About 2008年02月

2008年02月にブログ「越谷ゴルフリンクスのブログ」に投稿されたすべての記事です。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

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2008年02月

2008年02月08日

ゴルフ論理学

越谷ゴルフです。

巷には多くのゴルフ理論が溢れていますが、その理論が、
一体どのように形成され、そういった結果になったのかという、
その根拠とか、理論の構築手法を考えることは、

その理論が本物であるか偽物であるかを見極める目、
これをもつために、有益かと思います。

最近は、衝撃的で目を惹く表現が多い新型ゴルフ理論が次々と
排出されているので、何も知らないで偽者に捉ってしまっては
上達しない、

ということもありますが、

「ゴルフやスイングの本質や原理原則」というものに、
日々ゴルフ道の修練(笑)に励んでいる人が、
自らの中に自分なりのゴルフ理論を構築していったり、

あるいは、「ゴルフとは?」という哲学的命題に悩み苦しんだり
壁にぶつかってもがいている人にとっても、
一条の光となりうるかもしれません。

・・・

まず最初に、その理論が「合理的」か否か、
という部分ですが、

合理的ではないものというのは、
例えば、スイング練習をしている時など、
こうしたらいいのではないかという単なる思い付き、
ひらめきがこれにあたります。

単なるひらめきを、新型ゴルフ理論として発表する輩も多い
のですが、それは理論ではありません。
あくまで一つのアイデアにしかすぎません。

そんな思いつきレベルで稚拙で理論ともいえないゴルフ理論も、
ありえないと思われるかもしれませんが、大半はこの部類で、
実は教え魔と言われるアマチュアには一般的なことです。


合理的な論理方法というのは、少なくとも三段論法をとっています。
最も基本的な三段論法、つまり基本的で合理的といえる論理方法
としては、「演繹法」と「帰納法」があるのですが、

「演繹法」と「帰納法」なんて知っても
ゴルフ上手くならないんじゃないの?

という声も聞こえてきそうですが、(笑)

上達のための思考法としての合理的な思考方法として、
真実を導き出すための思考方法、あるいは、理論の解釈手法として、
一度触れてみるのは意味のあることかと思います。

特に、ゴルフ理論によくある「矛盾」の問題、
メンタルな部分には矛盾も多いのですが、
それをどうやって受け入れるか、

これには論理学的なアプローチが不可欠と
筆者は勝手に思っています。


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2008年02月09日

合理主義の原点

越谷ゴルフです。

ゴルフを合理的に追求したいならば、
合理主義の原点を知ってみていいかもしれません。

合理主義はその起源をさかのぼると、
紀元前300年頃古代ギリシャのアリストテレスの時代
になるのですが、

アリストテレスの偉大な功績は、
「演繹推理」の手法を確立したことにあります。

(なぜ、ここで演繹法を持ち出すのか、の理由ですが、
あなたのゴルフ理論はもしかしたら紀元前の思考方法よりも
遅れている恐れがあるから。再確認していただきたいため。)

演繹推理とは、
普遍的な事実から特殊な事実を導き出す論理法で、

たとえば、
「人は死すべき存在である」という大前提に対して、
「ソクラテスは人間である」という小前提から出発して、
「ゆえに、ソクラテスもまた死すべき存在である」
という特殊な事実を導き出す推理です。

ゴルフに適用するなら、
「ボールは打ち出された方向に飛ぶものである」に対して、
「スイングは構えた方向に行われる」」なら、
「構えた方向にボールは飛んでいく」という結論に至ります。

もし、狙った方向にボールを打ちたい、としたら、
「構えた方向を飛ばしたい方向に合わせなければいけない」
ということなのですが、

思った方向にボールが飛んでいかなくて
アタマが熱くなっている時というものは、
こんな簡単な論理さえもどこかにいってしまい、
ティーグランドで全く右をむいていたりするもの。

・・・

「なぜ、ボールが右に飛んでしまうのか」

こんな哲学的命題(?)にぶつかってしまった人は
演繹法をぜひ思い出していただきたいものです

古代ギリシャ人に笑われないように・・・。


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2008年02月10日

経験的データを基にしたゴルフ理論

越谷ゴルフです。

古代ギリシャ、アリストテレスの演繹推理が
「普遍的事実から特殊事実への推理」でしたが、

アリストテレスは、
「特殊的事実から普遍的事実への推理」、
つまり、帰納推理の重要性も語っていました。

そんなわけで、ゴルフの思考法における帰納推理も、
十分存在することでしょう。

というか、
ゴルフという結果を重視するスポーツにおいては
経験則的な帰納法論理展開のほうが、
演繹的論理展開より多いかもしれません。

例えば、
「タイガーウッズは○○のようにスイングしている」
「宮里藍も○○のようにスイングしている」
「その他世界のトッププレイヤーも○○のようにスイングしている」
といった、個別で特殊な事実、

