About 2006年08月

2006年08月にブログ「越谷ゴルフリンクスのブログ」に投稿されたすべての記事です。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

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2006年08月

2006年08月01日

調律が狂ったゴルフ

越谷ゴルフです。

ピアノの調律が上手くいっていない場合、
世界最高のピアニストでも
上手く演奏をすることはできません。

調律が狂った楽器での演奏は、
聞けばすぐわかります。

また、逆に、調律が、
ピアニストの演奏での失敗を補うこともない
事を付け加えておきましょう。

ピアノの演奏の上手いとか下手だとかは、
同じ鍵盤で、強いタッチ弱いタッチ、また、
いろいろな音の出し方ができるというのも
求められるでしょうが、

やはり大切なことは、
全体のバランス、メリハリ、リズム感など、
総合力が問われます。

音感、そして感性。

さて、ゴルフの場合ですが、
同じクラブで強く打つ、弱く打つ、など
いろいろな打ち方も求められるでしょうが、

やはり大切なのは、総合力。
そして忘れられ易いのが、全体のバランス。

これにはクラブのセッテイングが大きく関わります。

クラブを変えた時に、
調律の狂ったセッテイングでのゴルフでは、
メロデイの狂ったピアノの演奏と同じ結果に
なりかねません。

ただ、ゴルフとピアノの違うところは、
ゴルフの場合は、
クラブの調律不足をある程度、技術でカバーでき、
技術の未熟をある程度、クラブでカバーできる事。

だから、全体のバランスの乱れを見逃し易いのです.

しかし、セッテイングについては、専門家に見てもらえば簡単に
できることです。

もし、それをしないとすると、
上を目指すゴルファーならば、怠慢以外の何モノでもない
と言い切れると思います。

調律の狂ったピアノでは、音感が磨けないのと同様に、
セッテイングしていないゴルフでは、ゴルフのセンスは
磨けません。

・・・

さて、調律が狂ったゴルフといえる、
もう一つの要素。

精神面の気分変調状態(^^;

・・・これはまた機会があれば考えましょう。


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2006年08月02日

矛盾の捉え方

越谷ゴルフです。

ゴルフは矛盾だらけ、と言いますが、
自然界で起きていることですから、
何らかの原理原則にしたがっているはずです。

それにしても、矛盾を感じるとイライラします。
そしてイライラすると、スコアが落ち行かないので
矛盾の解釈を一つ挙げておこうと思います。

そもそも矛盾というものは、
理解を超えている現象や、予期しない事に
遭遇したときに感じるものです。

そんな事いくらでもあります。

・・・

え?それでは説明になっていませんか?

では聞きますが、
あなたは世の中の全ての事を知っていますか?

そんな事は決してありません。

自分で経験した一次情報、
人から聞いた二次情報、
そして、一次情報や二次情報から
組み合わせで想定して得た三次情報。

それら全てを合計しても、
たかが知れています。

仮にあなた一人でなく、
人類の持つデータベースの全て、
すなわち人類の叡知、これから見ても、
自然界にはまだまだ人類が知らないことが
たくさんあります。

そういう意味では、
あなたの脳ミソがどんなに優れていても、
自然界の99.9999・・・・%知らないことばかり
ということです。

つまり、理解している事柄のほうが
限りなくゼロに近いので、
矛盾していない事象の方が珍しい、
ということ。

それでも矛盾を感じた時にイライラしようと思います?

理解の範囲内で物事が起きるほうが珍しいので、
むしろ理解の範囲内で物事が進んだ時、
そちらをイライラするべきかもしれません。

あるいは、矛盾していない事が起きたら
驚くべき事かもしれませんね。

・・・


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2006年08月03日

エクスタシーとは、

越谷ゴルフです。

ナイスショットの快感を追いかけていながら、
大切な言葉の意味を確認していませんでした。

間違え易いのですが、実は、
エクスタシーという言葉は、快感という意味
ではありません。

サスペンス映画や官能小説などでよく使われる
言葉で、間違った使われ方も多いのですが、

本当は、「脱我」という語源を持ちます。

自分が自分でないような感覚、
自分が今ここに存在していない感覚、

これをエクスタシーというので、
快感というより、脱我感といったほうが
本当は適切なのですが、

要するに、脱我感は気持ちがいいのです。

そして、脱我感を得るには、
不安や恐れがない状態である必要があります。

しかし、そこにいくまで、
自我の境界線には壁があるので、
そう簡単にこの自我の壁を脱することはできません。

・・・

ゴルフの上達の過程で、
自分が今までできなかったことができるようになった、
自分が過去に実現していない記録を樹立した、

つまり、我を超えること、
壁を超えること、これも脱することと同様に
気持ちのいい事でした。

もうわかりますね。

キーワードは「自我の壁」です。

これを超えるのもよし、脱するのもよし、
快感の本質の部分で、

この快感には、
後に残る空しさ、空虚感というものは伴いません。

つまり、ゴルフやゴルフの練習を通じて、
快感、それも精神的な満足を得ることができるのです。

人はなぜゴルフをするのか、の
かなり高次元な理由になっていると思います。


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デジャヴ

越谷ゴルフです。

前回採り上げた、エクスタシーと似た感覚に、
デジャヴというものがあります。

デジャヴとは、既視感のことで、
現在目の前の状況が、あたかも以前どこかで
体験した事があるように感じる事です。

不思議な感覚で、必ずしも快感ではないでしょうが、

長くゴルフをしていると、
これをゴルフプレーの中でも感じる事が
あるかもしれません。

初めてのコースで初めて打つ状況なのはずなのに、
以前どこかで経験したことがあるように思える・・・
そしてこの後こうなる・・・
というところまでなぜかわかってしまう。

ちょっと精神面が危ないですけど、(笑)
これも快感かもしれませんね。

しかし、デジャブは、
時間軸の感覚の狂いからくる錯覚です。
精神的に何かエラーが起きています。

たまにおきる分には不思議でおもしろいでしょうが、
頻発する場合は、ゴルフのやりすぎで
アタマがおかしくなっているかもしれませんから
病院に行きましょう・・・。

・・・

ただ、スライスや、ダフリ、トップなど、
同じミスを何回も繰り返すことは、
これを間違える人はいないと思いますが、
デジャヴとはいいません。

そんな人は、学習が足りませんので、
ゴルフスクールで、レッスンプロに
処方してもらってください。

いずれにせよ、
何かが狂っていることには変わりないとは
思いますが・・・(自爆)


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2006年08月06日

無料レッスン

越谷ゴルフです。

ゴルフが上手くなりたいなら、
上達プログラムを組むことをお勧めします。

思いついたままやりっぱなし、というのは、
どんなに高価なゴルフクラブを使おうが、
どんなに良いコーチにレッスンを受けようが、
上達は望めません。

Aさん:「そんなことは知っている。ウルサイんだよ。」

・・・はい失礼しました。
知っているならばそれでいいです。
では、知っていることと、それを行なうということは違う
という点も理解していますね。

Aさん:「あたりまえだろ!」

・・・はい度々失礼しました。
では、何故なかなかゴルフが上達しないか
の理由もわかりますね。

Aさん:「それがわかんないからアンタに聞いているんだよ!」

(苦笑)

実は多いんです。こういうやりとり・・・。

思いつきで練習するだけでなく、
上達プログラムを自分なりに組んでください、と
言いたかったのですが・・・。

この人がなぜなかなか上達しないか、
あなたにはわかりますか?


