About 2006年06月

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2006年06月

2006年06月02日

目標設定のさじ加減

越谷ゴルフです。

前回、
「あなたのゴルフに足りないものは、
スイングの技術ではなく、目標設定の技術では
ないでしょうか。」

で終わりました。

難しい目標を設定すると、できた時のうれしさは大きく、
易しい目標を設定すると、できてもあまりうれしくありません。

だから、この目標設定のさじ加減は、
どの位が適当なのか迷うところで、
わからないから目標設定しないという人もいます。

高い目標設定技術をもっていると、結果も高いのですが、
逆に言うと、本当は、一番結果が出るような目標設定ができると、
一番いいということです。

例えば普通、パー5のホールで1オンを狙う人はいないでしょう。
できるわけないですから。目で見えていますから。
そんな目標設定をする人はいません。

この場合、3オンなら狙えるのであれば、
2打目が一番打ちやすいような場所を狙って、
つまり目標設定してその方向にアドレスします。
だれでもこの場合、目標設定しています。

さて、問題は、
練習において目標設定していますか?ということ。
いろいろな意味で・・・

打つ方向、打つ距離、スイングで練習するテーマ・・・

まず、長期的な目標をたて、
それを段階的に達成する手順を考え、
そのために今何をするのがいいかを決める

ただそれだけのことで、
明確にするために、紙に書くのがいいと述べましたが、
このステップを、明確にしていくと、目標設定のさじ加減も
わかってきます。

で、それを実際にやってみれば、
その目標が妥当だったかどうかがわかります。
もし、現実と大きく乖離するようなら
修正していけばいいでしょう。

ただ・・・

結局、目標設定しなければ、
さじ加減も、どれだけの結果が残せたのかのかが
どれだけ頑張ったのかも、評価のしようがありません。

2打目が打ちやすいところ、と目標設定したから
持つべきクラブも、スイングの力加減も決まるように、

スコア目標100を切ると目標設定するならば、
やるべき練習も人によって変わってきます。

目標の修正がしたくないので最初から、
さじ加減(どの程度の目標がいいか)がわからないと、
目標設定しないのならば、
いつまでも目標設定の技術は身に付きませんし、
いきあたりばったりの、その場の思いつきの練習を繰り返し、
上達はなかなか見込めません。

修正してもいい。
修正しながら目標設定の技術は向上していきます。

目標は、何が何でも達成しなければいけないものですが、
目標設定の技術も、何回も練習しなければ身に付きません。

だから、
目標設定の仕方がわからないから目標設定しないのではなく、
目標設定の仕方がわからなくても目標設定してみてください。

完璧なスイングで、完璧なスコアのゴルファーがいないように、
目標設定の技術が完璧な人はいませんから、
うまくいかなくてもいいのです。

目標を立ててはやってみて、それを踏まえて次の目標を立て、
またやってみる・・・。この繰り返しをやろうと思うか思わないか
の違いで、繰り返すうちに精度が上がってくるのです。

つまり、同じ素質、同じだけの練習量をこなす人でも、
目標設定のさじ加減がわからないから、と目標設定していない人と、
目標どおりいかないことは多くても、常に目標設定し
目標に向かう人とでは、結果が全然違ってきます。

・・・そもそも素質というものは、
現時点で優れているというだけのことで、
目標の持ち方次第でこの先なんとでもなるものです。
次回それにふれましょう。


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2006年06月10日

素質と成果と目標の関係

越谷ゴルフです。

「練習してるけど全然うまくならない・・・。」
「素質がないのかな・・・。」


さて、素質があればそれでゴルフが上手くなりますか?

・・・

そんな事はないですね。

では、上手くなる人と上手くならない人はどこが違うの?

・・・

今回は答えをまだ書きません。

考えてください。


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2006年06月13日

素質と成果と目標の関係(続き)

