越谷ゴルフです。
前回、原因と結果の法則の誤解の中で、
原因と理由を混同すると矛盾を感じる、ことに触れました。
今回は、その矛盾を乗り越える考え方にいきます。
で、凄いタイトルをつけました(笑)
前回の、矛盾を感じますよ、と分析しただけで終わっては
じゃあどうすればいいのかがわからない状況には変わず、
良くならなりません。
ここは大切な部分だと思います。
例えば、
仕事で失敗して会社で上司に怒られたとしましょう。
こんな時は、帰りにビールでも飲みにいって
カラオケにでもいくと、スカッとします。
この場合のビールやカラオケは、
落ち込んだ気持ちを消してくれる原因になります。
しかし、気持ちが落ち込む理由はそのまま残ります。
(逆に言うと、上司に怒られたことは、
飲みにいく理由にはなりますが、
原因にはならないともいえます・・・。)
それで、ゴルフの場合ですが、
3パットでダボやトリを叩いた後の気持の切り替え
ですが、
まず、この場合、平静になることが必要と思われますが、
平静を装うだけでは、気持を落ち込む原因を
何も消していません。
だから、動揺しているという結果は変わりません。
もし動揺を消したいのなら、
水を飲んで深呼吸するなど何か別のことをするか、
時間の経過を待つなど、気持ちを切り替える何か
が必要です。
しかしゴルフではグズグズとしたスロープレーは
許されないのでなかなか上手くいかないものです。
忘れようとすればするほど、忘れられないという
潜在意識の性質もあります。
そして
原因を変えなければ、結果が変わりません。
・・・
もっと突っ込むと、
別に平静にならなくても、3パットになる原因を消せば
3パットは消えます。付随して動揺も消えます。
戦うべき相手は、落ち込んでいる感情ではなく、
3パットのほうです。つまり、
3パットの理由を確かめようとし、
動揺の原因を消そうとする、のではなく、
3パットの原因を確かめると、
動揺の理由が結果として消えます。
いうなれば、
動揺している状況にもかかわらず、
3パットの原因を認識し、克服していく経験、
これが、悲劇を勝利に変える力です。
動揺と戦っているうちは3パットは消えない、
ということです。
気持を切り替える必要は、必ずしもありません。
気持を入れ替えなければ上手くいかないという
固定観念が、悩みを生むのです。
原因と理由の違いについて、
この点を考えていただけたらと思います。
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