越谷ゴルフです。
多くのゴルフ理論やレッスン記事が
数多く出回っていますから、
果たしてどれが正しいの?とお悩みの方も
多いと思います。
その際に、ここを押さえておけば間違いがない、
というポイントを一つ挙げておくならば、
「何をしなさい」とだけ記述しているレッスンではなく、
「なぜそうするのか」の理由をきちんと述べてある
ものを選ぶほうが、間違いは少ないです。
その理由は、
理由をきちんと述べてあるものは、ある考えに基づいて
書かれており、考え方を知ることができるので、
情況が変わっても使えるから。
「こうすればいい」とだけ書かれているものは、
人の受け売りだけでも出来ますし、
もしかしたらただの思いつきの恐れもあります。
例えば、植民地時代の占領国の政策ですが
(いつもながら、脈絡のない例ですみません。)
占領国にとって、属国には「なぜそうしなければいけないか」
考えてもらうと非常に政治的に不都合でしたので、
「こうしなさい」と、力で強制する政策をとっていました。
つまり、考える力を奪い、自立させないためです。
ゴルフレッスンの場合は、「こうしなさい!」と言ってみても、
力で強制することはできませんので、
派手な表現で、「トッププロがそうしている!」とか、
刺激的で「おや!なんだろう?」と興味を必要以上にあおる
ように書かれています。
なぜトッププロがそうしているのか、など、
その理由まできちんと踏み込んでみないことには、
一般ゴルファーには意味がありません。
プロがそうしている根拠そのものが、アマチュアに
当てはまらないケースが多いからです。
あまり実例としては書きたくないのですが・・・
ダウンスイングはザルソバをひっくり返して
足元に叩きつけるように・・・
なんて表現がどこかで使われていたようです。
非常に印象に残る表現ですが、一般的に、
スライサーが多いアマチュアゴルファーがそんな事をしたら
ますますスライスがひどくなるか、
上体の突っ込みからダフるか、ひっかけるか、が
関の山でしょう。
実際に、「あの雑誌読んでからスイングおかしくなった・・・」
のボヤキ声が、練習場で聞こえてますよ。
つまり、アマチュアの場合は、
ザルソバをひっくり返し足元に叩きつけないように打つほうが、
上手くいくことが多い、かもしれない(笑)
あえて理由を書くと、そうしたほうが、
右肩をはじめ上体が突っ込まないから。
読者も、こういった悲劇を避けるためには、
なぜそうしなければいけないか、
の理由をしっかり確認してください。
コンピューターで計算された数字は間違いがない、
という先入観がありますが、式が違えば答えは間違い。
レッスン書に活字で書かれていることは間違いがない、
という先入観も捨ててください。
メンタル面のレッスン書は、理由を明確にした、
比較的親切なものが多いですが、
仮に、その本に、
「パッテイングは落ち着いて打つことが大切です。」
とだけ書かれて、
なぜ緊張してしまうのか、とか、
どうやったら落ち着いてパッテイングすることができるか
について言及していない本をあなたは買いますか?
たぶん、知りたい部分が書かれていないので
買わないと思います。
・・・
スイングなどの技術書も、雑誌も、同様の基準で
パラパラめくってみると、どれを選べばいいか、信じていいか
が見えてくると思います。
なぜ、そうしなければいけないか、
の理由を明確に述べているものを選んでください。
結局、ゴルフは自立し、自己責任が求められます。
したがって、考える力を養うことが重要です。
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