で、こういった人の傾向は、
スイングちょっと見てくれ見てくれと、
いつものように言ってきます。

でも、こちらが真面目にアドバイスしても、
どうせ聞かないし、無料なので、(笑)
適当に答えます。

言っておきますが、悪気があって
適当に答えるのではないですよ。

その人が、聞いて理解して行なうであろう範囲で
お答えするわけです。この辺りが、無料での限界です。

だって、一番の問題点を話したところで
どうせ聞き入れないのですから仕方ありません。
話しても、あなたの言っていることはおかしい、
って言われるんですもん。

当然、真面目に聞いてきて、
真面目に練習に取り組んでいる人には
無料でも、大切な部分を
お話をさせていただきますよ。

そういう意味でも、
きちんとお金を払って、レッスンを受け、
きちんとプロの言うことを聞いてください。

荒っぽい言い方ですが、
お金を払うと少しは真面目に聞けるようにはなります。

まあ、多くのゴルファーにとって、
ゴルフは遊びでしょうが、

趣味やお稽古事と名乗るならば、
ゴルフに対する姿勢や態度を見直したほうが
いいでしょう。

なかなか上達しないとしたら、たいていの場合、
問題点は、その辺りにあります。


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2006年08月07日

志だけでは・・・

越谷ゴルフです。

さて、ほとんどの人が、
生活費を稼ぐために何か仕事をしていると思います。

で、必ず出くわす問題が、
やりたくない仕事をするべきか、しないべきか。

やりたくない仕事をしなくても、十分に生活できる人は、
やりたくない仕事は引き受けません。

でも、たいていの人は、やりたくない仕事でも
やらなくてはいけない立場にあります。

やりたいとか、やりたくないとかの判断基準が、
好き、嫌いという次元のものから
志に合う、合わないのもう少し高い次元での
基準もあるでしょうが、

どちらにせよ、ほとんどの人は、
好き嫌いや志だけではメシは食えません。
したがって、やりたくない仕事でもするのです。

・・・

ゴルフの場合はどうでしょう。

やはり同様に、
やりたいゴルフの理想像と、やりたくないゴルフが
あると思います。

やりたいゴルフの例
・300ヤードのドライバーショット
・150ヤードの2打目は全てグリーンオン
・3メートルのパットも全部入る
など

逆にやりたくないゴルフ
・バンカーに入れる
・刻んで安全策をとるなんて、オレのゴルフじゃない
・池越えは苦手
・1メートルのパットを外す
など、

いろいろ挙げられると思いますが、
やりたいゴルフだけでスコアがつくれる人は
それでいいと思います。

しかし、たいていの人は、
いいスコアを出したいのであれば、
やりたくないことをどう取り扱うかによって、
スコアが決まってきます。

どちらにせよ、
好き嫌いや志だけではスコアはつくれません。
したがって、やりたくないゴルフでも練習するべき
なのです。


あるいは、
やりたいゴルフとやりたくないゴルフのギャップが
大きければ、大きいほどストレスがたまります。

そして結果もうまくいかない、
というのが根本的な理由なので、

悪質のストレスを生まないためにも
このギャップをつくらない考え方を身につけるという
方法もあるかと思います。

しかし、短期的に結果を求めるなら割り切って、
やりたくないゴルフもやるべきとしたほうが
多くのゴルファーに正解、といって
いいかもしれません。

・・・やりたくないことをやっているうちに
考え方も変わり、ギャップをつくらない考え方が
身に付くものかもしれません。


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全盛期

越谷ゴルフです。

一生のうちで、
あなたのゴルフが一番全盛を迎えるのは
何歳頃でしょうか。

ずーーーっと上手くなり続けることは
体力的には無理があります。

少なくとも、
お肌の曲がり角、ではなく、
体力の曲がり角を迎えたら、

あとはいかにに体力を維持しつつ、
賢いゴルフをしていくか、
にかかっています。

幸いなことに、
ゴルフの場合は、体力的なものよりも、
知的な部分のほうが、重要な要素なので、

スポーツの中では比較的、
全盛期を高い年齢で迎えることができます。

だから、全盛期といっても、個人差が大きく、
あきらめた人から脱落し、下降線を描く
といってもいいと思います。

・・・

野球での話ですが、打撃の神様といわれた
全盛期の川上哲治氏はこう言いました。

「ボールが止まって見える。」

・・・

さて、あなたもボールが止まって見えるなら
今が全盛期かもしれませんね(笑)


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団十郎になっちまいなよ!

越谷ゴルフです。

歌舞伎の世界に、
「団十郎になっちまいなよ!」
という言葉があるそうです。

若い役者が、由緒ある名前を襲名すると、
そのプレッシャーから演技が不安定になることから、
観客席から飛ぶ叱責というか、野次です。

そんな中で、本人の迷いが取れて、
名実ともに団十郎になることができると、
演技に気品や成熟が生まれ、
本物になっていくそうです。

会社でも、部長と呼ばれているうちに
部長らしくなっていく

あるいは、お父さんと呼ばれているうちに
お父さんらしくなっていく、

というのはよくあることで、

ゴルフの場合でも、
プロと言われるようになって、あるいは
シングルと言われるようになって

プロらしくなっていったり、シングルらしく
なっていく人は多いと思います。

ステージやランクがあがったというか・・・。

さて、これを逆手にとっても
上達が狙えると思います。

・・・

もし、自分がプロやシングルだったら、
この状況でどうするか、

まだ自分がそのレベルに達していないとしても、
もう既にあたかも自分はそのレベルでゴルフを
プレーする、

ように振舞うのも、
ある程度実力があるにもかかわらず、
発揮し切れていないとしたら、迷いを吹っ切るのに
効果あると思います。

念のため繰り返しますが、
実力があると思われるにもかかわらず、
発揮し切れていないと思われる人ですよ(笑)

前提条件です。

まずは、実力を磨くことで、ここでは、
その実力をいかに発揮するかの心構えの部分です。


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2006年08月08日

確信犯

越谷ゴルフです。

ラウンドする前に不安を感じない人はいません。

練習不足が不安
パターが不安
お天気が不安
オナカの調子が不安
・・・

不安、不安の不安だらけで
誰でもスタートするものです。

条件は皆同じ、ともいえますが、それは慰めに過ぎず、
不安の要素を挙げていくと限がありません。

だからこそ、
不安要素をかき消して突き進む何か
が必要になります。

行き当たりばったりで不安に押し潰される
ことのないように、

何らかの信念をもってラウンドに向かうということ。

・・・

「戦場のメリークリスマス」や「失楽園」「リング」
など数々の映画をヒットさせた
プロデユーサーの原正人氏はこう言いました。

「映画製作は、
素材といい、役者といい興行といい、高い制作費といい、
不安要素をあげていけば限がないので、
何かを信じるチームが核にあって、
その核が走っていくとうまくいく。

不安要素を払拭する確信犯的ムーブメント
を起こして成功する。」

・・・

調子を上げ、勢いをつけるということは、
信念を持って、確信犯的ムーブメントが必要、
ということですね。

事を成すには、何かを信じる必要があり、
何を信じるかと言うと、自分を信じる。
つまり、「自信」。

「自信」は、「不安」の反対語でもあります。


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2006年08月09日

感情の訓練方法

越谷ゴルフです。

ゴルフは感情のコントロールが
重要なポイントですから、
感情の訓練方法について考えてみましょう。

さて・・・

大人になれば、
毎日怒ったり、イライラするのは
日課のようなものですね。

逆に、大人になると、
一日2、3回しか笑わなくなるそうです。

言ってみると、
感情の訓練、というのはじつは奇妙な表現
なのですが、だから敢えて訓練というならば、

嬉しいことがあれば、笑う。

ことから始まるのでしょう。

また、訓練するといっても、
感情を安定した状態に保つ、というのが目的ですから、
良い状態に保つのが目的でしょうから、

嬉しいことがあれば笑えるということは、
大切な能力となります。

能力というのもこれまた奇妙な表現ですが、
この能力があれば、あとは、

嬉しいことを見つけることが出来ればいいわけです。

・・・

これなら、意識しても出来そうですね。

・・・

ていうか、難しく考えすぎ。

だから、
一日に2、3回しか笑わなくなるんでしょう。


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ピンボケ

越谷ゴルフです。

ピンボケとはいうまでもなく、
ピントが合っていない事を言いますが、

ボケにもいろいろありまして、
意図的にモザイクボカシを入れたものから(汗

エマニエル夫人風のソフトフォーカスといった
高度な技術としてのボケや、

笑わせるために計算されたボケ、つまり
漫才におけるボケとツッコミといったものがありますが、

それらは全て、一度ピントを合わせて、
その上で、なにかしらの意図をもって、
意識的にピントを外したものですね。

ゴルフで言えば、モグリ球とかメクレ球というのは
クラベヘッドの芯の位置を知っていて、
敢えてずらして打つことにより、創り出す弾道がありますが、
これらは全て、芯に当てることが出来ることが前提です。

だから、一流といわれるプロの領域なのです。

いずれの分野でも、狙ったピンボケは、
アマチュアがそう簡単に手を出せるシロモノ
ではありません。

・・・

ここで問題にするのは、
ピントを意識的に合わせないのではなくて、
ピントを合わせようとしても合わせられない
アマチュアのピンボケです。

ゴルフショットでのピンボケからは、
不安感が生じます。納得感が得られていません。

で、その不安感を払拭するために、

・やたらとスイングをイジりだします。
・意味もなく、道具を買い換えます。
・とにかく練習の内容よりも、量にこだわりだします。

やはり、ここでも本当に大切なのは、まず、
不安感を払拭することではなく、ピントを合わせること。

・下手にスイングをイジっても、
 余計に感覚がズレて当たりません。
・道具を変えるとなじむまでまた時間がかかります。
・集中力を長く持続させるには、
 いい手応えを得続ける必要があります。

