About 2006年09月

2006年09月にブログ「越谷ゴルフリンクスのブログ」に投稿されたすべての記事です。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

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2006年09月

2006年09月01日

練習は量か質か

越谷ゴルフです。

「練習は量か質か」
これは、よく言われますが、
なかなか答えられない質問です。

また、

「どの位練習すれば上手くなりますか?」
・・・これは、練習の量を尋ねる質問です。

「どうやって練習すれば上手くなりますか?」
・・・これは、練習の質を尋ねる質問です。

結論からいうと、
練習は量も質も大事。

例えば、
食事から体に必要な栄養素を取り込むのに、
食事は量ですか?それとも質ですか?と、
聞くようなもの。

栄養分にしても、ゴルフの練習にしても、
必要な質を、必要な量だけ取り入れることが大切、
というわけです。

練習してもしても上手くならない、それこそトラック一杯ぶん
練習したけど全然上手くならない、としたら、
必要な量は満たしているが、質を満たしていない
と考えられます。

アマチュアにゴルフを教える事に定評のある、
最高の先生に指導を受けているが上手くならない、としたら、
必要な質は満たしているが、量を満たしていない
と考えられます。

また、同じ食事を同じ量だけ食べても、
人によって吸収力が違い、太り易い体質の人もいれば、
どんなに食べても太りにくい人もいます。

同じ練習をしても、すぐに上手くなる人と、
なかなか上手くならない人がいるようなものですね。

しかし、太りにくい体質の人でも、
太るために一定量の食事を取り続けていると、
最初はなかなか太ることができなくても、
同じ食事にあるにもかかわらず、
ある時急に太りだすことがあります。

理由は、体質改善されたからです。

だから、ゴルフにおいても、
少ない練習で、上手くなろうと思うならば、
体質改善が進んでいれば可能というわけです。
研修生や、プロと言われる人達は、
一定量の練習をこなしています。
だから既にゴルフが上達し易いように
体質改善されているので、
アマチュアより新しい技術の習得も早い。

ゴルフの上達における体質改善とは、
ゴルフ以前の問題、つまり、
ゴルフに対する考え方、
ゴルフに対する取り組み姿勢、
ゴルフについての勘どころの改善を意味します。

・・・膨大な量を練習すると、質に転換する、
いわゆる「質的転換」をいう人がいますが、

あくまで量は量、質は質、
同じものからでも吸収力が変わっただけ、
受け止め方や感じ方が変わっただけで、
質が変わるということはありえないと思いますが
いかがでしょうか。


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2006年09月02日

システム開発の見積もり

越谷ゴルフです。

ゴルフの上達計画を立てたことがあるでしょうか。

あるいは、計画とは行かなくても、
いつ頃までにはスコアでいくつを出し・・・など、
なんとなくでも考えてみたことはあるでしょうか。

これは、自分のゴルフ上達にかかる
見積書をつくるような作業です。


家を建てるにも、コンピューターシステムを開発するにも
発注する前に、業者に見積書をお願いしますが、

お金のかかること、時間のかかること、大きな計画も、
見積書があると、具体的にそのプロジェクトが
動き易くなります。

しかし、ゴルフの上達というのは、
完成のカタチが家のようにハード面にあるのでなく、
コンピューターシステムのようにソフト面に
近いものがありますので、

ソフト開発の特徴としての、
テストが上手くいかない事から納期の遅れや、
稼動後もバグが予測しにくい、
といった問題点を抱えています。

したがって、
ゴルフ上達の見積書ほどあてにならないものはありません。

これが、自分がどれだけ練習したら上手くなるかといった
見込みが立たず、見積書を作ること自体が困難で、
目標を立て、それに基づいて計画を立てようと思うことを
難しくする原因ともいえます。

またゴルフの上達が、ソフト開発と同様に、
画面のデザインなど表面的なことはすぐわかるのですが、
裏側でどんなプログラムで動いているかは見えないように、

何に注意し、どのタイミングでどれだけの力を加えて
スイングをしているか、という本質の部分は
見ただけではわかりづらい割には
グリップはああだトップはこうだと
ちょっとしたカタチにはこだわりやすい所も似ています。

そんな問題を抱えていても、
やはりゴルフの上達にも、計画的な練習は大切で、
完成のカタチを明らかにしてそれを目指すことが重要で、
そのほうが、ただなんとなく練習するよりも上達は早い。

そんなわけで、
思惑通りに上達しなくても、決して落ち込む必要はありません。

ゴルフの練習はいつも修正、修正、テスト、テストの
連続のようなもので、裏返しに言うと、
バグ、あるいは失敗の連続のようなものです。

思惑通り、見積もりどおり、計画通りにいかないとしても
計画を立てること自体はやはり、その大きなプロジェクトを
動かし易くします。

だから、ゴルフの練習にも目的を持ち、計画を立てましょう、
ということなのです。

・・・しかし、突貫工事もやはり後から問題が起きやすく、
気をつけたいものです。
きちんと基礎を固めて、安定させたいところです。

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2006年09月03日

練習効率はどこまで上げられるか(その1)

越谷ゴルフです。

今回は「効率」について、基本事項の確認です。

限られた時間の中で、練習効率を上げるには、
目標を明確にして、練習の計画を立て、
スケジュールどおり練習することが
大切とはよく言います。

今ある限られた練習時間を何の練習に充てるか、

優先順位をつけて、優先度合いの高いものから
実行に移して行くことが重要なポイントになります。

そして、何を優先と判断するかが練習のセンスです。

つまり、ドライバーの飛距離を伸ばしたくても、
スコアを上げるにはアプローチのほうが重要だと
判断すれば、ドライバーを振り回すことより
寄せの練習をする人もいれば、

