越谷ゴルフです。
「美味しい牡蠣は森がつくる」
という言葉があります。
これは、ファーストフードの反対語である、
スローフードの言葉ですが、
矛盾したような表現ですが、
意味は非常にわかりやすいです。
牡蠣は、海の生き物なので、
森は関係なさそうなのですが、
良い森林から流れ出た栄養分が
川を流れて海に注ぎ込まれるから
美味しい牡蠣は森がつくる、というわけですが、
実は、「自然」という大きな枠組みで考えると、
決して矛盾した表現ではありません。
・・・
スローフードの考えでは、
美味しい食事を楽しもうと思うなら、
ゆっくりと時間をかけて準備し、
時間をかけてゆっくり味わう事が
大切になります。
ただ、スローフードの欠点は、
時間がかかり過ぎることと、高価になることが多い
ので、現実的でない部分も多いという事。
だから、スローフードを提唱する人達も、
ハンバーガーや冷凍食品といった
ファーストフードを否定しません。
うまくスローフードを取り込んで、
食事を楽しんでください
という表現にとどめる人が多いです。
ファーストフードだけでは食事の楽しみが薄れ、
カロリーは摂取できるけど、必要な栄養分は
不足するものです。
・・・
さて、ゴルフでも同じようなことがたくさんあります。
とにかく飛ぶから、と、安易にファーストフード的な
道具選びをし、ノウハウを取り入れ、
結果が良くないとすぐに使い捨てる人も多い。
もっとよく道具を選ぶにも思いつきでなく、
失敗のないような吟味をし、
自分のゴルフを知り、
現在の道具も知っていただきたい。
新品を買うよりも高価になるかもしれませんが、
使い慣れた道具を、自分に必要な栄養バランスをとるような
リメイクをしたほうが、ずっとゴルフが楽しくなる、
かもしれません。
そして時間をかけて道具になじみ、スイングを熟成させ、
今日明日の最高飛距離や自己ベストスコアを
すぐに求めるのではなく、急がずにゆっくりと上手くなる。
ある意味、非常に贅沢な、
ゴルフの楽しみ方ともいえるでしょう。
もし、プロを目指さないのであれば、
美味しい牡蠣をつくるために、森のことを考えるような
ゴルフをしてみてもいいかもしれません。
・・・ゴルフを楽しむには。
一見矛盾するような無駄なことも、
楽しいのであれば、長い目でみると、
ゴルフの栄養分になっているのでしょう。
そして、ファーストフード的なゴルフも否定しません。
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