越谷ゴルフです。
ゴルフにおいても、
「絶対的な理論があるのか」を考える人、
追求する人がいることでしょう。
ご安心ください。
ゴルフの絶対理論を追及している人に今回の話は
大いに参考になります。
理論として構築していくには、
帰納的推理より演繹的推理のほうが、根拠が明確な分、
一般に、理論展開していくにはやりやすいです。
実は、論理学の歴史においても、
古代アリストテレスの時代の後、中世ヨーロッパにおける
キリスト教義の解釈や組織化において、
演繹的展開が中心となりました。
特に、「普遍は存在するのか」という命題は
実在論と、唯名論の長きにわたる論争は普遍論争として、
あるいは、「はたして神は存在するのか」といった問い等、
中世ヨーロッパでは、
当時のキリスト教神学とその補助的なスコラ哲学として、
散々と議論されている部分です。
たぶん、
神の存在を経験する人はそんなにいなかった(笑)
ので、どうしてもキリスト教の教義の展開には、演繹的手法を
使わざるを得なかったのでしょう。
その歴史から考えると、あなたの悩み、
「はたしてゴルフの絶対理論は存在するのか」
というものも小さなことで、
演繹的推理におわり、なかなか結論が出ない、
というのも、うなずけることですね。
・・・
ゴルフが上手くなるには丁寧に一球一球打って、
経験的データを積み重ね、帰納的に、
本質を自分のものにしていくとともに、
ただボールを数打てばいいというものではなく、
ゴルフスクールにおけるいわゆる座学、つまり
教科書を開いてお勉強するという演繹的な方法も
とる必要があるのも事実です。
本来、本質を追求するためには、両者のバランスを
しっかりとらないといけないにもかかわらず、
どちらかに偏りがちなものです。
で、まずここでは、新しい理論や知識の吸収には貪欲であるが
あまり練習しない頭デッカチな人、それでいて上手くなりたい人、
理屈っぽくて演繹的な人を対象としたのですが、
(なぜなら、これを読んでいる人には
そんな人しかいないと思ったので。自爆)
中世ヨーロッパの次の時代、つまり近代においては、
論理学において、この演繹論理手法と帰納論理手法が、
高度に融合されていきます。
なので、
あなたのゴルフ理論を高度に融合させるために、
次回もご期待下さい(笑)
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