・・・調子の悪い時は、
スイングを変えたり道具を変えても逆効果
になることがあるともいえます。

このあたりの見極めは非常に難しいでしょうが、

不安感を払拭することに思考のピントを合わせるか、
芯に当てる感覚を取り戻すことに思考のピントを合わせるか。

・・・

常に、意識のピントも動いています。
脳の中で、何に、意識のピントを合わせるか、
も大切なことですね。

この、何にピントを合わせるか、が目的や思考の部分で、
どれだけの精度でピントを合わせられるか、が
自信や感情にあたる部分にあります。

飛んでくるミサイルを、フォーカスして、
迎撃するぐらい難しいピント合わせが
常に脳の中で行なわれているということになるのですが、

この複雑なピント合わせの一連を総括制御するのが、理性。

どんなに高性能で高い分析力をもつ
オートフォーカスカメラでも、持っていないものです。

なぜなら、カメラは、道具なので、
何にピントを合わせるかの最終決定権を持っていないから。

スイングやクラブを変えても、変わらない部分でもあります。


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2006年08月10日

勘定の訓練方法

越谷ゴルフです。

ラウンド経験が浅いのならまだしも、
何年ゴルフをやっても、
スコアが勘定できない人がいます。

本人はスコアをごまかすつもりはないのですが、
いつも誤申告で、同伴者に注意を受ける人がいます。

これは大切なことですが、
スコアを良くしたいなら、
ゴルフが上手くなりたいのなら、

スコアをきちんと勘定しましょう。

たぶん、100切りの奥義は、
スコアをきちんと勘定できるようになること。

スイングの上手い下手でもなんでもありません。

スコアが勘定できない人は、

・コンペにも呼んでもらえません。
・ゴルフの会話についていけません。
・嘘つきと言われます。
・アタマが悪いと言われます。

・・・

スコアとして結果が数字で現れるから、
ゴルフの知的な部分の明確な面白さがあるのですが、

スコアが数えられないのでは、
ネコが毛糸玉でじゃれているのとかわりません。

たぶん、スコアが数えられなくてもやってる本人は、
一生懸命で、猛反発を食らいそうですが、
敢えて書かせてもらうと、

結局、
下手だからスコアが勘定できないのではなく、
スコアが勘定できないから上達しない、

ということでしょう。

スコアをきちんと付け出してはじめて、
パットがどうだったとか、バンカーでいくつ叩いたとか、
自分のゴルフを分析できるようになります。

で、本題の、勘定の訓練方法ですが、

先ほど申し上げたように、長くゴルフをやっていても
勘定できない人は、勘定できません。
だから、ゴルフ歴は関係ありません。

まず、スコアのつけ方を
レッスンプロから教わってください。

・・・

おかしいと思いますか?
恥ずかしいと思いますか?

実はその逆で、教えるプロの側としては、
その質問が出たあなたの成長を喜んでくれます。

そして、それを踏まえた上で、
もう一ランク上のレッスンをしてくれることでしょう。

スコアの勘定ができなければ、
勘定の方法を知っている人に聞く、

これが、出来るようでなかなかできない、
勘定の訓練の第一歩です。

そんなことができるか!
と、おっしゃる方は、そもそもスコアを軽視しており、
その考え方や姿勢、態度に問題がありそうですね。

ちなみに、
スコアが全てではない

という言葉は、
スコアが勘定できない人のセリフではありません。


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2006年08月11日

ゴルフのセンスが身に付くと・・・

越谷ゴルフです。

ゴルフの初級者が中級になるには、
練習をして、コースにも慣れて、
上手くなればいいのですが、

中級者が、上級者になるのに、
求められるのが、ゴルフのセンス。

一段、考え方が変わる必要があります。

スコア的に言うと、
中級者の上のほうでシングルプレイヤーでしょうか。

片手シングル、いわゆるハンデ5以下ぐらいからは、
上級と言ってもいいと思いますが、

いわゆる上級者のゴルファーは、ゴルフに対して
中級者とは違ったモノの見方、考え方をしています。

なぜ、見方や考え方が違うか、というと、
しつこいようですが、
彼らはゴルフのセンスを身につけたからです。

では、
・ゴルフのセンスとはどういうものでしょうか。
・ゴルフのセンスはどうやったら身に付くでしょうか。

・・・

まず、ご自分で考えてみてください。

あるいは、上級者を観察してください。

次回、もう少し踏み込みます。

ていうか、
知りたい人にだけ、
個別にお伝えするカタチをとりましょうか。
どうすればいいでしょう・・・。


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どうしようもない状態の克服

越谷ゴルフです。

どうしようもない状態の時、どうしますか?

(笑)

ゴルフでは、どうしようもない状態によく遭遇します。

その時に必要なものは、

300ヤード飛ばせる力でしょうか。
30ヤードをベタピンに寄せるアプローチの技でしょうか。
3メートルを入れるパットの正確性でしょうか。
IQ200の頭脳でしょうか。

・・・

それらが全て役に立たない状況があります。
それが、どうしようもない状況。

こんな時にただ一つ、必要なものがあるとすれば、

「次になにをすればいいか」

それがわかれば、それでいいです。

・・・

そしてそれを行なうと決める「決断」と「実行」。

上手くても弱い人に、決定的に欠けている部分です。

逆に言うと、力や技や頭脳だけでは不十分で、
「次に何をすればいいか」、がわかれば
どうしようもない状態は克服できる、と言えます。

また、ゴルフの場合は、
「次に何をすればいいか」がわからない人は、
スロープレーになりますね。

特に初心者の場合は、
常に次に何をすればいいかがわからない状態なので、
周りに迷惑をかけるのです。

初心者をコースに連れて行くケースを挙げると、

「次に何をするかを教えるだけでなく、
次に何をするかを常に自分で考える」

ことを、教えてあげてください。

多くの初心者は、次に何をするかを、
教えてくれるのを、待っています。

最初のうちは、次に何をするか、自体を教えますが、
しかし、徐々に、その部分を、

次に何をするかを自分で考える、
ことの大切さを理解させるのが
その初心者を自立させるのに重要になってきます。

・・・

まあ、人のことはよくわかるものですが、
自分が次に何をすればいいか、についても
自分の能力に関係なく、常に考えたいものです。

強い力は要りません。
優れた技も要りません。
優秀な頭脳も要りません。

ただ、
次に何をすればいいかがわかればいいのです。

・・・教えてくれる人がいるうちは
しっかり学んでください。

しかし最後には、自分で次に何をすればいいかは
自分で決める必要があります。。


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2006年08月12日

ゴルフのセンスって?

越谷ゴルフです。

・ゴルフのセンスとはどういうものでしょうか。
・ゴルフのセンスはどうやったら身に付くでしょうか。

・・・

「続きを読みたい!」と思ったら
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と、前回を終わったら、一日に6人の方に
応援いただきました。感謝です。

反応があってヨカッタデス。
ブログ書いてる甲斐がありました。

--------------------------

さて、

・ゴルフのセンスとはどういうものでしょうか。
からいきますが、

考えていただいたでしょうか。
決して難しい質問ではなかったと思います。

キーワードは、実は反応を得ること。

ゴルフに必要なセンスの代表的なものを
整理しておきましょう。

・距離感覚
・方向感覚
・フェース感覚
・ソール感覚
・身体感覚
・・・

聞けば、なぁーーーんだ、そんな事、
知ってるよという事ばかりだと思います。

だから、
どうやって、そのセンスを身につけるか、
のほうを詳しく解説しましょう。

センスの身につけ方を一言でいうなら、
ゴルフのラウンドや、練習を通じて、得るのですが、

例えば、
ハーフショットの練習は大事、といいますが、
なぜだか考えたことがありますか?

ハーフショットの練習をする最大の目的は、
ハーフスイングの練習をすることではありません。

ハーフショットの練習を通じて、
距離感覚、方向感覚、フェース感覚といった、
感覚を磨くこと。

言い換えると、
50ヤードを打つ練習をするのではなく、
50ヤード打ったときの、手応え、感覚を得る
事が本当の目的ということ。

結果として、50ヤードになる感覚を知る。

つまり、
フルショットでは、入れる力が大きい分だけ刺激も強いですが、
受け取る感覚も麻痺します。

刺激は強ければ良いといいものではなく、
強すぎる刺激では、反応を感じられないんです。(汗)

ボールに刺激をどのように与えるか、が目的ではなく、
ボールから刺激をどのように受け取るか、が目的。

ここで言う、ボールから受け取る刺激が、
ゴルフのセンス。

最初の言い方をすると、
練習やラウンドを通じて、ゴルフのセンスを身につけていく
ということですが、

繰り返しますが、
ボールを打つのが練習になるのではなく、
ボールを打つことからどんな感覚を得るか、

これが練習であり、
ゴルフのセンスを磨く事と言えます。

・・・

フルショットだけ練習していても、
得るものは少ないということと、その理由。

何の目的で、ハーフショットの練習をするのか、

この二点を押さえて練習していただけたら、
随分と違うと思います。

次回は、ゴルフのセンスが磨かれると、
どのように考え方が違ってくるか、変わってくるか、

に触れたいと思っていますが、次回の更新も、
読者の方の反応を見ながらにさせてください。


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2006年08月13日

上級者の思考の仕組み

越谷ゴルフです。

ゴルフに限らず、
初級者と上級者の思考の違いを説明しましょう。

例えば、3×4= 
この計算をどのように行ないますか?