そんなことはわかっているけど、ドライバーが打ちたいから
ドライバーを練習する人もいます。

練習時間に何を優先するかは練習のセンスです。

それは、上達するには何が大切と考えているか、
が、今、現在の時間の使い方に現れるからですね。

以上は練習効率を上げるための全般的な話です。


また、何を練習しなくてはいけないかという、
練習項目のなかでの最重要事項の意思決定は、
コース戦略を組み立てる時の意思決定の癖にも
あらわれますから、

練習で、これをやらなくてはいけない、
とわかっているにもかかわらず、
自分のやりたい練習を優先する人は、

たいてい、コース戦略を決定する時も、その甘さが出て、
選択するべき戦略を優先するのではなく、
打ちたいように打って失敗することが多いのではないか
と言えると思います。

・・・

前置きが長くなりましたが、それを踏まえて次回本題です。
目標を明確にし、計画を立てて練習することは、
上達の効率を上げることに間違いはありません。

しつこいようですが、
目標を掲げ、それを目指さないで練習することは、
目的地を定めずにクルマを走らせるようなもので、

目的地がないから道順の修正はありえません。
ただ、道を曲がりたい時に曲がるだけです。

「修正」とは、道を間違えた時にするものであって、
最初から目的地がないのでは、道順を間違えるということが
ありませんので、修正という言葉が存在しません。

また、同様に、
「効率」についても、目的地があるから使える言葉で、
目的地にいかに最短で行くことができるか、
あるいは、いかに早く到着することができるか、

これを扱う言葉なので、
ただ目的もなく、ボールを打つ行為に「効率」という言葉は
本来なじみませんので注意してください。

・・・

で、「効率をどこまであげられるか」というからには、
なにかもっとすごい方法があるのではないか(笑)

今回を踏まえた上で、次回に続きます。
だから、今回の内容にまだ達していない人には
次回の内容は、かなり本質的な部分なのですが、
読んでもよくわからない内容になると思います。


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2006年09月06日

練習効率はどこまであげられるか(その2)

越谷ゴルフです。

「効率」とは、目的地があるから使える言葉で、
目的地にいかに最短で行くことができるか、
あるいは、いかに早く到着することができるか、

ただ目的もなく、ボールを打つ行為に
「効率」という言葉は本来なじみません。

ということでしたね。

・・・もう少しだけ確認させてください。

上達目標があっての効率ならば、では仮に、
「初めてクラブを握って1ヶ月でスコア100まわる方法」
を、考えます。

技術的な項目はここではふれません。
でも、単純に、1ヶ月で100を切りたいなら、
習得するべき項目を、毎日8時間づつ、30日間
一日も休まずに、まるで働くように真面目に、
ゴルフに時間を費やしたらどうでしょうか。

そんなの詭弁だ、と思われる方は多いでしょうが、
実は効率を語るなら、こっちのほうが正論です。

1ヶ月という短期間で100が切れるなら、
十分に効率的だといえるでしょう。

もし3年やってもなかなか100が切れないとしたら、
それまでゴルフに費やした時間やお金はかなりの量
かもしれません。

「効率」とは、ラクをすることではなくて
負荷を上げるから、短時間で結果がでる、
ということも基本です。確認お願いします。

3年やってなかなか100が切れなくて、
スコアも変わらなくなった、
でも、これから1ヶ月で100を切りたいと思うなら、
ペースを上げて、つまり負荷を上げることも、
時間面での「効率」を上げたことになる。

誤解のないように、繰り返します。
練習の効率を上げるということは、イコール
ラクをすることではありません。

効率を上げるということは、密度を上げることなので、
疲れるほうが当たり前の話になります。
つまり、長時間練習してカラダが疲れるか、
あるいは費やした時間や、打ったボールの数は少なくても、
集中するのでアタマがクタクタになります。

・・・

んーーーと、たぶん、
このブログを読んでいただいている方が知りたいことは、
そんな確認事項ではないと思います(苦笑)

負荷を上げるという意味ではなく、
無駄な部分を無くすという意味で、
「効率」を考えていると思います。

では次回こそは本論に・・・


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2006年09月07日

練習効率はどこまであげられるか(その3)

越谷ゴルフです。

練習効率を考えるうえで、
習得に無駄を無くす部分を考えます。

効率を語るといっておきながら、
ここまでかなり回り道をしてきました。

このブログでの回り道を実際の練習では
そうならないように活かしていただけたらと
思います(自爆)

まずスイングのカタチに関して言えば、

練習内容として、効率を上げるためには、
レッスン書などでは、
言葉だけで必要なモノを吸収する方法より、


写真やイラストを使ったほうが理解が早められ、
効率がいいといえます。

さらには、ビデオを使うともっと効率は上がります。

・・・

「そんな事は当たり前だっ!」
という声が聞こえてきそうですが、

ではなぜ、
言葉だけの説明より写真や、さらにはビデオのほうが、
効率がいいのですか?