つまり観測・測定・実験などの経験的データを基にして
「ゴルフスイングとは○○のようにするものである」
という、一般的な法則や原理として導き出す論理方法
は非常に多いわけです。

しかし、この帰納的推理は、その根拠は?という面において、
科学的・合理的思考法であるという認識を得られにくい印象が、
一般的にあるかもしれませんね。

このあたり、ゴルフにおける思考法についても、
演繹推理だけでは解決できず帰納推理を多用され、
あいまいになりやすい部分でもありますが、


このあいまいな部分を解決するために、
アリストテレスの演繹推理、帰納推理という思考法を
さらに展開させている人がいますので、
次回続けていきましょう。


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2008年02月11日

ゴルフ理論の陥りやすい落とし穴

越谷ゴルフです。

ゴルフにおいても、
「絶対的な理論があるのか」を考える人、
追求する人がいることでしょう。

ご安心ください。
ゴルフの絶対理論を追及している人に今回の話は
大いに参考になります。

理論として構築していくには、
帰納的推理より演繹的推理のほうが、根拠が明確な分、
一般に、理論展開していくにはやりやすいです。

実は、論理学の歴史においても、
古代アリストテレスの時代の後、中世ヨーロッパにおける
キリスト教義の解釈や組織化において、
演繹的展開が中心となりました。

特に、「普遍は存在するのか」という命題は
実在論と、唯名論の長きにわたる論争は普遍論争として、

あるいは、「はたして神は存在するのか」といった問い等、

中世ヨーロッパでは、
当時のキリスト教神学とその補助的なスコラ哲学として、
散々と議論されている部分です。

たぶん、
神の存在を経験する人はそんなにいなかった(笑)
ので、どうしてもキリスト教の教義の展開には、演繹的手法を
使わざるを得なかったのでしょう。

その歴史から考えると、あなたの悩み、
「はたしてゴルフの絶対理論は存在するのか」
というものも小さなことで、

演繹的推理におわり、なかなか結論が出ない、
というのも、うなずけることですね。

・・・

ゴルフが上手くなるには丁寧に一球一球打って、
経験的データを積み重ね、帰納的に、
本質を自分のものにしていくとともに、

ただボールを数打てばいいというものではなく、
ゴルフスクールにおけるいわゆる座学、つまり
教科書を開いてお勉強するという演繹的な方法も
とる必要があるのも事実です。

本来、本質を追求するためには、両者のバランスを
しっかりとらないといけないにもかかわらず、
どちらかに偏りがちなものです。

で、まずここでは、新しい理論や知識の吸収には貪欲であるが
あまり練習しない頭デッカチな人、それでいて上手くなりたい人、
理屈っぽくて演繹的な人を対象としたのですが、

(なぜなら、これを読んでいる人には
そんな人しかいないと思ったので。自爆)

中世ヨーロッパの次の時代、つまり近代においては、
論理学において、この演繹論理手法と帰納論理手法が、
高度に融合されていきます。

なので、
あなたのゴルフ理論を高度に融合させるために、
次回もご期待下さい(笑)


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2008年02月12日

近代の論理学に理論構築方法を学ぶ


越谷ゴルフです。


近代になると、演繹法と帰納法の高度な融合が図られます。
この時代の論理学の歴史に見習って、
あなたのゴルフ理論も論法を高度に融合させてみましょう
(意味不明)

近代になると、スコラ哲学を言葉遊びで頭でっかちと批判する
流れが生まれてくるのですが、大きく二つの立場があります。

一つ目は、デカルトやパスカルなど、
合理的で数学的な思考による論理の構築アプローチ。

デカルトの弁証法にによるアプローチは、
メンタルとフィジカルの項目でも使用しておりますので、
参考にしてください。

デカルトやパスカルは、
人間的知識つまり論理的思考の源泉は、理性や悟性である
という立場から、哲学的問題や、メンタル的諸問題にも
数学的アプローチを試み、スコラ哲学を批判した上で、
演繹法をさらに発展させています。

伝統的形式論理学が、単なる形式に終わりやすいので、
そこに数学的形式化による厳密性を取り入れ、
論理からあいまいさを排除していこうという試みです。

・・・ゴルフ理論についても、
単なる形式に終わっている古い理論というのもあるわけで、
古典的名著と言われるレッスン書も、道具の進化などによって、
全てが現代に通用するもではなかったりしますね。

しかし、そこに数学的根拠が残されているものは、
ゴルフ理論でも、比較的長寿ではないでしょうか。


それに対し、

二つ目は、フランシス・ベーコンや、ロック、J・S・ミルで、
人間の知識の源泉は、感覚的経験であると主張。
観察、実験、測定などのような経験主義的や実証主義的な
思考法が科学的思考法で論理法であると主張しました。
これは帰納法の発展型と言えますね。

聖書や古典に記されている普遍的命題や定理から
個別の問題を考察したり説明するには演繹法は向いています。
しかし、未知の事柄や、新しい領域に知識を広げていくには
演繹的アプローチには限界があり、

人間の感覚によって確実に確認できる経験的事実を積み重ねて
原理・原則を発見していかなければいけない、という主張です。

しかしこの帰納法的アプローチは、論理法としてきちんと理解して
使っていくにはいいのですが、経験至上主義というか、
行き過ぎる傾向にあるのも確かです。

そんな行き過ぎの経験至上主義で根拠のないゴルフ理論に
出会ったことはありませんか?