九九を覚えている人は、計算しなくても、
12という答えを出します。

でも、初級者は、
3を4回足し算しなければいけません。

そして、大きな問題にぶつかります。

一桁の計算から、二桁の計算へ
つまり、10の集まりを脇に一旦おいて、
残りが2、だから合わせて12という思考を
必要とします。

4回足し算を繰り返して、なおかつ、
繰り上がりも考慮することは、ある意味、
九九を覚えることよりもかなりアタマが良くないと
できません。

独学で、九九を教わらずに、
12を導き出す方法を発見するには、
時間がかかりすぎます。

あるいは、
3×4も4×3も答えが同じになることを発見して、
大喜びします。

でも、そんな事は、
九九を知っている人には当たり前の
パターンですね。


独学で上手くなろうとするゴルフの初心者が
なかなか上達しない部分とよく似ていますが、

九九を自分で発明するのは普通の頭脳では
不可能とも言えるでしょう。

ゴルフなら
レッスンプロに教わったほうがはるかに上達が早い。

・・・

また、文章データをパソコンに記憶させておくのに、
画像として保存するのと、
テキストとして、保存するのでは、

どちらがメモリー容量を使いますか?
また、文章の内容を後から検索するとしたら
どちらが速いですか?

同じ情報でも、上級者と初級者では、
取り込み方の質と意味の量が違うのです。

取り込み方だけでなく、データの取り出し方も違う。

つまり、同じモノを見ても、見え方が違う。
脳のメモリーの使い方も違います。

だから、脳に保有している必要な情報量が
圧倒的に多いことになります。

したがって、
ゴルフ場で同じ状況でボールに向かった場合でも、
受け取る情報の量は圧倒的に多く、
また、情報の持つ意味が違うことになります。

上級者は、得た情報をテキストで利用するように、
メモリー使用が少なくとも情報量は多く、
必要な部分の検索も速い。
また似た状況での応用ができる。

一方、初級者は
画像データで文章を取り扱うような
脳の使い方をしています。
おそらくデータの内容に間違いはない。でも、
遅いし、大切な部分に意識が集中されないし、
応用が利かない。

そうすると、上級者同士が行なっている会話は、
初級者にとっては別の言語で会話しているようなもので、
何を言っているのかわからないといった事態も生じます。

だから、上級者が感覚を表現するのに、
意味不明な表現も多く、でもわかる人にはわかる。
でも、わからない人には説明にしようがない。

初級者にもわかる表現をどれだけ知っても、
所詮、初級や中級の域を超えることはできません。

上級者になるには、
上級者の言語、思考の仕組みを知る必要があります。

・・・

さて、それをどうやって手に入れるか、
次回、続けます。


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2006年08月16日

間違えました

越谷ゴルフです。

筆者は大きな間違いをしておりました。

・・・

上級者になるには、
上級者の言語、思考の仕組みを知る必要があります。
さて、それをどうやって手に入れるか、

・・・

と、意気込んでブログを書いておりましたが、
大きな間違いをしておりました。

それは、
世の中のゴルファーの99%以上が
「上級者になりたいとは限らない」ということ。

ホンネの部分で。

だから、
そんな1%にも満たないような興味者を対象に
話を続けてもツマラないと思いますので、
止めましょう。

では、現実のゴルファーはどんな状況か、
というと、

ゴルフが上手くなりたいと思っている。
でも、何らかの「制約」があって、
他にやらないといけないと思うことがあって、
なかなか実現できないでいる。

・・・

練習場で多くのゴルファーと接していて、
大切な部分を忘れていました。

また、
別に上級者にならなくてもゴルフは十分楽しめる。

上級者にならなくても楽しめるのは、
別にゴルフに限りません。

それでも上級者になりたいと思うなら、
「制約」を外さなくてはいけません。

ここでいう制約とは、物質的なものではなく、
精神的な制約です。

・・・

一つだけ、制約の例をあげておきましょう。

ゴルフの上級者には、選考された人、
素質や条件に恵まれた人だけがなれると思う制約。
自分にはとても無理だと思う。思い込み。

この制約の下では、
間違いなく上級者になることは制約されます。

光は見えません(笑)

自分がゴルフの上級者になるかどうかは、
少なくとも他人が決めることではなく、
自分で決めることのはず。

どうしても、画一的な制約を押し付ける
教育制度での優等生は、制約されないと
逆に不安になるようです。

だから、自分で無意識のうちに制約をつくってしまう
傾向にあるようです。

そのほうが心地よければそれもいいでしょう。
他人がとやかく言うことではありません。


裏を返せば、
上級者にならざるを得ない制約を、
自分で自分にかけたほうが、本意ではないでしょうが、
制約の下で上級者になるかもしれません。


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2006年08月17日

質問

越谷ゴルフです。

自分がゴルフの上級者になるかどうかは、
少なくとも他人が決めることではなく、
自分で決めることのはず。

・・・でしたね。では、

「私はゴルフが上手くなるでしょうか?」

という質問を誰かにするとしましょう。

答えてくれる人が、仮に上級者やプロであって、
口の悪い、正直な人であれば、

「お前には無理だ」と答えます。

そしてそこに、怒りとか、呆れの感情が入ります。

その本意は、
「やることやりもしないで、上手くなるわけないだろ」
というのもありますが、

現在の技術的な部分を問題にすることよりも、
主に、考え方や、態度、取り組み姿勢を問題にします。

顔色を見て、瞬時に判断しているのですが、
上級者にはそれがわかるのです。

・・・

ただ、一生懸命頑張っている(と仮定しますが)
あなたの立場としてはいかがでしょうか。

練習しても全然上手くなるとは思えず、
スコアも伸びず、手応えも感じられない・・・。

不安で仕方がない。

このままゴルフを続けていて本当に
自分が上手くなれるかどうか・・・。

だから、
最初のような質問をしたくなる気持ちもわかります。

でも、考えてみてください。

自分がゴルフの上級者になるかどうかは、
少なくとも他人が決めることではなく、
自分で決めることのはず。

でしたね。

上手くなることについて、不安を持っている場合は、
上手くならないという決定を
自分で選択していることにつながります。

自分が上手くなると信じることは、
あるいは、信じられることは、
上手くなるという決定を、
自分で選択していることにつながります。

だから、
「私はゴルフが上手くなるでしょうか?」
という質問が、不安感から発せられたものであれば、
答えは「上手くならない。」としか言いようがない。


・・・

上手くなるならないのケースだけでなく、

もう一歩進んで、やるべきことをやった後の、
勝負に勝てるか勝てないか、
の質問も同様でしょう。

相手がいる勝負の場合で、勝てる試合であっても、
勝つということに不安があると勝てません。

・・・高校野球を見ているとそのあたりよくわかります。

勝てる試合であっても、緊迫した場面になると、
エラーがでて逆転負けしたりするのですが、

甲子園に出るようなチームでは、やるべき練習は行い、
技術的な問題は一通りクリアーしているはずなのですが、

「勝つ」ということに不安を持ったほうが
勝てなくなっているのです。そして大崩しています。

・・・

さて、話を「上手くなるかどうか」の質問に戻しますが、

上手くなるということに対して、不安を持たなければ、
上手くなれる仕組みになっていることを
理解していただけたでしょうか。

ゴルフ雑誌でも、「どうやったら上手くなれるか」
の特集は多く組まれますが、
テクニック的な記事が多いのは、
上のような内容は、あまり面白くないので
その雑誌が売れなくなるからです。