・・・いうまでもなくそれは、視覚に直接訴えるからですね。

言葉という手段を介さず、感覚に直接伝え、
アタマの中に仮想のイメージをつくりやすくしているから。

そして学習や技術習得を考える上で、最も重要なのが、

1.アタマの中の仮想のイメージ
2.そのイメージをどうやって自分の中に取り込むか

取り込んでそれからはじめて
3.仮想イメージを現実のスイングに再現する

・・・たまたまのナイッスショットは、
イメージは残すかもしれませんが、
そこに再現性はありません。
結果として効率が悪い。だからここではとりあげません。

例えば、1枚のスイング写真があるとしましょう。
それをアタマの中にイメージとして残すのですが、

仮想、というからには、アタマの中に、
平面である写真から、立体を仮想する必要があります。
スピード感やリズムを仮想する必要があります。
連続した動きを仮想する必要があります。

ビデオはかなり補完しますが、
平面から立体を仮想する部分は同じです。

いずれにせよ、視覚から得た情報を、
自分で再現できるようにアタマの中で加工して、
仮想のイメージをつくりあげます。

また、それを再現するには、
視覚から得た情報で自分の中でつくりあげた仮想イメージから、
力を入れる感覚や触覚、など、別の感覚に置き換える
必要があります。
そしてはじめて自分のカラダで表現できることになります。

感覚を置き換える・・・

これは、同様の行為として、

・音を色として見る
・匂いを見る

といった、五感を別の感覚で感じる行為に似ています。

五感を別の感覚で感じる例としては、

音楽家に必要とされる絶対音感。
これは、音を耳で感じるだけでなく、音の周波数を
触覚で感じていたり、本当に色で視覚でみているそうです。
だから明確に見分けることが、でなく、聞き分けることができる
と言われています。

それからお金の匂い。(笑)
お金の匂いとは、本来は紙とインクの匂いのはずですが、
実際には別の意味に使われています。

・・・

スイングの様々な感覚を受け入れ、
別の感覚に置き換える能力があると、吸収力はあがる。

一番理想なのは、上手い人がもっている仮想イメージを
力加減の感覚をはじめとしたスイング全ての感覚を、
直接、自分のアタマノ中の仮想イメージのなかに
落とし込むこと。

しかし直接、というのは脳移植でもしなければできないので、
五感全てをフルに活用して吸収し、仮想イメージを
自分の中につくりあげること。

とにかく、まず、
仮想イメージをつくりあげるところまでを効率化したい。

・・・次回に続きます。


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2006年09月08日

練習効率はどこまであげられるか(その4)

越谷ゴルフです。

アタマの中の仮想イメージをつくる作業を
効率化するとは、どういうことか。

とその前に、アタマの中の仮想イメージを
整理しておきましょう。


仮想のイメージとは、まず、
他人が自分のアタマの中につくりあげてくれる性質
のものではありません。
自分が、自分のアタマの中に浮かび上がらせるもの
です。

仮想イメージの究極は、
「あの世」と「この世」

・・・(笑)

誤解を招くのであんまり使いたくない例ですが。

つまり、
「この世」とは、現実の、生きている世界。

それに対して「あの世」とは、、死後の世界で、
現実には存在しません。
でも、実際に見たことがないはずなのに、

いろいろな人が死後の世界は
ああなっている、こうなっている、と言います。

そして、「あの世」の話を子供の頃から聞かされて、
誰もが、「あの世」のイメージをもっています。

現実には存在しないものですが、
あたかも現実に存在しているもであるかのように、
誰もが認識しています。

だから、「あの世」とは、究極の仮想イメージ。

余談ですが、生死をさまよう意識状態では、
この現実の世界と、仮想イメージの世界の区別が
つかなくなります。

現実と仮想の区別がつかない意識状態を、
変性意識と言いますが、

その意識の状態の下では、
10年前に死んだはずの優しかったおばあさんに、
あの世で会って、「まだ来るな」と言われて帰ってきた、
という仮想イメージが、いかにも現実に思えたりします。

・・・

で、ゴルフの練習の効率を上げるのに
なぜこんな話を持ち出したか、

怪しい話がまだ続きます。

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2006年09月09日

練習効率はどこまであげられるか(その5)

越谷ゴルフです。

仮想のイメージについて、まだつづけます。

アマチュアの1スイングに実際にかかる時間は約3秒、
タイガーウッズで1.7秒かかります。

でも、仮想イメージで考えてみるとどうでしょうか。

タイガーウッズはダウンスイングやインパクトの、
スイングスピードがピークのところでも、
スイングを止める事ができるといいます。

また、まだビデオがなかった頃の話ですが、
ベンホーガンも、自分のスイングの解説をするにあたって、
スイング中のどの部分でも、スイングを止めることが
できたそうです。

なぜ、そんなことができるかというと、
スイングの現実の所要時間は1.7秒であっても、
仮想イメージでのスイング、つまり、
アタマのなかで、自分がどんなスイングをしているか、
という認識は、1.7秒ではなく、もっと長いということ。


仮想イメージの世界では、
時間を止めることも、ゆっくりにすることも逆に
光より速くすることもできます。

また、ありえない事、例えばアルバトロスも、
仮想イメージの世界では可能です。
だって、「あの世」が仮想できるのですから(笑)

・・・仮想イメージの世界とは、
意識上、無意識を問わず、アタマの中につくりあげられた、
イメージの世界をさします。
意識上にイメージするものだけでなく、
すでに無意識にまで落とし込まれたイメージもさします。

で、先ほどの、
タイガーウッズのスイングの仮想イメージの時間は
1.7秒より長いという話ですが、

とてつもなく緻密で膨大な情報量があるので、
アマチュアの何十倍も何百倍もあるいはそれ以上の長さ
に感じていることでしょう。
だから、仮想イメージでスイングを止めると、
現実のスイングも途中で止めることができるのです。


つまり、ゴルフスイングを習得するのは、
まず理想のスイングの仮説イメージがどういう状態かを
知ることが大切で、
そして、それを現実に実現させていくということと
言ってもいいのではないでしょうか。