たまたまそうなった事が全てであるかのように、
誇張されて表現されていなければ、そのあたりをわきまえてある
理論であれば、信用してもいいと思います。

・・・

さて、実際のところ、ゴルフという「有機体」を理論化していくには
近代的なアプローチだけでも不十分なので、
もう少し現代的なアプローチ手法を、次回考えていきましょう。


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2008年02月13日

ゴルフへの数学的アプローチ

越谷ゴルフです。

論理を厳密にしていくには数学的アプローチが必須でしたが、
現代においては、論理学が数学的手法を導入して発展していった
というよりは、

数学者が数学だけで解決できない問題について論理学を導入した、
という色合いが濃いように思います。

そして、結果的に論理学と数学が融合されていき、
理論の構築方法にもより高度な数学的手法が用いられることになった
というのが本当のところではないでしょうか。

数学者の立場から考えると、
「なぜ1+1は2であるか」とか、「そもそも数学とはなにか」
という哲学的な基本命題については、
数学的アプローチでは答えがでないから、
数学者が論理学的アプローチを深めていったのでしょう。

ゴルフ理論にも構築の歴史、伝統にも、
同じような部分が多々あるかと思います。

数学的アプローチとは例えば、
「今日は寒い」という表現ではなく、
寒いというあいまいな表現を排除して、
「今日は最高気温が3℃」だった、
という表現をすることですが、

ゴルフ理論も厳密性を深めていくと、
タイミングや角度など、感覚をできるだけ数値化しようという
試みが行われていきます。

・・・

数学的手法により数値化、記号化されることにより、
パソコンに入力して分析できるようになります。

だから、
現代におけるゴルフ理論にも、パソコンによる分析は必須
というわけですね。


これからのゴルフ理論にさらなる展開があるとしたら、
パソコンの進歩に負う部分が大きいと言わざるをえないかも
しれません。

ただ、「有機体」であるゴルフを分析、理論化していくには、
思考能力という部分において、まだまだパソコンは人間レベル
ではないということ、

また、少なくとも、ゴルフは人間がするもので、
パソコンがするものではないということ。

そして、極めて哲学的な問題、例えば、
「ゴルフとは一体なにか」といった命題を論理するには、
やはり、論理学の歴史を大いに参考にしながら
追求していくしかないのかもしれませんね。(笑)

ここに、現在のところ、数学的アプローチの限界があります。


・・・

論理を語るには、
「矛盾」の問題など、をもう少し補足しておく必要があると思います。
まだ続けます。


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2008年02月14日

ゴルフにおける矛盾の問題

越谷ゴルフです。

ゴルフを理論化したり科学するにあたり、
引力や重力、遠心力といった、ガリレイやニュートンの
古典力学が多く使われています。

そして、ゴルフの理論化にあたり、
それらはあまりにも見事な成功を収めている、
といっていいでしょう。

ただ、今回の矛盾といった問題については、
それを絶対と主張し過ぎている部分も
無きにしも非ずといったところでしょうか。

・・・

「ゴルフにおける固定不変の定理、原理原則」
それを追求し、根拠探しに夢中になるあまり、
それはそれで非常に大切なことではあるのですが、

ゴルフを生きているものではなく、死んだものとして
捉える傾向に陥りやすいと思うのです。

・・・そう思う根拠はありませんが(笑)
なんとなくそう感じる理論によく出会う気がします。
でなければ矛盾は存在しない。

人工的につくられた機械であれば、
個々の部品から成り立っており、
部品に分解していくことによってその構造を、
知ることが出来ますが、

その場合、最終的には人工的につくられた機械における
一つ一つの部品は固定不変なので、
論理的に矛盾のない、完璧な理論体系ができあがります。

しかし、ゴルフというものは、
単純に機械部品によって組み立てられたものではなく、
少なくとも死んでいるものではなく、
全体として生きているものであるということ。

・・・

19世紀における論理学において、
国家や、社会や、経済といったものを論理化するにあたり、
同じような失敗に陥っています。

つまり、国家や社会や経済という全体に対して、
それを構成する最小単位は、家族とか個人になるのですが、

家族とか個人というものは機械部品とは違います。
生きているものとしての存在の認識が足らないまま、
「理想の国家とは」といった議論が一人走りしていたので、
世界大戦の時代に突入してと解釈できないこともないですか?

