ゴルフの楽しみ
越谷ゴルフです。
ショーペンハウアーが言うには、
~英語で「楽しむ」ことを
「自分を楽しむ」というのは極めて適切な表現だ。
例えば He enjoys himself at Paris.
「彼はパリで自分自身を楽しむ」と言い
「彼はパリを楽しむ」とは言わない。
これをゴルフに置き換えるなら、
「ゴルフを楽しむ」のではなくて、
「ゴルフをする自分自身を楽しむ」
といったところでしょうか。
~個性が下劣であるならば、どんな享楽も、
胆汁をぬたくった口に美酒を含むようなものである
・・・
極めて痛烈で皮肉な表現ですが的確だと思います。
確かに誰でも、ゴルフをやっても楽しくない気分の時に、
他のどんな遊びをやっても楽しくない場合があります。
これを気分だけでなく、その人の個性というか、
その人の人格面までショーペンハウアーは踏み込んでいます。
別の言い方をすると、
ゴルフを単なる享楽として以上に楽しめる人は、
自分自身を楽しむ技術をもっているのだから、
ゴルフだけでなく、他のことをしても自分を楽しむことができる
ということかもしれません。
遊びだけでなく仕事も楽しめる人かもしれません。
・・・
ご存知のとおり、ゴルフに求めるもの、
あるいは、ゴルフのおもしろさや楽しさとは、
何も享楽的な側面ばかりではありませんね。
ではその求めるものとか楽しさって
一体何なのですか?
と、一生懸命まわりを探し回っていたら、
実は灯台下暗し、というか、
楽しみとか幸福というものは自分の外側にあるのではなく、
つまりゴルフにあるのではなく、自分自身の内側にある
ということなのですが、
先ほどのパリの話ではないですが、
海外旅行してきてそこから得たものは
観光というより、わざわざ海外まで行ってきたのに、
実は自分自身の発見であった、という
家でもできそうなことに数十万円とか使うこと
はよくあることで、
ゴルフの楽しみもしかり、
ゴルフというものは、享楽的にただ打てばいいというものではなく、
自分自身を見つめ直すいい機会、きっかけである
という解釈で臨んでみるのも
ゴルフから幸福を得る近道かもしれません。
ゴルフから得る幸福とは、
お金使わなきゃ得られないかもしれないが、
お金では買えないもの、というか・・・(笑)
・・・
朝一のスタートホールでは上手く打てるかな、とか
ドキドキしますね。
そんな自分を冷静に見る、つまり
今自分はどんな感情か、といういうことを考えてみるのは、
実はゴルフを通じて、自分自身を楽しんでいる、
ということではないでしょうか。
あるいは、欲しいゴルフクラブを目にして、
享楽的に衝動買いするのもいいかもしれませんが、
そこに、衝動買いしそうな自分がいる、と客観的になって
自分自身をみるのも同じことかもしれません。
自分の失敗の経験を反省してみれば
よくわかると思います。
そして、ああなるほど、と感じることがあるならば
それでいいと思います。
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