越谷ゴルフです。
仮想のイメージについて、まだつづけます。
アマチュアの1スイングに実際にかかる時間は約3秒、
タイガーウッズで1.7秒かかります。
でも、仮想イメージで考えてみるとどうでしょうか。
タイガーウッズはダウンスイングやインパクトの、
スイングスピードがピークのところでも、
スイングを止める事ができるといいます。
また、まだビデオがなかった頃の話ですが、
ベンホーガンも、自分のスイングの解説をするにあたって、
スイング中のどの部分でも、スイングを止めることが
できたそうです。
なぜ、そんなことができるかというと、
スイングの現実の所要時間は1.7秒であっても、
仮想イメージでのスイング、つまり、
アタマのなかで、自分がどんなスイングをしているか、
という認識は、1.7秒ではなく、もっと長いということ。
仮想イメージの世界では、
時間を止めることも、ゆっくりにすることも逆に
光より速くすることもできます。
また、ありえない事、例えばアルバトロスも、
仮想イメージの世界では可能です。
だって、「あの世」が仮想できるのですから(笑)
・・・仮想イメージの世界とは、
意識上、無意識を問わず、アタマの中につくりあげられた、
イメージの世界をさします。
意識上にイメージするものだけでなく、
すでに無意識にまで落とし込まれたイメージもさします。
で、先ほどの、
タイガーウッズのスイングの仮想イメージの時間は
1.7秒より長いという話ですが、
とてつもなく緻密で膨大な情報量があるので、
アマチュアの何十倍も何百倍もあるいはそれ以上の長さ
に感じていることでしょう。
だから、仮想イメージでスイングを止めると、
現実のスイングも途中で止めることができるのです。
つまり、ゴルフスイングを習得するのは、
まず理想のスイングの仮説イメージがどういう状態かを
知ることが大切で、
そして、それを現実に実現させていくということと
言ってもいいのではないでしょうか。
・・・
レッスンで教わったり、雑誌で見た内容などを
まずアタマの中で、こうするんだ、という仮想イメージを
つくります。
あるいは、自分でこうすればボールが曲がらないのではないか、
などアタマの中で仮想イメージをつくります。
当然、仮想イメージの世界ではうまくいくのですが、
その仮想イメージを現実に実現させようとする行為
のことを練習といいます。
もし、仮想イメージのとおりに実現できないとすれば、
両者にギャップがあるわけで、ギャップを知るのも
新たに仮想のイメージを作り直すデータを収集することであり、
練習の目的になります。
ギャップの原因は、
1.仮想イメージそのものが間違っている。
理にかなっていないから実現不可能。
2.仮想イメージ通りに実体であるカラダが動いていない。
この二つに絞られます。
仮想イメージと、現実が一致した時に満足感を得ます。
スイングの一コマ一コマに納得感をもっている、とも
いえます。
練習の効率をあげたいならば、
1.間違った仮想イメージをつくりあげると、一生上達しません。
2.仮想イメージが正しいけど、そのとおりにカラダが動かない
ということであれば、その正しい動きをできるようになるまで練習する
この2.が、効率的な練習を意味します。
そして、1.をいかにつくりあげるかに、
効率的な練習ができるかどうか、がかかっています。
練習しても納得がいかない、とすれば、
やはり、スイングの仮想イメージの一コマ一コマが、
現実のスイングの一コマ一コマと一致していない。
この感覚のズレともいえるものも、原因はやはりこの
1.と2.の部分にあります。
・・・仮想イメージの存在を認識していただけましたか?
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