同じように失敗(?)しているゴルフ理論もあると思います。

ゴルフ理論も、国家や社会や経済といった理論同様に、
ゴルフも機械的構造をしているものではなく、
一つの有機体として捉えるべきものであるという認識を、
もっと理論化するにあたり組み入れてもいいと思います。


右腕だけを修正するとスイング全体が崩れるようように、
ゴルフとは、
一つ一つの固定不変な部品や要素の組み合わせではなく、
全体の調和で成り立ち、全体として生成・発展していく有機体
として考えてこそ、正しく把握できるものと言えます。

つまり、有機体というものは、部分品に分解不可能な
側面がありますから、矛盾を内包しているのが当たり前、
ということを言いたかったのですが、

矛盾とか有機的関連にあるものを、どうやって論理付けるか、

この部分について次回続けます。


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2008年02月15日

矛盾を乗り越える思考法

越谷ゴルフです。

前回の最後に、

「ゴルフとは、
一つ一つの固定不変な部品や要素の組み合わせではなく、
全体の調和で成り立ち、全体として生成・発展していく有機体
として考えてこそ、正しく把握できるもの。

そして、有機体というものは、部分品に分解不可能な
側面がありますから、矛盾を内包しているのが当たり前である。」
という結論を出しました。

でもそれって、なんとなく既にわかっている事ですよね。
逆に、それで納得してもらうような頭でっかちでは困ります。

だからどうすればいいのか。
これが今回のテーマです。

・・・

論理学の歴史においても、近代から現代になると、
機械論的で形而上的な思考法の不十分さが言われる
ようになりました。

(形而上とは、脳の中でのみ起こっているカタチのないもの
形而下とは、体のうち脳から下の部分で見聞きするなど感じたり、
実際の行動や、現実に起きている物事)

特に、ダーウインの進化論や、エネルギー転化の法則など、
それまでの思考法では矛盾だらけで説明できない事柄が
現実(形而下)のものとして存在が認められるようになってきて、
思考法を転換していく必要がでてきています。

矛盾を乗り越える思考法は、
なにもゴルフだけで求められているわけではない、
ということですね。(笑)

・・・

その思考法では、
論理的思考法に基づくと、論理に矛盾はありえない、
矛盾があるということは論理的ではない、という前提から、

あえて、当たり前の事を矛盾を抱えているという表現する
ことも、できるわけです。例えば、

「ボールは高いところから低いところに転がっていく」
のはニュートンの万有引力の法則にしたがっているから。

これは当たり前の事なのですが、

なぜ転がるか、という理由を、
「ボールが矛盾を内包しているから」と、考えてみます。

斜面という不安定な位置にあるボールは、
高い位置エネルギーを持ちながら
それを支えるには不安定な場所に存在するという矛盾、
この矛盾を内包しているので、その解消のために、
位置エネルギーを運動エネルギーに変換して
結果として転がっていく。

というようになるのですが、いかがでしょうか?

・・・

論理するという世界において、
矛盾をいかに回避して安住の地を求めるのではなく

逆に危険なほどに矛盾を求めていくという雰囲気さえある、
この思考法(笑)

・・・生きているという実感を求めるために、
あえて危険な戦場に身を投じる外国人特殊部隊。
彼らはなにも高いお金で雇われるから
危険な場所にいやいや行くのではありませんね。

(わざわざお金払ってまで怖い思いをしたいという矛盾で、
ジェットコースターという例のほうが良かったですか?)

この矛盾だらけの論理は、日常ではなく非日常の世界では
当たり前なのですが、これらの矛盾を乗り越える思考法、

その論理手法の例だけで長くなってしまったので、
次回また続けます。


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2008年02月16日

矛盾を乗り越える思考法(続き)

越谷ゴルフです。

矛盾という相容れない二つの事柄を内包する有機体を
全体として論理する手法、というか、
この矛盾が、運動・変化・発展の原動力であるという考え方

その思考法とは、ベースとしては弁証法なのですが、
近代におけるデカルトやパスカルの弁証法を前に述べましたが、
彼らはそれを停止しているものにおいて古代ギリシャの古典的
論理学を数学的にアプローチして論理体系化したもの
だったのですが、

ヘーゲルがさらにその弁証法を、さらに、
①「運動」・「変化」・「発展」の原動力として、
②「連関」の論理として、
③「対立」物の統一論理として、
④対立がさらに強まった形態である「矛盾」の論理として、
⑤変化の形態である「質的変化」「量的変化」の論理として、
⑥発展の一形態である「否定の否定」の論理として、
⑦「本質」と「現象」の合一手法として、
⑧「現実性」と「可能性」の転化などの論理手法として、
⑨「普遍」「特殊」「個別」の関係説明として、
⑩「絶対的真理」と「相対的真理」の関係論理として、
・・・
など数多くの場面において考察し、体系化しました。