でも、上手くなるための真髄の部分は
あまり売れない別のところにあります。

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美味しい牡蠣は森がつくる

越谷ゴルフです。

「美味しい牡蠣は森がつくる」
という言葉があります。

これは、ファーストフードの反対語である、
スローフードの言葉ですが、

矛盾したような表現ですが、
意味は非常にわかりやすいです。

牡蠣は、海の生き物なので、
森は関係なさそうなのですが、

良い森林から流れ出た栄養分が
川を流れて海に注ぎ込まれるから
美味しい牡蠣は森がつくる、というわけですが、

実は、「自然」という大きな枠組みで考えると、
決して矛盾した表現ではありません。

・・・

スローフードの考えでは、
美味しい食事を楽しもうと思うなら、
ゆっくりと時間をかけて準備し、

時間をかけてゆっくり味わう事が
大切になります。

ただ、スローフードの欠点は、
時間がかかり過ぎることと、高価になることが多い
ので、現実的でない部分も多いという事。

だから、スローフードを提唱する人達も、
ハンバーガーや冷凍食品といった
ファーストフードを否定しません。

うまくスローフードを取り込んで、
食事を楽しんでください

という表現にとどめる人が多いです。

ファーストフードだけでは食事の楽しみが薄れ、
カロリーは摂取できるけど、必要な栄養分は
不足するものです。

・・・

さて、ゴルフでも同じようなことがたくさんあります。
とにかく飛ぶから、と、安易にファーストフード的な
道具選びをし、ノウハウを取り入れ、
結果が良くないとすぐに使い捨てる人も多い。

もっとよく道具を選ぶにも思いつきでなく、
失敗のないような吟味をし、
自分のゴルフを知り、
現在の道具も知っていただきたい。

新品を買うよりも高価になるかもしれませんが、
使い慣れた道具を、自分に必要な栄養バランスをとるような
リメイクをしたほうが、ずっとゴルフが楽しくなる、

かもしれません。

そして時間をかけて道具になじみ、スイングを熟成させ、
今日明日の最高飛距離や自己ベストスコアを
すぐに求めるのではなく、急がずにゆっくりと上手くなる。

ある意味、非常に贅沢な、
ゴルフの楽しみ方ともいえるでしょう。
もし、プロを目指さないのであれば、
美味しい牡蠣をつくるために、森のことを考えるような
ゴルフをしてみてもいいかもしれません。

・・・ゴルフを楽しむには。

一見矛盾するような無駄なことも、
楽しいのであれば、長い目でみると、
ゴルフの栄養分になっているのでしょう。

そして、ファーストフード的なゴルフも否定しません。


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2006年08月19日

ゴルフ雑誌を読む人、読まない人

越谷ゴルフです。

オシャレに目覚めた女の子が最初に買う雑誌は、
「an・an」か、「non-no」だそうです。

それからハタチ前後、セレブを夢見る頃には、
「JJ」に移るそうです。

社会人になり、「MORE」や「with」を読むようになり、
この二誌のいずれかを読むうちに
結婚することも多いことから、
「ウイズ・モア結婚」という言葉もありました。

そして、雑誌業界の専門家、吉良俊彦氏によると、
「an・an」や「non-no」を読まなかった女の子は、
その後、雑誌に興味を持たないまま、
大人になるそうです。

・・・

さて、ゴルフ雑誌の場合はどうでしょうか。

ゴルフに目覚めた人が最初に買う雑誌は
大雑把な分類ですが、おそらく、
「週刊ゴルフダイジェスト」か「週刊パーゴルフ」
でしょう。

価格的にも手頃な価格だからです。

連載記事も多いので、一旦読み出すと、
しばらく読み続ける人も多いようですね。

そしてこの二誌が、
女の子の買うファッション誌と大きく異なるのは、
ゴルフの入門的な雑誌の役割を果たしつつも、
上級者もフォローしているところ。

別の面からみると、
釣り雑誌や野球雑誌や競馬雑誌と違って、
プロのゴルフを観戦したりプロの高い技術を楽しむ部分と、
アマチュアが自分で実際にプレーを楽しむ部分の境界も
曖昧になりやすい。

良く言えば、内容豊富。
しかし悪く言えば、節操がない。

だから、自分の興味を引く部分だけ読んで、
隅から隅まで全て熟読するゴルファーは
実は少ないのかもしれません。

そんな読み方をし続けると、
だんだん読む部分が少なくなり、飽きが早い。
ゴルフ雑誌に飽きた人がゴルフそのものに飽きることも
十分考えられます。

そして、この週刊二誌に飽きたゴルファー達は
次に何を読むか、というと、確立したといえる雑誌があるか
というと、さてどうでしょう。

クルマ雑誌のようにマニアックで、
ブランド毎の力強いファンクラブができるような
影響力高い雑誌があればいいのかもしれませんが、
万人向けの一般的な情報雑誌に飽きたゴルファーの
受け皿が少ない。

広範囲で内容豊富ということは、読者ターゲットを絞りきれず、
魅力を失う恐れもあります。

女の子のファッション誌の発行部数や種類が多いのは、
入り口となる「an・an」や「non-no」が魅力的で、
入門的なポジションを確立しているから、とも言えます。
だからその他の雑誌も活気があり、好循環で業界全体の
雑誌販売部数は多い。

また、「an・an」や「non-no」を読まない女の子は
その他の雑誌を読まないように、

現在のゴルフ雑誌の読者状況はというと、
「週刊ゴルフダイジェスト」か「週刊パーゴルフ」を読まない
ゴルファーは、

一生、その他のゴルフ雑誌を買う事はない、
といえるかもしれません。
あくまで、筆者の個人的見解ですが。

インターネットから情報を得る人も多くなくなりましたが、
雑誌というメデイアはなくならないと言われます。
雑誌好きな人はやはり雑誌を買います。

しかし、「情報」という側面では、スピード、量ともに
雑誌はインターネットに勝てません。

また、無料情報誌も随分と増えました。
練習場でも、決してゴルフ雑誌を買わないような
シニアや女性のお客様も随分とお持ち帰りされます。

だから、お金を払って買う雑誌には、
「情報」よりも、より踏み込んだ「報道」、
「特集」、「企画」など、

時間つぶしに見るだけでなく、
じっくり取り組めるような内容が、
よりゴルフ好きが満足できるような内容が、
求められていくことになると言えます。

雑誌を発行される側の方々も大変でしょうが、
更なる誌面の充実を、読者は求めていると、
雑誌好きのこのブログの筆者は考えます。


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ルーズソックスはなぜ流行ったか

越谷ゴルフです。

数年前、女子高生の間に、
ルーズソックスはなぜ流行ったか。
の理由をゴルファーの皆様はご存知でしょうか。

機能的に必要であったわけでもなく、
単純に、みんなが履いていたから、

というのが理由でしたね。

ただ現在でも一部、山間の雪国の、
自転車通学では今でも愛用者がいるかもしれません。

それはいいと思います。

・・・って、ここでは例として挙げただけで、
このブログの作者がルーズソックスフェチで
女子高生論を展開しようというわけではありません。
念のため(笑)

ゴルフの道具やスタイルにも流行がある、
ということを言いたかったのです。

一方、セーラー服は流行だから
女子高生はみんな着るのでしょうか?

(・・・やっぱり自爆か)

流行だからではないですね。

学校で規則で決められており、
定番だから着ているのですね。


同様に、ゴルフの道具やスタイルにも、
定番と言われるものがあります。

やはり、押さえておきたいのは、
流行ではなく、定番のほうです。

定番を押さえているから、流行も活きてきます。

地味な部分ですが、定番に強い人のほうが、
スコアもまとまり、さらには流行も上手く活かします。

・・・

ただ、
ゴルフにおいても、上達を追及する人より
流行を追及するほうを重視する人のほうが
多いような気がして、

その分、上達が遅れるケースが非常に多い
のでは・・・とも感じています。

要するに、情報が多すぎるのですね。

ということは、これからの時代、
お金と時間を費やす割には
なかなかスコアアップしない人がさらに増える
かもしれません。


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2006年08月20日

本当の戦略ゴルフ

越谷ゴルフです。

戦略的にゴルフをすることが大切、
とはよく言われますが、

本当に「戦略」という言葉を使うなら、
いっそのこと、「戦略的ゴルフ」といった、
あいまいな表現でなく、

あえて「軍事ゴルフ」としてゴルフを捉えてみましょう。

「戦略」という言葉は、経営戦略をはじめとして
かなり言い回されているので、ニュアンス的に
かなり弱まっているように思います。

だから今回は「軍事」という言葉を使うのですが、
「軍事力増強」という言葉は日本人としては
歴史上においてもタブーなので、
本当は、例え話であっても、使うべき表現ではないと思います。

しかし、ゲームとしてのゴルフを考えると、
平和的な思考だけではモノ足りないのです。

・・・戦争を奨励するつもりも全くありません。
ただ、ゴルフの強さは軍事の強さに似た性格があると
思われる部分もあるので、今回は使わせてください。

・・・

軍事思考でのゴルフ

○制空権を握る

ドウーエの制空権の考え方として、
「戦いの第一歩は、戦争で言うと目的地を
戦闘機、ミサイルで空爆して制空権を確保し、
後の攻撃を行ないやすい状況をつくることである。」
というのがあります。

