越谷ゴルフです。
誰でも、小学生や中学生の頃、
自分の小遣いで初めて買った、
思い出のレコードというのがあると思います。
その時のことを思い出していただきたい。
・・・限られた小遣いのなかで、
買うべきか買わないべきか、さんざん迷い、
ラジオで何回も聞いたことがある曲にもかかわらず、
それでもなんとか自分の手元に置いておきたいと思った
ことかもしれません。
そして、買ったあとは、何回も何回も繰り返し聴き、
歌詞カードはボロボロになるまで見て、
演奏や歌の本当に細部の細部まで完璧に覚えてしまう・・・。
あの感覚を、あの想い出を、
現在の自分のゴルフでも再現できるのではないでしょうか。
・・・
一本のクラブをひたすら何回も何回も繰り返し練習し、
そのクラブでのスイングの感覚を、ボールを打つ感覚を、
本当に細部の細部まで、ああ、こういう感じなんだと楽しむ。
そんなクラブがあるのとないのとでは、
ゴルフに対する考え方もおのずと違ってくるように思います。
確かに、まんべんなく全てのクラブを完璧にマスターするに
越したことはありません。
しかし、アマチュアゴルファーは
ゴルフをする時間が極めて限られており、
14本マスターするのでさえ、
なかなか簡単ではないと思います。
さらには、これだけ次々と新しいクラブが販売され、
目移りをしやすい状況では、特に初級、中級者において、
腕を磨くといえるほど一本のクラブに愛着をもつことは
極めて難しくなっているのかもしれません。
帰ることができる原点がある。
これは大切なことだと思います。
・・・
原点があるということは、
自分のスイングの基準がある、ということや、
道具を選ぶ基準がある、ということにつながります。
原点がない、基準がない、とすると、
様々なスイング理論に翻弄され、
確信もなく、次々とクラブの買い換えに散財する、
ということにもなりかねないかもしれません。
基準がない、ということは、
新しいスイング理論を知っても、
新しいクラブを手にしても、
その良さがわからない・・・。
いろいろ試してみることは、確かに楽しいです。
しかし、それだけでは知ることができない部分があります。
一本に執着することは、選択の楽しみを奪われます。
しかし、だからこそ、得られるものもあるのではないでしょうか。
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