そしてヘーゲルの弁証法で注意しなければいけないのは、
古典的形式論理法を排除するのではなく、内包しているということ。

形式論理法では説明つかない場面、
特に日常ではなく非日常の場面において適用される、
より高度な次元の論理手法として弁証法論理を構築しています。

・・・

難しかったですかね。m(。。)m

弁証法とは、
相反する事象である「正」と「反」とそしてその「合」という三要素
が基本的な考え方で、

円柱に光をあてて影を見た場合、正面からは長方形、つまり「正」
次に上方からの影は円で全く別の形なので「反」
しかし、それらの違う影を作り出しているのは同じ円柱で「合」
というわけですが、

○例えばゴルフで言えば、メンタルとフィジカルは、
一見、「正」と「反」の関係にあるように見えますが、
実はゴルフという一つのものを違う方向から光を当てて、
形が違うから別のものだと言っているにすぎないという考え方。


○あるいは、ゴルフの上達における、
座学として教科書をひらいてするお勉強を「正」
実際に練習場でボールを打つのが「反」
そして実際にコースに出ての力だめしが「合」とすると、

ゴルフの上達はこの「正」「反」「合」という循環を、
ぐるぐる廻るようなもので、同じところをぐるぐる回るということで、
上達していないように思えても、実はらせん階段を一周すれば、
一段高い場所に登っているのに似たところがあるということ。

○練習では上手くいくことでも本番では上手くいかないのは、
練習という「日常」の精神状態では形式論理法で説明できるものも、
コースという「非日常」の精神状態世界では形式論理法では
上手く説明しきれない事が多発する、ということ。

・・・

いくつでも例は挙がりますが、ヘーゲルの弁証法論理では、
一般アマチュアゴルファーには矛盾や疑問と思えていた事柄が、
トッププレイヤーでは当たり前の事、つまり乗り越えてきたものとして
次々と論理付けられていくように思います。

それにしても、再確認しておきたいのは、前回、
ボールが転がる理由はボールに矛盾が内包されているから
という論理を挙げましたが、
本当のところは、ボールに矛盾なんかありませんよね(笑)

矛盾とは、実際に存在するものではなく、
そう考える人のアタマの中に存在するものであるということ。

それを克服していく過程、つまり自分の考えている事と
実際に起こっている事のギャップという名の矛盾の克服、

あるいは、コースという非日常世界で、
自分の考えどおりにプレーできない現実をどう受け入れ、解釈し、
乗り越えていくかということですが、

少なくともいえることは、
矛盾を感じることは決して悪いことではない、ということですね。
矛盾は、上達のエネルギー源でもある、ということです。

・・・実際に存在するものではないけど、
ゴルフの上達やゴルフプレーに関わる重要なこと
つまり、

なぜ、矛盾を感じるのか(笑)

など、まだまだテーマは尽きません。


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2008年02月17日

なぜ、ゴルフは何が起こるかわからないのか

越谷ゴルフです。

ゴルフにも原理原則があるはずにも関わらず、
ゴルフは何が起こるかわからない部分がありますね。

この、論理的に説明が難しい部分、つまり、
「矛盾」をどのように取り扱うかについて、
前回までゴルフ論理学のテーマで話を進めてきました。


そして、矛盾を生み出す大いなる代表が、「感情」であることは、
周知の事実、前提として支障ないと思いますので、
現実のゴルフに則して考えるのに、矛盾よりも、もっと端的に
「感情」について考察していくほうが実践的かと思いますので、
そちらにテーマを移します。

ここで言う「感情」とは、心の状態のことをいいます。

状態というのは、例えば、
水は常温では液体、100度を超えると気体、零度以下では固体
と形を変えますが、、いずれの形でも水には変わりなく、
ただ、状態が変わっているということで、

同様に、
代表的な感情である「喜怒哀楽」どの状態であっても、
AさんはAさんであることに変わりはない、ということを
念のため確認しておきます。

「感情」の問題から開放されることによって、
いいスコアが出るようになる、

あるいはスコアだけでなく、もっと積極的に、
「感情」をゴルフにおける願望実現の
エネルギー源として生かす方法を考察します。

・・・

これから打つ一打の前の、
現在の自分の感情(つまり心の状態)が、
次に打つ一打の結果に大きく影響を与える
ということは、言うまでもありませんね。

失敗してもヘラヘラ笑っていれば、
それでとりあえず前向きな気持ちになるので
次にきっといいショットが打てるでしょう、

・・・そういう表面的で自分を欺き偽りごまかして平静を装う
「そうあるべき」を強調するだけの感情論を展開するつもりは
ありませんし、

とはいえやはり、
仮に失敗しての次のショットに向かうとするならば、
そこに悔しさを感じる「べき」だが、それを激しい怒りとして
エネルギー化してしまっては、これもどうしようもなく、