・・・

レッスンで教わったり、雑誌で見た内容などを
まずアタマの中で、こうするんだ、という仮想イメージを
つくります。

あるいは、自分でこうすればボールが曲がらないのではないか、
などアタマの中で仮想イメージをつくります。


当然、仮想イメージの世界ではうまくいくのですが、
その仮想イメージを現実に実現させようとする行為
のことを練習といいます。

もし、仮想イメージのとおりに実現できないとすれば、
両者にギャップがあるわけで、ギャップを知るのも
新たに仮想のイメージを作り直すデータを収集することであり、
練習の目的になります。


ギャップの原因は、
1.仮想イメージそのものが間違っている。
理にかなっていないから実現不可能。
2.仮想イメージ通りに実体であるカラダが動いていない。

この二つに絞られます。


仮想イメージと、現実が一致した時に満足感を得ます。
スイングの一コマ一コマに納得感をもっている、とも
いえます。

練習の効率をあげたいならば、
1.間違った仮想イメージをつくりあげると、一生上達しません。
2.仮想イメージが正しいけど、そのとおりにカラダが動かない
ということであれば、その正しい動きをできるようになるまで練習する

この2.が、効率的な練習を意味します。
そして、1.をいかにつくりあげるかに、
効率的な練習ができるかどうか、がかかっています。

練習しても納得がいかない、とすれば、
やはり、スイングの仮想イメージの一コマ一コマが、
現実のスイングの一コマ一コマと一致していない。

この感覚のズレともいえるものも、原因はやはりこの
1.と2.の部分にあります。


・・・仮想イメージの存在を認識していただけましたか?


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2006年09月10日

練習効率はどこまであげられるか(その6)

越谷ゴルフです。

仮想のイメージについて、まだまだ続けます。
またあまりおもしろくない話ですが、
タメになると思いますので、よかったら、
引き続きお読みいただけたら幸いです。

アタマの中の仮想イメージとは、
過去の自分の経験や知識をベースに
考え方にしたがって形成されるのですが、

新しいスイングの仮想イメージが形成されるには、
新しいスイング情報を五感を通じて仕入れて、
それまでの自分のスイング情報を修正して形成されます。

その新しいスイング情報とは、
時により映像であったり、言葉であったりするのですが、

例えば、言葉で仕入れる情報を仮に
AさんからBさんに、「スイングはこういうものだ」
ということを伝えるとしたら、

1.Aさんの現実のスイング
↓・・・Aさんの触覚や視覚などを通じて
2.Aさんのアタマの中の仮想のスイングイメージ
↓・・・Aさんの表現能力
3.Aさんのスイングを説明する言葉

そして、
3.Aさんのスイングを説明する言葉
↓・・・Bさんの過去の経験や知識
4.Bさんのアタマの中の仮想のスイングイメージ
↓・・・Bさんのカラダを動かす能力
5.Bさんの現実のスイング

通常の伝言ゲームで、
5人が20文字の言葉を伝言するだけでも、
一字一句違えずに伝えるのも難しい事ですが、

現実のスイングをAさんからBさんに伝えるには、
それぞれ別の5人が、

日本語を英語に訳して
その英語を中国語に訳して
その中国語をフランス語に訳して
またそのフランス語をアラビア語に訳して
最後にまたアラビア語を日本語に訳す、
ような伝言ゲームをして、

それでいて最初の日本語と最後の日本語が、
一字一句違わずに伝わることより、はるかに難しい(笑)

もし、練習効率を考えるなら、

いかに上手い人のアタマの中の仮想イメージを、
自分のアタマの中に再現するか、にかかっていますから、
つまり、同じ感覚を得るということですが、

(やはり、他人が自分のアタマの中にはつくってくれないので、
自分でつくりあげるしかありません。)

この、伝達過程をできるだけ少なく、
できれば直接仮想イメージから仮想イメージへ
伝わるような手段を考えたいところです。

このあたり、ではどうしたらいいか、
もう少し次回踏み込みましょう。


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2006年09月11日

練習効率はどこまであげられるか(その7)

越谷ゴルフです。

練習効率を考えるなら、
いかに上手い人のアタマの中の仮想イメージを、
自分のアタマの中に再現するか、にかかっていますが、

将来的には、アタマにヘッドギアをつけて、
電気を流して刺激を与えて・・・みたいな
オウム真理教がやろうとしていた方法が、
でてくるかもしれません。

あるいは、映画「マトリックス」のように、
首にコネクターをつけてバーチャルな仮想空間で、
弾丸を避けるような訓練をする、時代がくるかも
しれません。

おそらく、究極の効率を考えるとそこまで行き着くことでしょう。
今、その方法の善悪、可能性は度外視しています。

しかし、
仮想の世界で起きたことが現実の世界に大きな影響がある。

例えば、怖い夢を見たら汗をかいていた、みたいな、
仮想世界、仮想イメージで起きていることが、
現実にカラダの変化を生じさせることがありますが、
これは紛れもない事実。
(この現象をホメオスタシスといいます。)

だから、仮想のイメージ力を強化することは、
練習の効率を引き上げることにつながるというわけです。

仮想のイメージ力が強い精神状態とは、
・本気であること
・雑念なく、集中していること

・・・まあ、当たり前の事になっていしまいましたが、
疲れていたり、
練習していてもなかなか上手くいかないといった、
イライラしている精神状態は、仮想のイメージ力が低く
なっていますから、練習効率は上がらないわけです。

