振動数理論
越谷ゴルフです。
ゴルフでいうところの振動数理論とは、
計測器にグリップを固定し、ヘッドを軽くしならせて手を離し、
一分間に何回ヘッドがしなり戻りを繰り返すかの回数を
計測したものを使います。
つまり、数値(cpm)が大きいほど、
しなり戻りのタイミングが速いわけですが、
ゴルフの振動数理論における主張は、
ゴルフスイングにおいてテイクバックからトップ、切り替えし
そしてダウンスイングからインパクトに至るのに際し、
そのゴルフクラブのしなりもどりのタイミングが、
自分のスイングのタイミングに合っていれば
インパクトの瞬間にクラブヘッド、フェース面がスクエアになる
というもの。
cpmが小さすぎると、
自分のスイングのタイミングよりクラブのしなりもどりが遅いので
フェースが開いたままインパクトを迎えるためスライスとなったり
cpmが大きすぎると、
自分のスイングのタイミングよりクラブのしなりもどりが速いので
フェースは既に閉じてインパクトを迎えるため引っ掛けとなる
だから、自分にあったしなり戻りのタイミングのシャフトを
フィッティングして使いましょう、というものなのですが、
この際ですから実例を挙げてみましょう。
(振動数グラフ:グラフの見方)
タテ軸:クラブの振動数(CPM)で、
数字が大きいほどしなり戻りが速いので、硬く感じます。
ヨコ軸:クラブの長さ(インチ)で、
ドライバーからだんだん短くなります。
青線:50000人のゴルファーのデータに基づいた、
貴方に最適の振動数ライン
白線:現在貴方が使用しているクラブの振動数のグラフ
(解説)
●ウッドは、最適振動数ラインよりも1W が上に来ているので
シャフトが硬く感じ、引っ掛けや、力むとスライスしやすくなります。
また、1Wの後すぐに3Wや5Wを打つと、
1Wと比べてシャフトのしなり戻りが遅く、柔らかく感じるので
ボールが捕まりすぎてダフリや、それを嫌うとフックします。
●アイアンは、全体としては上手く打てていても、
4Iと8I はどうしても右プッシュしたり フックしたりするので、
打ち方が悪いのではないかと悩み、スイングを崩すきっかけ
になりやすいです。
●AWとSWは、しっかり振った時に
シャンクや右プッシュが出やすく、方向性が悪くなりやすいです。
~といった感じですね。
実際にフィッティングをうけてみたい方は、
クラブフィッティング診断のページをどうぞ。
振動数を自分のスイングに合わせて整えると、
ゴルフクラブを自分のタイミングで打てるようになるので
クラブによって打ち方を変える必要がなくなり、
またロングアイアンも打てるようになったりします。
・・・
前回、ラジオを聴くためには周波数、つまり、
電波の振動数を合わせる必要があるという話をし、
物理学におけるひも理論を紹介しましたが、
ゴルフクラブにおける振動数理論も、
ひも理論に通じる部分があるように思うのですが
いかがでしょうか?
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