越谷ゴルフです。
成果主義と対比して減点主義を挙げました。
もうすこしこのあたり補足しますと、
両者では、「成功と失敗」についてどう扱うか、が大きく異なります。
減点主義では成功を必ずしも要しませんが、失敗は絶対ダメ。
成果主義では失敗をしても構いませんが、成功は絶対必要。
つまり、意識の焦点をどちらに向けるかが違います。
「失敗」に焦点を合わせるか、「成功」に焦点を合わせるか。
意識をどちらに向けるかによっても結果が違うことは、
なぜか池に入れてしまうアマチュアの例もありましたが、
行動にあたって、「失敗しないには・・・」を判断基準としているか、
行動にあたって、「成果を挙げるには・・・」を判断基準としているか、
まずここが違います。
「失敗を恐れるな」と言う言葉を前回取り上げました。しかし
成果主義者の場合は、そもそも失敗は恐ろしいものではありません。
減点主義では、失敗することに恐れや不安を感じるように、
成果主義の場合は、何も成果が出ないことのほうに、むしろ
恐れや不安を感じるとも言い換えられます。
また、「失敗は成功の母」という言葉は、実は成果主義の言葉で、
成功するためには失敗は当たり前、通過ポイントなのです。
減点主義の場合はそもそも失敗が許されていないので、
そんな言葉は存在しないのです。
・・・つまり、「失敗」という言葉を聞いて連想するイメージが違うのです。
「失敗」「成功」「失敗は成功の母」といった言葉を聞いて、
自分がどのように感じているか、考えているか、受け止めているか、
一度点検してみてはいかがですか?
もし、あなたが減点主義が原因で、上達という成功から縁遠いとしたら、
これらの言葉の解釈を、つまり、アタマの中の辞書というか、
思考パターンを成果主義バージョンに書き換える必要があります。
例をあげると、
ミスショットはゴルフにおいてプロでも当たり前に発生するものなのですが、
上達しない、成果が出ないと嘆く人ほど減点主義に染まっていて
一発のミスに厳しく、常に完璧を求めることより、些細なミスを嘆き、
スコアが大崩れてして自滅していく、というケースは大いにあると思います。
少なくともこの筆者の身をもって知っている(?)パターンです。
さて、次回は、「失敗」についての取扱をもう少し深めて、
「強さ」の秘密である「無謀」と「冒険」の違いについてもう少し解説しましょう。
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