ならばどうすれば、
その感情を良質のエネルギーに変えることができるのか、

そして、さらには、
ただ強く願い、思うだけでは結果は出せない、
満足感や達成感は得られないということを、
既に多くのゴルファーは経験済みということを前提に、

単純な根性論や精神論でもなく、
それでいて願う結果を引き寄せ、
満足いくゴルフをするためのエネルギー源としての
感情論を目指したいと思います。


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2008年02月19日

ゴルファーは、原因と結果の法則ではなく、感情と結果の法則に支配される

越谷ゴルフです。

感情は、ゴルフプレーにおいては矛盾を感じさせ、
結果に混乱をもたらすものであるとともに、
願う結果を実現させるためのエネルギー源でもある。

願う結果、つまり目標が何であれ、
その目標を達成させるために必要なのは、
前向きな感情を刺激することですね。

さて・・・

不安に襲われた状態でプレーをしている時、あるいは
呆然と投げ出した気持ちでプレーしている時と、

自信をもってプレーをしている時では、
全く違う行動が、プレーに現れます。
そして結果に違いが生じます。

穏やかな感情の時は、
困難な状況にボールがあっても、その対応行動の結果を
冷静に見つめ直すことができるものです。

つまり、ゴルファーの感情は、次の一打の結果に、
大きく影響を及ぼすので、

感情は、原因と結果の法則を超越して、
ゴルフプレーとその結果そのものを支配している
と言い切れるのではないかというほどの説得力すら
感じられます。

・・・

逆の側面から感情と結果の関連についてみてみます。

「良いスコア、飛距離、美しいスイング」は、
ゴルファーが望むトップスリーの項目でしょうが、
でも、良いスコアが出たからといって、

必ずしも、満足感や達成感といった良い感情が得られるとは
保証されません。

確かに、一時的には幸福感にひたれるかもしれません。
しかし、他人からみて羨ましいほどの良いスコアであっても、
なんでこんなに自分はスコアが悪いんだ?と
憤りを抱え続けている人がいることも事実で、

自分の飛距離が衰えて、
今はいいけど来年は誰かに抜かされるのではないか、
と心配で心配で、いっときも心が休まらない人も、
いるかもしれません。

こういった例を考えると、
「良いスコア、飛距離、美しいスイング」は、
ゴルフに満足感や充実感を得る絶対条件にはなり得ない、
ということがわかりますでしょうか。

つまり、感情と結果の法則における感情とは、
ゴルフプレーの結果に大きな影響を及ぼすものではあるが、
いい結果が必ずしもいい感情を生むとは限らない、という
特性を持つものであるということ。

一方、原因と結果の法則の場合は、
原因は、結果に大きな影響を及ぼすもので、
いい結果があるとすればいい原因があるから、という
特性があるので、

この両者は大きく違う論理であるということを
まずは、確認していただけたら、と思います。

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2008年02月21日

うまくいかない事に挑戦し続ける時の絶望的な気分

越谷ゴルフです。

「落ち込んでばかりで自分はダメな人間だ」
と、自己嫌悪から「鬱病」を克服しようとする経験を
した人はいるでしょうが、

「練習しても練習しても上達しない、素質がない、
自分はダメなゴルファーだ」と、自己嫌悪に陥いりながらも、
「そんな事はない!」と、がんばって、ひたすらボールを打ち、
ドツボにはまっていくゴルファーを、「打つ病」と言います。

ゴルフ練習場でいつも目にする病気です。(笑えない)

・・・

あの、うまくいかない事に挑戦し続ける時の絶望的な気分、
一生懸命になればなるほど、ますます状況が悪くなっていき、
「このやり方はよくない」と気づくだけの心の余裕がなくなり、
よけいに引き際もわからなくなってしまう・・・。

いい結果なんか出るわけありませんね。
仮にいい結果が出るとしても、回り道で、
計り知れないほどの多大な犠牲を払うことになります。

ゴルフだけでなく、
ギャンブルしかり、
アルコールしかり、
男女関係しかり、
赤字ビジネスしかり・・・。

これは本当に笑えないかも(笑)

そんなやり方を改善する、もっといい考え方があります。

その具体的手順は・・・

・・・

・・・

・・・

わかっている人には当たり前なことなので、
笑われるから書けません。

あまりにも簡単すぎて。

・・・


最近触れた、「矛盾の論理」のなかに、
同じ事をすでに書いているのですが。。。

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2008年02月22日

ドツボからの脱出法

越谷ゴルフです。

・・・ソウハイッテモ

「練習しても練習しても上達しない、素質がない、
自分はダメなゴルファーだ」

「一生懸命になればなるほど、状況が悪くなっていく」

と感じている状態からの「脱出法」について考察しておきましょう。

・・・

まず、「脱出法」はないか?という方向で悩んでいるうちは、
脱出できないという事実。(笑)

理由は、脱出法を一生懸命探している状態というのは、
例えば、ネズミ捕りのカゴの中で足が罠にかかったネズミが
自分の罠のかかった足を見ず、カゴの出口の方向ばかり見て、
もがいているようなものだから。

このネズミが、まず直視しなければいけないのは、
カゴの出口ではなく、罠にはさまれている自分の足、

この足を罠から外さなければ、脱出の第一歩が進まない、
ということですね。

・・・

ドツボにはまっているゴルファーが陥っている罠というのは、
実際のところは、例えば、スイングの技術的な問題、
といったものではなく、
それはカゴの出口に過ぎず、

本当の罠は、
不安、焦り、悲しみ、緊張、あきらめ、恐怖といった、
不幸な感情の状態にある、ということ。

そして、たいていの場合、その感情に気づいていないということ。

本当に見極めるべきものは、
スイングの問題点ではなく感情の状態、ということですね。

さらに悪いことに、そういう感情の状態の時に限って、
他人に指摘でもされようものなら余計にムキになって、
「自分は決して焦っていない!」なんて主張するもので、

だから、「感情が罠」の罠たる所以だと言えるのです。

・・・

以上が、ドツボからの脱出方法の第一段階。
見極めることができたでしょうか?