ゴルフで言えば、ドライバーショットに相当します。
飛んだ方が有利なのは間違いありません。

しかし、制空権を握ることは、
戦争に勝利する必要な条件ではありますが、
それだけで十分な条件ではありません。

○制海権を握る

海洋国家系の地政学に
「マハンの理論」というのがありますが、
「海洋を制するには、艦船対艦船の個別の戦闘の勝ち負けに
こだわるだけでは不可能で、本当に海を制覇するなら、
海を面で捉え、政治的な手法を含め、
全体での覇権を握る考え方が不可欠である」ということ。

ゴルフでは、フェアウエイという海を渡ることに相当します。
一打一打のミスも手痛いですが、全体を上手くまとめ上げる
必要があります。

○上陸し、占領する

ゴルフでいえば、グリーン上に相当します。
これは、陸軍でなければできません。

戦闘としては局地戦で行動範囲は狭いのですが、
拠点、拠点を確実に陥落させて、自軍のフラッグを立てるのは、
歩兵の重要な役割で、歩兵なしに占領はできません。

そう考えると、
上陸作戦といった部分は、戦争でも重要な部分ですが、
ランニングアプローチは海兵隊による上陸作戦、
ロブショットはパラシュート部隊による急降下、
バンカーは敵国の最終防衛ライン、要塞、とも言えます。

また、メンタル面では、
多くの戦争論が現役引退後に理論としてまとめたものが多い中、
「毛沢東の戦争論」は現役で軍隊を指揮しながらまとめ上げた、
生々しくて泥臭い部分があり、理論とハッタリが絶妙に融合した、
実にゴルファーの心理的な揺れ動きにも対応しています。

・・・

さて、あなたのゴルフに必要な軍事力増強と訓練は
どれでしょうか。


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源義経にゴルフを学ぶ

越谷ゴルフです。

いきなりですが、(笑)
源義経が率いる源氏軍は、なぜ強かったのでしょうか。

源義経は圧倒的に不利な戦力で、はるばると遠征し、
一ノ谷、屋島、壇ノ浦と、巨大平氏軍を追い落とし、
滅亡させました。

その理由は、
源義経が、日本における戦争の歴史の中で、
初めて戦略という考え方を導入したからです。

それまでの日本古来の戦は、
一対一の、個人個人の技量比べだったので、
単純に、強い武士がたくさんいる方が
戦争になると強かったのです。

そして、
戦争は、個人の技量に全てが掛かっていました。

しかし、
源義経はそんな旧来の武士の戦い方ではなく、
個人戦よりも、集団をどう動かすかという考え方を、
戦争に持ち込みました。だから、
平氏との戦に勝利したのです。

不利な条件のなかで、
いかに物事を有利に進めていくか、

という考え方は、ゴルフでも、

現在の自分の未熟な技術で、
いかにベストなスコアを計上するか、
に通じる部分があります。

一打一打は技術的に未熟であっても、
いいスコアでラウンドするためには、
「戦略」、という考え方を外すわけにはいかない、
ということになりますね。

・・・

現実のアマチュアゴルファーの実態としては、
戦略は重要であることに対しての認識については、

より戦略を重視しなければいけない未熟者ほど
個別の技術にこだわり、
戦略を軽視する傾向にあるようです。

上級者ほど、どんな打ち方をしても
それなりの結果を残せるにもかかわらず、

戦略については、
技術的に未熟なゴルファーよりも重要性を認識しており、
また、不測の事態についても用心深いので、
さらに技術が発揮されるという結果になるようです。

この事に気がついた人と、
そうでない人との差はますます開くばかり・・・。

・・・

まあ、歴史には諸説あり、
源義経をそれほど美化しない人もいますが、
ここでは妙なツッコミは止めておきます。

また、
源義経は戦略の達人ではありましたが、
最終的な勝利者かというと、
必ずしもそうとはいえない部分が多々ありますが、

戦略についての認識、という面では
大いに学ぶ部分があると思います。


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2006年08月21日

問題となる習慣行動

越谷ゴルフです。


学校で忘れ物や、その他何か問題になることをしたり、
学業に集中できない生徒の多くは、
たいてい家庭に原因があるといいますが、

あなたの家庭は大丈夫でしょうか。


・・・いや、お子様の事ではないです。(笑)

ゴルフに絡めて何かしら問題がある人は、
なにか家庭には原因がないでしょうか、
心当たりはないですか、

ということです。

このブログを読む人は大人の人が多いでしょうから、
学生の時のように、
いちいちゴルフの成績が悪かったからといって、
文句を言ってくれる人はいないのですが、

ん?

意味が違う?

家には、親以上に何かと文句を言う
怖い人がいる?

・・・まあそれは置いておいて、

大人なんだから、自分で自分を管理して、
必要であれば自分で自分を叱咤激励しましょうよ。
ということと、

荒れたゴルフをする原因も
荒れた家庭に問題があるのかもしれません、

ということが言いたかっただけです。

不規則な生活をして、
安定したスコアを望むのはどうかな?

ということもありますが、
やはり節度ある生活をしたほうが、
安定したスコアが出るのではないでしょうか。


・・・

ゴルフ練習場でも、後から、
「忘れ物をしてませんでしたか」という
電話はよくかかってきます。

傾向としては、
打席をゴミやオシボリを散らかして帰る人のほうが、
忘れ物をすることが多いです。


・・・確かに、普段忘れ物をしない人でも、
いつもと違うルーテインで、練習に来られると、
うっかり忘れ物をすることはあります。

でも、忘れ物をしない人は、状況がいつもと違っても、
絶対といっていいほど忘れません。


クルマのカギを忘れる人は、
受付時にフロントにカギを置く癖があったり、

メンバーカードを紛失する人も
いつも決まっています。


こういった何かしらの問題を起こす方々は、
日常生活の癖や習慣に、何か原因があるのでしょう。


結局自分が困るのは自分です。

わかっていてもいろいろと言い訳をして
直そうとしないのは、ゴルフのスイングの矯正と似ています。

ゴルフスイングの場合は、
上達する人は、矯正しようとするから上達もします。

また、上手く矯正ができた人は、状況が変わっても
なかなかスイングが崩れません。

なかなか自分では気づかないのが癖や習慣ですが、
気づいても、なかなか直せないのも癖や習慣です。


良い生活習慣を身につけたいものです。


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一番最初に考える戦略

越谷ゴルフです。

戦略について、何回か続いたついでに、
一番最初に考える戦略についても
述べておきましょう。

その戦略とは

・・・

・・・

・・・

ゴルフ戦略といえばすぐに思いつく、
ゴルフコースを攻略するための戦略
ではなくて、

・・・

・・・

・・・

「ゴルフが上達するための戦略」

です。

この戦略があるとないとでは、
上達のスピードが違う。

この戦略を考えずして、
なりゆきで上手くなろうとするのはかなり難しい。

ということは理解していただけますか?


ゴルフの上達に近道があるとすれば、
戦略を立てることでしょう。

まあ、この戦略を一度立ててみてください。
そんなに時間をかけなくても、
すぐにいくつか考えられるでしょう。

そして、上手くなりたいのなら
それを実行に移せばいいし、

上手くなりたいとは思わないのであれば、
戦略を立てても、
それを実行しなければいいのです。

ちなみに、現在の能力から考えて、
実行不可能なものは、戦略とはいいません。

あくまで戦略の考え方は、

「不利な条件のなかで、
いかに物事を有利に進めていくか」
ですから、

条件的に無い物ねだりをするものではありません。

できることを、考えてください。


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2006年08月22日

吉田松陰にゴルフを学ぶ

越谷ゴルフです。

いわゆる幕末、ペリーが浦賀に入港して、
日本国内が大混乱になりました。

そんなきっかけで、吉田松陰は、
日本という国の存続を強く思い、
松下村塾を立ち上げ、

後に明治維新の中心人物となる、
伊藤博文や、山県有朋らを輩出しました。


で、今回は、数あるゴルフ塾の教育レベルは
どのレベルかを思い浮かべながら、

あるいは今自分がゴルフで学ぶべきは
どのレベルか、を

松下村塾の教育レベルと比較してもらえたら、
と思います。

・・・

まず、

○吉田松陰は、松下村塾の門下生達に、
「明治維新の行い方」とか「日本の存続方法」といった
といったノウハウレベルで、
目先の方法を教えたのでしょうか。

・・・もっと深いです。では、

○具体的に、日本の5年後はこうしたい、10年後はこうだと、
目標設定の重要性を説き、
日本の国を守り、存続させるためには目標設定とともに
カリキュラムを組み、それを実施させたのでしょうか。

・・・まだまだそれだけでは不十分です。

○具体的な数値目標だけでなく、まずその根拠となる
将来ビジョンや目的を示した。
独立国家のあるべき姿を示し、教えた。

・・・そう言えるでしょう。さらには、

○日本の独立国家としての存続を強く思い、
その強烈な思い、高い志、理念を伝えた。

 そして塾生たちは、吉田松陰の、
この思い、理念やビジョンといわれるものから、
目的、目標、具体的な生き方までが、
至誠という一本の柱によって貫き通し抜かれている生き様