また、練習や、コースにでる間隔が開きすぎると、
仮想のイメージが薄れていますので、
効率は悪い、ということになります。

そして、集中力を極限まで高めた状態や、
自分の世界に入りきった情況など、
現実と仮想の区別がつかない、変性意識状態では、
仮想のイメージをそのまま実現させることができる
ことも考えられるわけで、

ある意味、無我夢中の意識状態で、
不可能に思えることを実現させてしまう超ファインプレー
もありうるわけです。

試合前にスポーツ選手は精神集中を図る理由は、
実は自分の仮想イメージを現実に起こす目的が
あるからです。

・・・

アタマが疲れるやりかたですが、
練習効率を上げるために必要な部分だと思いますね。

んーー。
練習効率を上げるには、本気で集中して行ないましょう
という話になってしまいましたがまだ続けます。


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2006年09月12日

練習効率はどこまであげられるか(その8)

越谷ゴルフです。

仮想のイメージははかないものです。
「これかな?」と思ったら、次の瞬間には
言葉にする前に、フッと消えてなくなっている
ことはよくあります。

で、「あれどうだっけ?」と、また一度浮かんだ
曖昧な仮想のイメージの再確認をしているうちに
イライラしだすと、さらにわからなくなっていくものです。

これは前回、
「仮想イメージを実現させるには
本気で集中して練習に取り組む必要がある」
といったところに関連しますが、

逆に現実の上達につながる様々な情報を、
仮想イメージをつくりあげるのにも、
本気で集中している意識状態がよい、
練習効率がいい、という部分につながっていますが

上達効率を上げるのにアセリはこれまた禁物。
やはり、アセリは仮想イメージをつくりあげるのに
いい影響を与えません。


また、スコアにこだわりすぎると、
目の前の簡単なパットを外すことがあります。

同様に、上達目標を掲げることも重要ですが、
その通りに上達しない時もアセリが生じて、
逆に目先の上達効率を悪くすることがあります。

つまり、練習効率を最大限にあげるためには、
上達目標を掲げることが重要なのはもちろんのことですが、
「意識上の仮想のイメージ」にその目標がある段階から

もう一歩踏み込んで、上達目標が、
既に「無意識の仮想イメージ」にまで十分に落とし込まれている
ことが、仮想イメージを想定した、目標設定の技術として、
超重要になります。

・・・

いよいよもって怪しいわかりにくい話ですが、
この意味がわかる人は、上達効率を限界まであげる
方法がかなりわかったことと、思います。


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2006年09月13日

ナイスショットが生まれる時

越谷ゴルフです。

読者の皆様は、8:00~17:00といった、
決められた時間を働くことによって、
給料をもらっていますか?

あるいは、何か素晴らしい企画を考えるなど、
出来上がった仕事の成果に基づいて、
時間とは違う基準で給料をもらっていますか?


何を言いたいかというと、
ゴルフの練習でなにか成果を得る場合は、
決まった練習をこなすだけで得ることができるとは、
限らない、ということ。

また、残業をすればそれだけ割増して成果があがる、
というものではないということ。

研究者や発明家は、普段の勤務時間中は
非常に無駄な仕事をしているようですが、
ある時ひらめきを得て、それが業績になります。

素晴らしいショットが生れる時というのは、
時間とは違う基準で給料をもらう仕事と似た側面があります。

練習中に、「あっ!これだっ」と
ひらめくことが多いでしょうが、それ以外に、

練習を終えて、帰りにクルマを運転しながら、
「あれ!もしかして!?」と気づき、
練習場のハシゴをして試したら「やっぱり」と上手くいく
ことがあったり、

あれだけ日中ボールを打ったのに出来なかったボディターンが、
夜中に寝返りをうったときにふっと感覚がつかめた、
ということも、あるかもしれません。

つまり、ナイスショットの感覚が
決められた時間内にひらめくこともあれば、
決められた時間外にひらめくこともあります。

だから大切なことは、
ひらめいた時に備えて、受け入れの準備ができているか
ということになります。

上達のチャンスを逃さない。

そのためには、
練習する時は当然しっかり練習することは必要でしょうが、
練習していない時間にゴルフについてどんな心構えで
時間を過ごしているか、が重要になっています。


ゴルフのことを考えるのは、練習している時間だけで
一週間の総練習時間の4時間、という人と、

練習は週に2時間しかできないが、見るもの全てが
ゴルフに見えて、練習の材料に見える人とでは、

どちらが上達のチャンスを捕まえているでしょうか。

・・・

ゴルフのスイングをマスターし、
ナイスショットを生むということは、
非常にクリエイテイブな要素があり、
極めて実験室的な側面が多いです。

だから、ゴルフの練習で得られる成果は、
時間とは違う基準で給料をもらっている労働形態に近い、
といっていいと思いますので、

もし、あなたが時間基準で給料を受け取っている、としたら、
ゴルフの上達に関しては、同じ考え方では通用しない
部分がある、ことを考えてみたらいかがでしょうか。


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2006年09月15日

レッスン書の効果的な選び方

越谷ゴルフです。

多くのゴルフ理論やレッスン記事が
数多く出回っていますから、
果たしてどれが正しいの?とお悩みの方も
多いと思います。

その際に、ここを押さえておけば間違いがない、
というポイントを一つ挙げておくならば、

「何をしなさい」とだけ記述しているレッスンではなく、
「なぜそうするのか」の理由をきちんと述べてある
ものを選ぶほうが、間違いは少ないです。

その理由は、
理由をきちんと述べてあるものは、ある考えに基づいて
書かれており、考え方を知ることができるので、
情況が変わっても使えるから。

「こうすればいい」とだけ書かれているものは、
人の受け売りだけでも出来ますし、
もしかしたらただの思いつきの恐れもあります。

例えば、植民地時代の占領国の政策ですが
(いつもながら、脈絡のない例ですみません。)

