越谷ゴルフです。
②「対応」について続けます。まずその前に・・・
ラウンドした後、練習場に直行する人はどの位いるでしょうか。
「えっ?練習ってラウンドする前にするんじゃないの!?」
とはっきり言う人もいれば、
「そうなんだよね。ラウンド後の練習は効果あるって言うよね」
とわかっている人もいます。
わかっている人でも、
実際に、ラウンド後に練習される方は少数派です。
・・・実は、「本番を想定」という意味では、
ラウンド直後の練習では、
その日のラウンドしたコースを強く思い出すので
あの一打はどうだった、あそこはこう攻めるのが良かったと、
無意識のうちに、「実際にコースでどのように打つか」を
考えながらボールに向かう状態になります。
だから、効果があるのです。
・・・
ラウンド後の練習というのは、本番を想定した練習の一例ですが、
ラウンド後って疲れていますね。
早くビール飲んで寝たいですね(笑)
これは目先の「やりたいこと」。
しかし、ラウンド後などの本番を想定した練習は
成果を出すという目的の上では本当は、「やるべきこと」。
ここで問題になるのは、
「そうなんだよね。ラウンド後の練習は効果あるって言うよね」
と、わかっているのにやらない人です。
どちらを優先させる思考習慣や行動習慣が自分にあるか。
「やりたいこと」より「やるべきこと」をどれだけ普段から優先できるか、
これが、実は「対応力」のマインドの部分なのです。
また、一度に二つのことはできないので、
「やりたいこと」と「やるべきこと」のどちらか一つに決めることも
「決断」というのですが、
成果が出る「対応力」をもっている人は、
「やりたいこと」と「やるべきこと」が自然と一致していますから、
「決断」とは、通常はそんなに大げさなものではありません。
だから、決断において「悩む」ことがなく、当然にその行動を選択します。
「悩む」ことがないから行動に切れがあり、
行動に切れがあるから結果につながる「対応力」をみせます。
「決断」にエネルギーを使いすぎず、「やるべきこと」を迷うことなく行なう。
高い対応力とは、そんな無意識の行動習慣のことをいいます。
つまり、高い対応力を身に付けるにはどうすればいいか
についての回答は、普段から、そんな無意識の行動習慣を身に付ける、
そう心がけること、ということになります。
(ラウンド後に、練習場に行くのが当たり前の人は、行く理由など
いちいち考えていません。
無意識に練習場に足が向かう、習慣とはそういうものです。)
そんな、普段から心がけできない(笑)という方は、
ゴルフだけでもそう心がけてみましょう。
そのゴルフで培った習慣は、きっと日常生活でも、お仕事でも
役に立つことでしょう。
・・・
ゴルフの場合はたいてい、想定の範囲内のことしか起きませんが、
想定の範囲外のことが起きたときの「対応力」についても、
上記と同様、「何をやるべきか」についての判断、つまり、
成果を出すための判断基準がしっかり習慣に刻まれていれば、
十分対応できると思います。
対応について、次回も続けます。
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