これに惹かれて彼の元に教えを受けた、
といいます。

・・・

目的、そしてビジョンや理念とは、
ノウハウや目標の根っこにあたる部分です。

この根っこにあたる部分がしっかりしていないと、
どんなに素晴らしいノウハウや目標を持っていても
すぐ崩れ落ちることになります。

逆に言うと、理念や志がしっかりしてくると、
目標とすべきものやノウハウがわかることになります。

ゴルフの何を学ぶか、
ゴルファーとしてどうあるべきか、

そしてゴルフを誰から教わるか、
道具は誰がつくったものを選ぶか、

のヒントになるかと思います。

これは、宮里藍選手が
「一人前のゴルファーであるまえに、
尊敬されるような人間でありたい」と発言する部分や、

丸山茂樹プロが、
ジュニアゴルファー向けに私財を投ずる部分に通じている
と言えます。


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2006年08月24日

ゴルフと麻雀

越谷ゴルフです。


1980年代ぐらいまでは遊び仲間が4人そろうと、
ゴルフの後そのまま雀荘に直行というパターンも
多かったようですね。

また、ゴルフと麻雀は、社会人としての
付き合いの必須項目でもありました。


今でも、かなり数は少なくなりましたが、
ゴルフ場への道中に雀荘の看板を見かけるのは、
ゴルフと麻雀は、不良中年オヤジの典型的な趣味
だったからでしょう。

最近のゴルフも、
不良中年の社交場みたいな部分もありますが、
アスリート系といった言葉の出現など、
スポーツ色が強くなったり、女性ゴルファーが
かなり増えてきていますので、様相が変わってきています。


さて今回は、麻雀には、
勝負の勘どころを学べる部分が多いので、
いくつか挙げておきましょう。

○緊張


ゴルフは基本は個人競技なので、
自分との闘いがクローズアップされることが多いですね。

だから、
スタートホールでの緊張やバーデイパットでの緊張は
よく取り上げられますが、過度に緊張する人は、
やはり麻雀も弱いようです。

麻雀には、聴牌タバコといった言葉があります。
点数が大きな手を聴牌すると、そわそわし始めたり、
挙動がいつもと変わる人は、勝負に弱い。


麻雀の場合は、相手のあるゲームですが、
相手と戦う前に、自分との闘いで自滅していく人は
やはり弱い。

ゴルフでのスタートホールも、麻雀での配牌も、
条件はみんな同じといっていいでしょう。


自分だけが緊張したり、興奮したり
するわけではありません。

緊張すると、自分の力が発揮できなくなります。


・・・勝負強い人はそういう場合、緊張とはいわず、
シビレる、という感覚のようです。

○状況認識

今、自分が置かれた状況がよくわかっているか。


ゴルフではスコア状況、
麻雀では持ち点や捨牌の状況から、
対戦相手の心理にも注意を払うことができるか、
がポイントになります。

麻雀の場合は、捨牌や鳴き牌から、

相手の手の内、つまり考えていることが
ある程度推測できます。

ゴルフの場合も、
マッチプレーや優勝を争うプレーオフなど、
同伴者の心理状況を推測する必要な部分が
ありますが、


基本としては、情況判断するべきものは、
同伴者の心理というより、コース情況ですが、
情況が読めない人は、やはり弱い。

これは緊張の項目と同じで、
自分の事しか考えられない人は、
自分以外に目を向けることができていない
のが共通しています。


練習場ではいい当たりが出るのに、
コースでは全くダメな理由には、
練習場は、いつも情況が同じで、
良好に保たれているから、
情況を読む必要がないというのがあります。

・・・補足すると、
プレーに集中は大切なことです。しかし、
プレーに集中する前に、ルーチンとして、
情況判断するという項目を入れるか入れないか、
これが無意識に組み込まれている人は勝負強いですね。

状況判断をルーチンに入れてください。


・・・長くなりそうなので、今回はこの辺で。


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2006年08月25日

ゴルフと麻雀(その2)

越谷ゴルフです。

麻雀に学ぶ勝負の勘どころとして、
「緊張」「情況判断」に続けます。

○勝負の流れ

ゴルフでも、前の組のスロープレーや、
同伴者のナイスプレーなどで
簡単に調子を崩す人がいます。

麻雀は意図的にポンやチーなどで、
せっかく調子が良くても、より積極的に、
流れを変えられてしまう事があります。

問われているのは、
状況が変わった時の対応力の部分です。

そして
自分のペースに上手く引き戻すことができるか、
がポイントです。


よく、麻雀でも
マークされた方がやり易いというのですが、

USPGAでも、
タイガーウッズはいつもマークされているので、
タイガーは自分のペースでゴルフしているのに対し、

他の選手はタイガーを意識しすぎ、自分のペースでなく、
タイガーのペースでゴルフをして失敗しています。

他の選手も優勝争いできるだけの実力がありますから、
本来なら誰が優勝してもおかしくない情況です。

例えば、A.スコットや、S.ガルシアですが、

タイガーを目指しているうちは、言い換えると
タイガーをマークしているうちは、
メジャーで優勝することはないでしょう。

なぜなら、いつまでも、
タイガーと対戦した時に自分のゴルフを
させてもらうことができないからです。

・・・タイガーにさせてもらえないというよりは、
自分のゴルフをしていない、
と表現した方が適切かもしれませんが。

国内でも、ジャンボ尾崎選手が強かった時は、
ツアー全体が、ジャンボさんのペースで、
もっと言うと、あたかもジャンボさんのルールで
試合が行なわれているかのような雰囲気で、
試合全体の主導権を握っていました。

ジャンボ尾崎選手の実力をもってすれば、
このペースを掴むことができれば
もっと海外でも活躍できたのですが、
さすがにそれは許されなかったようです。


そして、失敗という意味では、
麻雀の強い人も自分の素晴らしいアガリを狙うより、
対戦相手のアガリ手をフリコミしない、事を重視します。

ゴルフでも、スコアにいい人は、ナイスショットを狙うより、
仮に失敗してもキズが浅い方法を選択しますね。
臆病なほど慎重なわけです。

それは、ミスは勝負の流れを変えるきっかけとなるから。

・・・

勝負の流れ、自分のペース、マーク、そしてミスについて
極論すれば、「ウサギとカメ」のお話がありますが、

この勝負、どちらが勝ったかはご存知ですね(笑)

この勝負、カメはもともと負ける勝負ですが、
ゴールを目指し、終始自分のペースを守って戦いました。

一方、ウサギは自分のペースで勝負せず、
ゴールを目指すのではなく、カメをマークし、
カメのペースで戦いました。

いくら技術力に差があろうとも、
目指すべきものはゴールであったにもかかわらず、
ゴールを目指さないで、カメをマークし、
カメのペースで、カメの土俵で戦ったのでは
勝てるはずがありません。

そしてウサギさんは、カメに負けるはずはないという油断、
つまりミスを犯しました。

このミスにより、
ウサギからカメに勝負の流れを変ったのです。

自分のペースを確立し、
何をマークするか(何を目指すか)は、
勝負の流れを引き寄せるのに重要なこと。

そしてミスによりみすみす流れを逃して
勝利を逃すことはもったいないことです。


もったいないです。


十分実力があるのに、
勝負の流れを引き寄せることができないとすれば・・・。


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2006年08月26日

ゴルフと麻雀(その3)

越谷ゴルフです。

麻雀に学ぶ勝負の勘どころとして、
「緊張」「情況判断」「勝負の流れ」に続けます。


○勝ちへのこだわり

賭け麻雀や賭けゴルフは禁じられていますが、
麻雀はゴルフよりも賭博性のイメージが強く、
キナ臭い勝負の匂いします。

麻雀好きなら一度ならず何度も見ている映画で
「麻雀放浪記 」という映画がありましたが、

麻雀を知らなくても、
勝負師の勝ちへのこだわり方を知る教材として、
観てもいいと思います。

ドサ健(加賀丈史)は、まゆみ(大竹しのぶ)の抵抗を
押し切って家の権利証を持ち出し、勝負に賭けたり、

出目徳(高品格)は九蓮宝燈を上がる一局で、
家以上のものを失います。
そして印象的な、その時のドサ健のセリフは・・・

映画では、若き日の真田広之演じる哲が、
勝負師たちのやりとりからいろいろなものを
吸収し、成長していきます。

この映画から、哲と同様に、
良い悪いは別として、勝負師の考え方や、
彼らの勝負へのこだわりを感じてもらいたいと思います。

(注1:映画では家の権利証(正式名称は登記済証)を
賭けてましたが、実際の不動産の権利移転には、
権利証だけででなく、実印と印鑑証明も必要になります。

注2:九蓮宝燈とは、
ゴルフではミドルホールでホールインワンするぐらい
あり得ないアガリ役です。

ツッコミドコロの多い映画ですが、
これがまた面白いのでオススメします。

「角川エンタテインメント 麻雀放浪記 」 )