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2008年02月23日

ゴルフコースにおける罠

越谷ゴルフです。

前回、ネズミ捕りの罠にはまってもがいているネズミの例をあげ、
ドツボにはまり脱出できなくなる理由は、カゴの出口ばかり見て
罠を見ていないから、と説明しました。

そして、ゴルフプレーにおける罠とは、
不安、焦り、悲しみ、緊張、あきらめ、恐怖といった、
不幸な感情の状態にある、ということ。


いうなれば、ゴルフコースにおける罠とは池やバンカーではなく、
池やバンカーを恐れる気持ちにある、ということ。

もし池やバンカーがあってもそこに不安を感じなければ、
ただのきれいな風景にすぎないとも言えます。

あるいは、
一生懸命努力して練習しても全然上達感が得られないとしても、
そこに不安や焦りを感じなければ、もがき苦しむことはない、
ということ。

・・・

さて、ここからが今回の本論、次のステップに入ります。

「本当の罠とは感情である、ということはわかった。
では、不幸な感情を持たないためにはどうすればいいのか」
を、考えていきます。

それには、もがき苦しむ等の本当の原因が、
「恐れや不安、緊張、怒り」という不幸な感情だとすれば、

不幸な感情を生み出す原因を徹底追及していくこと
が有効と言えますね。

例えば、
何に対して不安を感じているのか。
何に対して恐れを感じているのか。
何に対して緊張しているのか。
何に対して怒りを感じているのか。
何に対して焦りを感じているのか。

等、正体を明らかにする必要があります。

そして、正体がわかったならば、次に、
なぜ、それに対して不安を感じているのか。
なぜ、それに対して恐れを感じているのか。
なぜ、それに対して緊張しているのか。
なぜ、それに対して怒りを感じているのか。
なぜ、それに対して焦りを感じているのか。

と、本当の理由を追求していくことになります。

さらには、
本当にそれは不安なものなのだろうか。
本当にそれは恐ろしいものなのだろうか。
本当にそれは緊張すべきものなのだろうか。
本当にそれは怒るべきことなのだろうか。
本当にそれは焦るべきことなのだろうか。

と、疑問を投げかけてみるのもいいでしょう。

・・・

バンカー越えの150ヤードを前にして、
極度の不安、恐怖、緊張、焦りを感じたとしましょう。

すると前回までの話で、まず、罠はバンカーなのではなく、
自分がバンカーに対して感じている不安という「感情」である
ということがわかると思います。

そして、今回の話でまず、バンカーが怖いのではなくて、
バンカーはただの砂場に過ぎず、本当に恐れているのは、
「バンカーショットでの失敗」が怖い、ということかもしれません。

もっと追求すると、本当は、
バンカーショットで失敗して「恥をかくことが怖い」からであり、

もしかすると、果たしてバンカーショットで失敗することが、
「本当に恐れるほど恥ずかしいことであるか、プロでもないのに」
という認識に行き着くかもしれません。

・・・

ここまで究明していくと、既に、
何を恐れていたのか不思議に思える境地に、
自然と至っているかもしれませんね。


同様に、
「一生懸命努力して練習しても全然上達感が得られないとしても、
そこに不安や焦りを感じなければ、もがき苦しむことはない」
という問題も掘り下げることができるのですが、
ご自分でやってみますか?


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2008年02月24日

練習してもなかなか上達感がないのでイライラする

越谷ゴルフです。

まとめとして、
「練習してもなかなか上達感がないのでイライラする」
そこからの脱出手順の例を挙げてみましょう。

この状態ではどれだけ練習しても上手くなりません。
一生懸命になればなるほどドツボにはまり、
「このやり方はよくない」と気づく余裕もなくなってしまいます。


哲学的な問いなので、対話形式で、
実は前回も使っている弁証法的手法を利用してみますね。
自問自答方式で、自分に問いかけるのもいいかもしれません。

・・・

「練習してもなかなか上達感がないのでイライラする」
といいますが、何についてイライラしているのですか?

いくら練習しても上達感がないからです。

なぜ、上達感のないことにイライラしているのですか?

それは、ゴルフやゴルフの練習に、かなりのお金や時間を
つかっているからです。

時間やお金をかけるということは、イライラすることですか?