占領国にとって、属国には「なぜそうしなければいけないか」
考えてもらうと非常に政治的に不都合でしたので、
「こうしなさい」と、力で強制する政策をとっていました。
つまり、考える力を奪い、自立させないためです。

ゴルフレッスンの場合は、「こうしなさい!」と言ってみても、
力で強制することはできませんので、
派手な表現で、「トッププロがそうしている!」とか、
刺激的で「おや!なんだろう?」と興味を必要以上にあおる
ように書かれています。

なぜトッププロがそうしているのか、など、
その理由まできちんと踏み込んでみないことには、
一般ゴルファーには意味がありません。

プロがそうしている根拠そのものが、アマチュアに
当てはまらないケースが多いからです。

あまり実例としては書きたくないのですが・・・

ダウンスイングはザルソバをひっくり返して
足元に叩きつけるように・・・
なんて表現がどこかで使われていたようです。

非常に印象に残る表現ですが、一般的に、
スライサーが多いアマチュアゴルファーがそんな事をしたら
ますますスライスがひどくなるか、
上体の突っ込みからダフるか、ひっかけるか、が
関の山でしょう。

実際に、「あの雑誌読んでからスイングおかしくなった・・・」
のボヤキ声が、練習場で聞こえてますよ。

つまり、アマチュアの場合は、
ザルソバをひっくり返し足元に叩きつけないように打つほうが、
上手くいくことが多い、かもしれない(笑)

あえて理由を書くと、そうしたほうが、
右肩をはじめ上体が突っ込まないから。

読者も、こういった悲劇を避けるためには、
なぜそうしなければいけないか、
の理由をしっかり確認してください。

コンピューターで計算された数字は間違いがない、
という先入観がありますが、式が違えば答えは間違い。

レッスン書に活字で書かれていることは間違いがない、
という先入観も捨ててください。


メンタル面のレッスン書は、理由を明確にした、
比較的親切なものが多いですが、

仮に、その本に、
「パッテイングは落ち着いて打つことが大切です。」
とだけ書かれて、

なぜ緊張してしまうのか、とか、
どうやったら落ち着いてパッテイングすることができるか
について言及していない本をあなたは買いますか?

たぶん、知りたい部分が書かれていないので
買わないと思います。

・・・

スイングなどの技術書も、雑誌も、同様の基準で
パラパラめくってみると、どれを選べばいいか、信じていいか
が見えてくると思います。

なぜ、そうしなければいけないか、
の理由を明確に述べているものを選んでください。

結局、ゴルフは自立し、自己責任が求められます。
したがって、考える力を養うことが重要です。


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2006年09月17日

飛びの障害となるもの

越谷ゴルフです。

ボールを遠くへ飛ばす時、一番の障害はなんですか?

考えるまでもなく、重力です。でも、

「チキショウ!重力さえなければ
オレのボールはもっと飛ぶのに!」

と怒る人はいません。

また、重力の次に、飛ばすにあたって抵抗となるものは
なんですか?

これも、言うまでもなく、空気の抵抗です。
しかし、空気がなければ人間は生命を維持できません。
だから、

「空気さえなければオレのボールはもっと飛ぶのに!」
と、怒る人もいません。


空気の抵抗があるから飛行機が重力に反して飛べるように、
ゴルフボールが飛んでいくのも同じ原理が働いています。

つまり、抵抗があるから物事は前に進む。

ボールを遠くに飛ばす障害になるものは、
ボールを遠くに飛ばすために必要なものであり、
また、遠くに飛ばそうとするほど、その抵抗は大きくなる。

・・・

ゴルフの上達も同じことが言えるでしょう。
もしゴルフが上達と思っていて、上達できないとしたら、
やはり何かの障害があるからだと思います。

でも、ボールの飛びと同じ原理原則が働いているなら、
障害があるから上手くなれる、

とも考えられます。

恵まれた環境にいる人が必ずしも上達するとは限らない
あるいは恵まれていない人がとんでもなく強くなっているのは、
やはりボールの飛びと同じ原理原則が働いているから
かもしれません。

一度そんな見方で、自分のゴルフを取り巻く環境を
見つめ直してみてはいかがでしょうか。

障害となっているものが、
実は上達のヒントになるかもしれません。


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超能力

越谷ゴルフです。

超能力があるとゴルフが楽しくなる、と
考えたことがあるおバカさんはいますか?(笑)

