越谷ゴルフです。
成果を残すために、
リスクとリターンの関係の、
誤解しやすい部分を補足しておきましょう。
ハイリスク・ハイリターン、ローリスク・ローリターンと、
一般的にはよく言われます。
しかし、ゴルフの場合は、
必ずしもハイリスクだからハイリターンとは限りませんし、
ローリスクだからローリターンとも限りません。
つまり、
ハイリスク・ローリターンもあれば、ローリスク・ハイリターンも
あるということ。
リスクをとれば見合うだけのリターンが必ずある、
と思い込むことは極めて危険で、
そう思い込んでしまうと、リターンを追いかけているはずが、
知らない間にリスクだけを追いかけていた、という状態に
なる恐れがあります。
ゴルフの場合は、リスクをできるだけ避ける方が、成果が、
つまりスコアというリターンがあるので、ローリスク・ハイリターンの
方法を探すことが、一番成果につながります。
この部分について、もう少し説明しておきましょう。
なぜゴルフの場合は、
ハイリスク・ハイリターンではなくて、ローリスク・ハイリターンなのか。
・・・
前回まで、リスクや失敗対策について大きく取り上げてきたので
リスクをとることがそんなに必要なのか、全く恐れてはいけないのか
という誤解をする人もいると思われます。
でも、それは、
リスクが表面化した状況や、緊迫した状況での対処法、考え方であって、
やはり危険な状況が出来るだけ少なく、順風満帆なプレーができるなら、
そのほうが、スコアが良いに決まっています。
なぜ、ローリスク・ハイリターンなのか。
・・・
それは、
ゴルフには落とし穴(トラップ)が多すぎるから。
前回までの表現でいうならば、
ゴルフには見えていない潜在的なリスクがあまりにも多いから。
・・・実はここからの説明がやっかいなのですが、
特に前回説明した発揮率の部分、つまり心理面は
リスクが地雷のように見えない所に埋まっている、というよりは、
むしろ、見えないリスクそのものなのです。
だから、ローリスク・ハイリターンと考えておいたぐらいで
既にハイリスク・ハイリターン状態なのです。
それなのに、さらにリスクをとるとしたら、
超ハイリスクでノーリターンになってしまうのです。
見えない敵と戦う事ほど難しい事はありません。
コースレイアウトやボールのライなど、
見えている部分だけで判断してローリスクに思えても、
見えていない部分は常にハイリスクを抱えているということ。
そんな説明の中間部を省略するとしたら、最初に言ったとおり、
ゴルフは、ローリスク・ハイリターンですよと言い切ったほうが
誤解が少ないかもしれません。
それにしても誤解のない表現は難しいです。
・・・
ゴルフ以外でもマネジメントが必要とされる分野については、
同じ傾向があると思いますがいかがでしょうか。
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