越谷ゴルフです。
論理を厳密にしていくには数学的アプローチが必須でしたが、
現代においては、論理学が数学的手法を導入して発展していった
というよりは、
数学者が数学だけで解決できない問題について論理学を導入した、
という色合いが濃いように思います。
そして、結果的に論理学と数学が融合されていき、
理論の構築方法にもより高度な数学的手法が用いられることになった
というのが本当のところではないでしょうか。
数学者の立場から考えると、
「なぜ1+1は2であるか」とか、「そもそも数学とはなにか」
という哲学的な基本命題については、
数学的アプローチでは答えがでないから、
数学者が論理学的アプローチを深めていったのでしょう。
ゴルフ理論にも構築の歴史、伝統にも、
同じような部分が多々あるかと思います。
数学的アプローチとは例えば、
「今日は寒い」という表現ではなく、
寒いというあいまいな表現を排除して、
「今日は最高気温が3℃」だった、
という表現をすることですが、
ゴルフ理論も厳密性を深めていくと、
タイミングや角度など、感覚をできるだけ数値化しようという
試みが行われていきます。
・・・
数学的手法により数値化、記号化されることにより、
パソコンに入力して分析できるようになります。
だから、
現代におけるゴルフ理論にも、パソコンによる分析は必須
というわけですね。
これからのゴルフ理論にさらなる展開があるとしたら、
パソコンの進歩に負う部分が大きいと言わざるをえないかも
しれません。
ただ、「有機体」であるゴルフを分析、理論化していくには、
思考能力という部分において、まだまだパソコンは人間レベル
ではないということ、
また、少なくとも、ゴルフは人間がするもので、
パソコンがするものではないということ。
そして、極めて哲学的な問題、例えば、
「ゴルフとは一体なにか」といった命題を論理するには、
やはり、論理学の歴史を大いに参考にしながら
追求していくしかないのかもしれませんね。(笑)
ここに、現在のところ、数学的アプローチの限界があります。
・・・
論理を語るには、
「矛盾」の問題など、をもう少し補足しておく必要があると思います。
まだ続けます。
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