若干1名、そんな人間がブログ書いてますけど。

よーーーーく考えると、

ゴルフを練習するよりも、
超能力の修行の方が、おそらくつらくて厳しい。

回りくどいことを考えるより、ストレートに、
ゴルフを練習した方が、ゴルフは上手くなる。

・・・

スパイダーマンは、放射能を浴びて、
超能力を身につけました。

でも、放射能を浴びるのは、死ぬかもしれませんね。
やっぱり止めた方がよさそうです。

また、インドに輸出されたスパイダーマンでは、
ストーリーが変えられているそうですが、

超能力を得た経緯が放射能ではなく、
ヨーガの行者の導きによって、悟りを開き、
超能力を得たそうです。

・・・

やっぱり修行があります。

ゲド戦記のハイタカも、魔法を身につけるには
学校に行って、修行を積みました。

修行をし、経験を積み、そして上達していく。

何事も同じようです。

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2006年09月18日

ナノテクの次の素材

越谷ゴルフです。

「ミリ」は1000分の1
「マイクロ」は100万分の1
「ナノ」は10億分の1

とすると、次は当然、
「ピコ」、つまり1兆分の1の素材が出てくるのでしょう。

さらには、
「フェムト」1000兆分の1
「アト」、「ゼプト」、「ヨクト」と、だんだんと、
1000分の1ずつ小さくなります。

それぞれ、半導体が真空管からシリコンへ移行
した時ぐらいの技術革命がおきています。

ゴルフでも素材革命としては、
パーシモン、メタル、チタン、と続いていますが、

一世代技術が進化すると、30ヤードぐらい飛距離が
伸びているのでしょうか。

だとすると、

いずれアマチュアゴルファーが500ヤードぐらい
平気で飛ばす時代もくるのかもしれません。

・・・

バカげた話ですが、
これを悲観的に考えると絶対無理な話です。
それは悲観的な材料はいくらでもあるからです。

そして、悲観的に受け答えしているほうが、
おそらく常識人として扱われ、社会的には認められ、
会社では出世する人かもしれません。

でも敢えて、ゴルフメーカーの開発スタッフの方は
バカにされても新しいゴルフクラブを考えて欲しい(笑)

各クラブメーカーの、ヘッドにしても、シャフトにしても、
飛びに関してみれば、もはや限界か、との悲観論が
出ているかもしれませんが、

メーカーさんも、
そんなアタマの硬い奴にはさっさと引退してもらって、
無理を承知で挑戦するおバカさんたちの集団であって欲しい。

お利口さんとは、言いえて妙、口がうまいだけ。

すげーーーーーーーーー飛ぶクラブを、

誇大広告だけでなく、
早く、本当に実現させてほしいと思います。

できると思います。


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2006年09月20日

感情は敵か味方か

越谷ゴルフです。

ゴルフでは、
感情を落ち着かせることが大切とよく言われます。

では、感情ってゴルフするには罪悪なんですか?
感情ってないほうがいいんでしょうか。

・・・

確かに、感情がスコアをまとめるのに
邪魔になることがあるかもしれません。

でも、ちょっと考えてみたらわかるのですが、
感情は邪魔なものでも、決して敵でもありません。
逆に、パワーの源でもあり、味方でもあります。

「感情を制する者はゴルフを制する」

実は、この場合の「制する」の意味は、
押さえつけてなくしてしまうという意味ではなく、
「コントロールする」という意味です。

飛ばしたい!という気持ちが強すぎると
飛ばなくなります。

しかし、
飛ばしたい!という気持ちがなければ、
飛びません。

だから、感情を敵視してゼロにしようというのは
考え物なのです。

・・・

「感情」という表現があいまいでしたね。

モチベーション、とか、意欲、やる気、という
ポジティブな感情は味方になります。

しかし、不安、不信、恐怖など、ネガテイブな感情は
敵になるということです。

アメリカ合衆国第34代大統領アイゼンハワーは、
第二次大戦中、ノルマンディー上陸作戦で指揮をとった時、
「悲観的に考えて勝てた戦いはない」とも言ったそうですが、

どのような感情を持つか、が問題であって、
決して感情を無視することはできません。


・・・

「恋は盲目」という言葉があります。
感情は非常に強力で、思考や行動を支配する
力があります。

だから、
感情を無視して、あるいは敵対視するやり方は、
きっと失敗します。

また、感情をコントロールする、ということは、
思考をコントロールすることにつながり、さらには、
行動、ゴルフではカラダの動きに大きな影響を与えるので、

ゴルフ技術がなかなか上達しない人は、
その前提となる、ゴルフの思考部分の有り様を確認する
必要があり、

ゴルフの思考部分がどうしても上手くいかない、
あるいはわかっているけどどうしようもない、と言う人は、
その前提となる、ゴルフへの感情部分のあり方を
確認する必要があるということになります。

つまり、ゴルフに対してのモチベーションの状態や、
自信や、不安感、恐怖の状態を確認する必要があります。

そうすると、ゴルフにとって感情とは、
敵でもなく、味方でもなく、自分自身そのものという、

もう一段上からの観点から、
存在が認識できると思います。

今回も、よくわからない内容になってしまいましたが・・・。


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2006年09月22日

感情をコントロールする手順

越谷ゴルフです。

「感情を制する者はゴルフを制する」
についての続き。

ゴルフをプレーしている時、練習している時、
いろいろな感情が錯綜します。

自信とか意欲といったポジテイブな感情の時は
まだいいのですが、行き過ぎに注意する必要が
ありますが、

不安とか恐れといったネガテイブな感情の時は、
この感情をどうやってコントロールするか、
わからなくなるものです。

で、そういう高ぶった感情のコントロールについて、
今回考えます。

実際のところ、
湧き上がる感情の一つ一つに対応しようとすると、
あまりにもコロコロと感情が動くので、対応しきれないと
思います。

そんなことをしていたら、ボールを打つどころか、
自分の中の感情との葛藤で疲れてしまい、
自滅してしまいます。

ていうか、本番で実力を発揮しきれない人の多くは
このパターンにはまっている人ではないでしょうか。

では、本番に強い人はこの感情の問題を
どのように捉えているのか、

強い人は、本人は自覚していないでしょうが、
感情の一つ一つにこだわるのではなくて、

「感情が生れる原因に注目している」

つまり、
感情が生れる元になる「欲求」をよくコントロールしています。

・・・

例えば、
飛距離が欲しくて、新しいドライバーを買うとしましょう。

財布の中にお金がなければ余計に買いたくて買いたくて
感情はどんどん高まっていきます。

この、買いたいという気持ちを抑えるのは並大抵ではありません。
かなり疲れることです。

借金してでも買おうかなんて考え出すと、
その新しいドライバーは実体以上に素晴らしいものに
思い始めることでしょう。

そして、いつのまにか、飛距離が欲しいというよりも、
新しいドライバーが欲しいというように、すりかわり、
本来の欲求を見誤る結果となってしまいます。

しかし、財布の中に十分なお金があったとすればどうでしょう。
そもそも新しいドライバーを買おうと思ったのは、
飛距離が欲しいからという「欲求」がしっかり認識されているので、
慌てて買うことはありません。