そういう意味ではありません。
時間やお金というものは、とても大切なものなので、
使うならば、価値があるものでなければいけないのです。


時間やお金を使うには、それだけの価値があるもので
なければいけない、というのは真実ですか?

それはわかりません。


~では、質問を代えます。
価値がないと思われることに時間やお金をかけるのは
いけないことですか?

それも非常にやっかいな質問です。ただ言えることは、
価値というものは、目に見えるものと見えないものがあって、
そこに価値があるかどうかを見極めることは難しいことです。


では、ゴルフの練習というのは、
上達感がなければ価値がないことでしょうか?


価値がないとは思わないです。でも、やっぱり、
せっかくお金や時間をかけるのだから、価値が欲しいです。


ゴルフが上手いということは、価値があることですか?

それは全てのゴルファーがそう思っているでしょう。
ゴルフをするならば、下手より上手なほうが絶対いい。

ではなぜ、
ゴルフが上手い、ということは価値があると言えるのですか?

ゴルフはそう簡単に上達するものではないから、
ゴルフが上手いということは貴重で、だから価値があるのです。

つまり、ゴルフは練習しなければ上手くならないし、でも、
練習したからといって、すぐに上達するものではないこと。

(ん?)

・・・

といった問いを繰り返して、問題の本質を追求していくうちに、
上達感がないことにイライラではなく、妙なことですが、
納得感が生まれて現状をすんなりと、
受け入れることができるかもしれません。

こうして、
「せっかく練習するのだから上達感がなければいけない」
という義務感からイライラしている感情の状態から、

ゴルフは練習してもなかなか上達しないもの、だから、
なんとかして上手くなりたいという感情(願望)に

納得してパラダイムシフトすることができたなら・・・


「願望は実現する」という言葉もあります。
願望と義務感のほんのちょっとしたニュアンスの違いに
気づくことができれば、

イライラせずに上達する道も見えてくるかと思いますが、
いかがでしょうか?

冷静さをとりもどし、上達のための新しい知恵も浮かんでくる
というものではないでしょうか?


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2008年02月27日

強い不安感からゴルフも仕事もうまくいかない人

越谷ゴルフです。

今回に関しては、もしあなたが、
「強い不安感からゴルフも仕事も生活もうまくいかない」
と心当たりの方だけお読みください。

前項までは、健常者における対症方法を述べましたが、
もしかしたら不安感や上達感の無さが、
本当に、パニック障害、あるいは鬱病といった精神的疾患
が原因だとしら、という仮定の話です。

まあ、ゴルフができるぐらいですから軽症なので、
早期にきちんと対症すればどうってことないと思いますが。。。

心当たりの方は、精神科の先生か、専門のカウンセラーに
相談してください。
本ブログでは、一切、責任を負いません。

・・・

パニック障害では、
突然、動悸、めまい、手足のしびれ、強い不安感に襲われ、
ゴルフなら典型的な例が、イップス(無意識身体拒絶反応)
ですが、

イップスだけでなく、スタート前とかアドレス時など、
人それぞれ発症状況は違うでしょうが、あらゆるシーンで、
慢性的な不安感がどうしてもぬぐされなかったりします。

また、鬱病の場合は、
うまくいかないことからの精神的落ち込みが長く続き、
「こんなことではいけない、頑張らなくちゃ!」と、
鬱病が収まっているときは自分で思う時もあるのですが

自分では頑張ろうと思っても頑張れない状態が鬱病なので、
そう思えば思うほど、自分ではどうしようもなく症状が悪化し、
パニックに陥ったりする恐れがあります。

少なくとも、知り合いなどが鬱病患者だとしたら、
その人に「頑張れ!」と励ますことは、
症状を悪化させることにつながりかねませんので、
本当に、本当に、慎んでください。

なお、パニック障害と、鬱病に併発するパニックとは、
別々に考えたほうがよいようです。

自覚症状として、ゴルフも仕事も何もかもうまくいかなくて、
不安感から社会から疎外されているように感じたり、
ゴルフに誘われる回数がなぜか急に減った、避けられている
などあるとしたら、ご注意ください。

いずれにしても、繰り返しますが、
素人による安易な判断は極めて危険、と思われます。


そして、その治療法ですが、
そういった意味で、筆者は医者ではありませんので、
素人なので、資料は持っていますがここでは書けません。

医学を専門に扱う本やネット情報などを参考にして、
専門家の指導を仰いでください。

・・・

練習場で多くのゴルファーとお話していると、
「この人は、もしや・・・」
と思われる人がいなくもないので、一応、参考情報として、
書いておきますね。

少なくとも、
もし本当に精神疾患を抱えている疑い感じた、とすれば、
筆者としても、本人に告知してあげたほうがいいのかも
しれませんが、

違ったとしたら、非常に失礼かと思いますし、
妙なトラブルになりかねませんので、何も言いません。

ご了承下さい。

このブログ書いてる人も健常者かどうか怪しいですから(笑)


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