・・・

それはさておき、

「どうやったら勝てるようになりますか?とか、
勝負事に弱いのですがどうすればいいのですか?」

という質問は、

「どうやったらゴルフが上手くなりますか?」

という質問に答えることぐらい易しいです。

あまりに易しすぎて、
このブログで書けるような内容ではないので、
自分で考えてください。

(・・・たぶん、こう書いておけば、
わかる人にはわかるから、それでいいです。)

あえてヒントを出すなら、
「勝利とはあなたにとって、一体何ですか?」
これを、紙に書いてみてください。


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2006年08月27日

どんなに練習しても上手くならない方法

越谷ゴルフです。

できるだけ少ない練習で上手くなる方法は
たっくさん出回っていますので、

「どんなに練習しても上手くならない方法」
これをメモしておきましょう。
以下を避けることにより、効率は上がると思います。

○合わない道具で練習する。
・・・合わない道具で練習するとスイングを崩し、
上手くなりません。

○練習は月に一回、500球まとめて行なう。
・・・夏休みの宿題を終わり頃まとめてするのと同じで、
何も身に付きません。

○考えないでボールを打つ。
・・・考えないでボールを打つことは、
進歩もなければ、退化もないのですが、
上手くなるかどうかというと、上手くなりません。

○自己流に固執する。
・・・おせっかいな教え魔につかまるよりはいいですが、
たいていの場合、致命的な問題点は
自分の気がつかない部分にあります。
気がつかないので、上手くならないことが多いです。

○練習はしてもコースに出ない。
・・・これは、上手くならないというより、
上手くなったかどうかがわからない、と表現したほうが
適切かもしれません。

○上手くなろうと思わないで練習する
・・・おつきあいなどでイヤイヤ練習すると、
ゴルフが嫌いになるので上手くなりません。

○周りに迷惑をかけても気にしない
・・・自分がゴルフが好きでも、
あなたのゴルフをサポートする側に嫌われると、
ゴルフさせてもらえなくなります。


筆者の自己反省を含めて、
おおまかにあげましたが、上記のウラを返せば、

「練習しないで上手くなる方法」とまではいきませんが、
「練習すれば上手くなる方法」ぐらいには
なると思いますがいかがでしょうか。

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2006年08月28日

お金持ちになる方法

越谷ゴルフです。

お金持ちになりたい!というのは、
普通の人であれば誰しもそう思います。
そして、その欲求はかなりの高水準だと思います。

だから、
お金持ちになる方法、例えば
株で儲ける方法とか、節税で・・・とか、不動産で・・・とか、
最近ではインターネットで・・・など、
たくさんの、お金持ちになる方法が出回ります。

ここで注意したいのは、

・お金持ちになりたい!という欲求が強ければ強いほど
お金持ちになっているとは限らない現実。

・それら出回っている「お金持ちになる方法」を
入手しても、必ずしもお金持ちになるとは限らない
という現実。

では、
本当にお金持ちになる方法ってどこにあるんだ?

はい。ご安心ください。
今度新しく、お金持ちになる方法が出ました。
是非お試しください。

人類に貨幣経済が生れて数千年、
このやりとりの繰り返しが続いています。

・・・

さて、本題のゴルフですが、

ゴルフが上手くなりたい!というのは、
普通のゴルファーであれば誰しもそう思います。

そして、その欲求は、お金持ちになりたい!
というほどではないかもしれませんが、
高水準だと思います。

だから、
ゴルフが上手くなる方法、例えば
○○理論とか、△△革命とか、新素材××・・・とか、
最近では練習しないで・・・など、
たくさんの、ゴルフが上手くなる方法や新製品が
出回ります。

ここでも注意したいのは、

・ゴルフが上手くなりたい!という欲求が強ければ強いほど
ゴルフが上手くなっているとは限らない現実。

・それら出回っている「ゴルフが上手くなる方法」や道具を
入手しても、必ずしもゴルフが上手くなるとは限らない。
スコアや飛距離が改善されていないという現実。

では、
本当にゴルフが上手くなる方法ってどこにあるんだ?

はい。ご安心ください。
今度新しく、ゴルフが上手くなる方法と、
高性能のゴルフクラブが出ました。
是非お試しください。

人類にゴルフが生れて数百年、
お金持ちになる方法同様に、
このやりとりの繰り返しが続いているのでしょう。

・・・

これら、悪く言えば騙し続けられる人に
共通していえることは、

お金って何?とか、ゴルフってどういうもの?
という部分を認識していない、考えたことがない。
そういう哲学的な問題に直面することから
むしろ逃避してきた。

つまり、一見よく知っている、
理論や道具にだけは好きなだけにめっぽう詳しい
けど本当の現実を知らない。

と、言えると思います。
少なくとも、自分の事はわからなくても、
他人を見ていると、そう思います。

・・・

逆説をいくと、、
欲求を抑え、貧しさの美徳を伝えるほうが、
生活のお金に困らなかったりする・・・・。


・・・さて、あなたはこの問題をどう考えますか?


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2006年08月30日

枕草子

越谷ゴルフです。


平安時代の女流作家、紫式部の「枕草子」は、
皆様一度は読んだことがあるでしょう・・・。

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「春は あけぼの  
やうやう白くなりゆく山ぎは少し明りて
紫だちたる雲の 細くたなびきたる


夏は夜  月の頃は さらなり 闇もなほ 蛍の多く飛び違ひたる
また ただ一つ二つなど ほのかにうち光りて行くも をかし
雨など降るも をかし


秋は 夕暮  夕日のさして 山の端いと 近うなりたるに
烏の 寝どころへ 行くとて 三つ四つ 二つ三つなど
飛び急ぐさへ あはれなり
まいて 雁などの列ねたるが いと小さく見ゆるは いと をかし
日入り果てて 風の音 虫の音など はたいふべきにあらず


冬は つとめて 雪の降りたるは いふべきにもあらず
霜のいと白きも  また さらでも いと寒きに 
火など 急ぎ熾して 炭もて渡るも いと つきづきし
昼になりて 暖かく暖びもていけば
火桶の火も 白き灰がちになりて わろし」


---------------

たった、これだけの文章ですが、
解説となると、これまで数え切れない人が解釈を与え、
その解説の総量は、何万ページにも何十万ページにも
なっていることでしょう。


でも、紫式部が枕草子で表現した本当の意味は、
どれだけ解説を読んでも、本文を一度も読んでいなければ
全くわかりません。まずこれが一つ。

やはり、自分で何回も何回も本文を読み、
解説を読み、そしてまた本文に戻り、
何回も何回も読む。


言葉の意味がわからなければ辞書で調べる。

そしてまた本文を何回も読み、
ついには暗記してしまうぐらい読む。


・・・

忘れた頃、ふっと春の明け方、東の空を見て、
無意識のうちに枕草子を思い出し、
ああ、これが「をかし」の感覚なんだな・・・と想う。


「をかし」の感覚がわかると、また全文を読んだ時に、
感じ方が違う。同じ文なのに違う内容に思えたりする。

・・・

ゴルフスイングの感覚を得るのも似た部分はないですか?

解説をどれだけ見ても、本物のスイングを見なければ
何もわかりません。


幸いなことに、
現在はテレビやビデオが発達していますから、
それを利用できます。本当は実物が良いでしょうが。

そして、お気に入りのプロのスイングの
ビデオを何回も何回も見て、
スイングの解説を読んで、聞いて、
やはり、何回も何回も同じように自分でもやってみる。

しかし、それはスイングのカタチや本質をつかむ第一歩。
実際に同じようなタイミングでお手本どおりスイングできた時に、
ああ、これが切り返しの感覚なんだな、とか、わかる。

そしてもう一回、スイングのビデオを見ると、
同じスイングでも違って見える。違う部分が見える。

新しく違って見えた部分をまた自分でやってみる。
この繰り返し。

・・・

しかし、多くのアマチュアゴルファーは、
そこまでラウンドや練習を繰り返すことはしない、
あるいは物理的にも難しいので、

同じ事項でも見え方が変わり、感覚が変わるところまでは
なかなか到達しません。

むしろ、少しうまくいかなければ、
やり方を安易に変えてみたり、道具のせいにしたりします。

それはそれでもいいかもしれませんが・・・

もし、感覚を掴みたいなら、センスを磨きたいなら、
このあたり考えてみたいものです。


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