別に自覚してそういう行動をとっているとは思いませんが、
結果としてうまく「欲求」がコントロールされています。

・・・

このパットをなんとしてでも沈めなければいけない。

そんな情況では誰でも緊張するものですね。

この情況で大事なパットを入れることができない人は、
感情を抑えることをとにかく最優先するものです。

しかし、入れることができる人は、
どうしても入れたいなら、その欲求を満たすために
傾斜を見たり、芝目を見るなど、
ラインを読むことを最優先する行動をとります。
そして、感情を抑えることはその次の問題になります。

実はそうやってラインが見えると自信も生まれ、
結果として緊張がやわらいでくることも多いからです。

念のため補足すると、
自信は、ポジテイブな感情です。
緊張は、ネガテイブな感情です。

これも、自覚してそういう行動をとっているかどうかは
わかりませんが
結果として「欲求」をうまくコントロールすることにより、
「感情」をコントロールしている結果となっています。

・・・うまく説明しきれないのがもどかしいですが、
上手い人と一緒にプレーしている時や、
上手くない人と一緒の場合など、
他人がどのような行動パターンをとっているか
をよく観察してみてください。するとよくわかります。


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2006年09月25日

邪悪な影

越谷ゴルフです。

ゲド戦記の中で、若き日のハイタカは、
自分の力を誇示するために魔法を使いますが、
誤って邪悪な影を呼び出してしまいます。
そして顔に大きな傷を受けます。

ハイタカの、その後の邪悪な影との戦いは、
ゴルフにおいても似たような状況がありまして、

「飛ばして良いスコアを出して他人に認められたい」

必要以上にそう考えることは、
自分の力を誇示したいと思ったハイタカと同じで、
ゴルフにおける、自滅のパターンです。

・・・

そして、ハイタカに呼び出された影は、
その後ハイタカを追い回し、苦しめるのですが、
邪悪な影は、逃げても逃げても追いかけてくるので、

ハイタカは、影との戦いに疲れ、
到底自分のかなう相手ではないと怯え、
消耗し、いつしか殺されて自分の肉体が影に
乗っ取られてしまうのではないかという不安から、
魔法を使う力を失っていきます。

しかし、影の、ある特徴に気がついてから、
この邪悪な影との戦いに終止符を打ちました。

邪悪な影のある特徴とは・・・

詳しくは、ゲド戦記 を見てください。
と言ってしまってもいいのですが(笑)

実は影は、逃げると追いかけてきます。
しかし、正面を向いて立ち向かうと動けなくなります。

・・・

ゴルフにおける、
自分の力を誇示したい、いいところを見せたい、
こういった邪悪な影と戦うにはどうすればいいか

結局、今回の邪悪な影、
それから、これまで話題に取り上げている「感情」など
全ては自分自身のこと。

ならば、ゲド戦記 は全てのゴルファーの自分との戦いを
代弁しています。

・・・影の特徴までは、ここで書いておきますが、
ではゲドはいったいどうやってその影と戦ったか、

・・・

さすがに戦闘シーンまでは、ここではかけません。


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2006年09月28日

絶対に上手くならない人

越谷ゴルフです。

練習場には毎日たくさんの方に来ていただいています。
そして、どんどん上手くなっていく人もいれば、
なかなか上手くならない人もいます。

そして、練習効率うんぬんを言う前に、
絶対に上手くならない人もおられるのですが、
そんな人には共通項があります。

・・・

練習効率を上げる最大の方法は、
練習に目的意識をもつことでした。


しかし、それ以前の問題で、驚くべきことに、
絶対に上手くならない人というのも存在するのです。

別に驚くことではないでしょうが・・・

それは、実際にカラダを動かし汗をかこうとしない人。


どんなにゴルフの理論を勉強して知識を入れても、
高性能の道具を手にしても、

実際にボールを打たなければゴルフは始まりません。
ボールを打ってみて、スイングのリズムだとか
タイミングを知り、そして感覚が磨かれていくのです。

・・・

例えば、英会話を身につけようと思えば、
英文を読んで文法にこだわるだけでなく、英語を聞き、
そして実際に自分で口に出して話してみないことには
身に付かないのですが、

文法や発音が多少あやふやでも、
伝えたいことが伝えられるかどうかは
実際に言葉にして話すかどうかにかかっています。

口にしないことはなにも伝わらない。

確かに、英会話の場合でも、
アメリカに行って仕事がしたい、とか、
目的が明確な方が上達は早いと思います。

しかしそれ以前に、
どんなに単語を覚えようが、文法にこだわろうが、
実際に話してみないと通じるかどうかはわからないのです。

実際にやってみること。

失敗するかもしれませんが、
それが練習ではないでしょうか。

絶対に上手くならない人は、失敗を恐れるあまり、
どうせ上手くいかないから、と、練習すらしません。

最初から上手くいくなら練習は必要ないともいえますが、
そんな人はいないと思います。いかがでしょうか。


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