越谷ゴルフです。
ほとんど例外なくすべてのゴルファーは、
もっとゴルフが上手くなりたいと思っています。
でも、なかなか上手くならないので
しばらく一生懸命練習していたかと思うと、
ふっ、と練習を、ゴルフを止めてしまいます。
そんな人たちも、
努力して練習をしなければ上達しない、ということは
よく知っているし、努力をしようという気がないわけではない。
なのに、なぜ、途中で投げ出してしまうのか。
その理由は、なかなかうまくならないから、ではなく、
というより、本当は、
努力の方法を知らないから。
これを前回のように、幸田露伴流に言うと、
「努力の方法を知るものは幸福である」
とも表現できます。
・・・
努力をする、と言う行為は、
現在の自分の実力より一段上のレベルの行動を、
習慣になるように繰り返し繰り返し行うことなので、
上手くいかなくて当たり前、とも言えるのですが、
今まで自分がやりたくてもできなかった、
それができるようになる、
だから、うれしいわけで、幸福を感じます。
だから、ゴルフはおもしろいのです。
そして努力の方法とは、強い意志の力が全てではなく、
意志の力が全てだと思う、その思い込みが、
失敗が続いたときに挫折を生むわけで、
上手くいくかいかないかの分かれ目は、
自分の能力を引き上げる技術があるかないか、
そして、そのための工夫ができるかどうか
言い換えれば、絶対自分には無理と思えることにも
上手く背伸びして挑戦できるかどうか
が、重要なポイントとも言えます。
・・・例えば、
良い本というのは、難解なので読んでいると眠たくなりますね。
自分の知らないことを書いてあるから難解に感じるのは当たり前で、
そこで、目次から読んで大意を得ようとしたり、
行間に書き込みをしたり、線を引いてみたり、
わからない部分はそのままにしてとりあえず続きを読んでみるなど
眠くならず、少しでも内容がわかるようになるための技術があり、
そうしながら一冊の本を読みきることが努力であり、
読みきったことにより、得るものは非常に大きいのですが、
ここでいう努力の技術とは、書き込みをしたり線を引くこと。
なのに、その本に書いてあることを全て理解しようと、
何の技術もなく、最初からうんうんうなりながら読むと、
数ページでダウンすることもあります。
そして、誰もが最初からは努力の技術を知らないのですから、
そういった場合、どうすれば上手く背伸びが出来るのか・・・・
これも、幸田露伴によると、
良き師につくことの重要性を強く述べています。
我流ではなく、他人の力を上手く借りること。
・・・
さて、幸福や努力という意味において、
他人との関わりについての部分はさらにさまざまなパターンを、
幸田露伴が述べているので次回も続けます。
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