、
実際の目標方向と、意図する目標方向がズレやすい、
ということはすぐに気がつくと思いますが、
もう一つ大切なことがあります。
・・・
物理上の問題なのですが、
力には、方向(ベクトル)と、大きさがあります。
パターのような、直線といえる運動であれば、
目標の方向と、力の方向を一致させることを考えれば
いいのですが、
スイングは、円運動なので、
目標の方向と、加えるべき力の方向が必ずしも一致しません。
円運動における力の向きは、
支点(円の中心)、力点、作用点の位置関係によって、
力点における力の方向と、作用点(目標)における力の方向が
全く逆になることがあります。
円運動で目標を狙うには、「テコの原理」を考慮しなければ、
力を入れる方向が定まりません。
つまり、
シーソーのように、目標方向に力を向けるということは、
反対方向に力を向ける場合もある、ということです。
ここに注意してほしいのです。
ズレるどころではなく、全く逆の場合もあるのです。
この部分を、
目標感覚を身につけるときに忘れないようにしましょう。
・・・円運動で、丸いボールを打つのですから、
ボールやフェースの芯を外すと、
さらに逆の方向に力が働き、力が複雑になりますから、
そういう意味でも、芯を外さないことは大切ですね。
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