越谷ゴルフです。

素質だけでは上手くならないのはわかりますね。

では、
練習したら上手くなるのか、
というと、それだけでもないです。

練習場の人間が言っているのだから、間違いないです。
練習しただけではうまくなりません。

ここで、練習の「目標」が大切になるのです。

2006サッカーW杯、グループ予選で
日本はオーストラリアに敗退しましたが、

試合の見方はいろいろあるでしょうが、
素質や目標という観点で試合を振り返ってみると、

日本のほうがスピードや技術で上回り、
体格面ではオーストラリアが上でしたが、
日本はW杯は3回連続出場と経験もありました。

ついでに、
代表選手による合同「練習」といった準備の時間も
日本のほうが十分ありました。

つまり、試合前のデータ面では、
日本の方が素質があったといえるでしょうし、
練習量も十分だったでしょう。

しかし、結果は1-3で日本はオーストラリアに惨敗しました。

この勝敗を分けた大きな理由が「目標」にあったというわけです。

つまり、
オーストラリアはゴールを狙ってシュートを打つのが目標、
であったのに対し、日本は、
チャンスをつくることが目標であった、ように思います。

そういった意味では、
日本もたくさんチャンスをつくりました。

よく戦いました。

しかしよかったのは、チャンスをつくるところまで。
というわけです。

素質を生かすも殺すも目標の持ち方次第、という意味で、
そのように見えたのですが、

非常にわかりにく話です。

なぜなら、グラウンドに立つ選手が無意識に
何を感じ、何を考えながら戦っていたか、の部分だからです。

本来、監督がその見えない部分を見て、
方向性、つまり指示を与えるのですが、

他人を見て指示を与えるのでさえ難しいので、
ゴルフの練習の目的というと、自分で自分を見るわけだから
もっと難しいのです。

だから目標があいまいになり、
結果もあいまいになりやすいのです。

そういうわけで、
ゴルフが上手くならない原因が素質だと結論付けるなら、
その前に目標を明確にして、試してみて、
それからでも遅くないように思いますがいかがですか?

・・・

それにしても、オーストラリアは本当は
ものすごく強いチームなのかもしれませんから、

やっぱりW杯が終わるまで、
サッカーから目が離せないかもしれません。


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2006年06月21日

スコア目標の考え方

越谷ゴルフです。

「100を切る」とか、「70台でまわる」といった目標の立て方は、
結論からいうと、正しい目標の立て方ではありません。

理由は、
スコアは、コントロールできるものではないからです。

正しい目標とは、自分でコントロールできるもの
まで落とし込んで立てることが望ましいです。

…例えばAさんが、
前回のラウンドで、ドライバーでの右OBが5発出て、
スコア108だったとしましょう。

こんなAさんが、立てるべき目標は、
「100をきる」ではなくて、
「ドライバーのスライスによる右OBをゼロにする」
ことのほうです。

スコア100は右OBをゼロにしたことによる付随結果、
と捉えるほうが、イメージしやすい目標となります。

単純に、5個のOBがなくなれば、10打良くなりますから
同じことのように思われるかもしれません。

しかし、
1.右OBを5発抱えたまま100を切るようなゴルフをするのと、

2.100を切れるかどうかわからないけど
とにかく右OBをゼロにするゴルフをするのとでは、

どちらが良い結果を残せる目標に思えますか?

スコアはコントロールできません。

少なくとも、右OBを出さないことのほうが
コントロールしやすい目標なので、良い目標といえるのです。


…では次に、
プロ並に300ヤード飛ばせるBさんが、70台でラウンドする、
ために立てるべき目標を考えましょう。

まず、
目標が「スコア70台」では良くないのはわかりますか?

さらに、
目標が320ヤード飛ばすこと、でもないのはわかりますか?
しかし実際にはこういう目標設定の間違いが非常に多いのです。

70台がそろそろ出そうな人ならば、
「ダボを出さない」とか、「寄せワンが拾えるアプローチ」だとか、
テーマがあるはずです。

結果として70台がでるような目標設定が考えられるはずです。

良いスコア目標とは、ただスコアを目標にするのではなく、
コントロールできる目標に置き換えて、
結果としてそのスコアが狙えるように目標設定することを言います。

目標設定について自分ではよくわからない人は、
いいコーチに見てもらって、スイング技術だけでなく、

考え方をよく教わることによって、
つまり目標設定の技術を知ることによって、
ゴルフが変わってくると思います。


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2006年06月23日

ボールを打つ時の目標の考え方

越谷ゴルフです。

本番のゴルフコースでは、ボールを打つ前に、

「どちらの方向に打つか」
「何ヤード打つか」

そして球筋について
「高い球にするか、低い球にするか」
「ドローでいくか、フェードでいくか」
「スピンを効かせるか」

など、目標について、
手順を含めていろいろなことを考えます。

練習場でいくら打っても上手くならない人は、
まず、この目標があいまいです。
だから、手順もあいまいです。

たまたまのナイスショットの手応えの感触が忘れられなくて、
ただ闇雲に、もう一度あの手応えを得ようと、
クラブを振り回している人が非常に多いのです。

まず、球筋の目標をきっちりと決めなくては、
どんなに手応えの良いショットをしても、
どんなに綺麗なスイングであっても、

「打つ方向が間違っている」
「打つ距離を間違っている」
「打つ球筋を間違っている」

など、
東京から大阪を目標に移動するのに新幹線に乗らず、
成田空港からハワイ旅行の手続きをするようなことを
一生懸命練習していることになります。

実は、練習場でも、
一打一打が単なるスイング練習だけではなく、
目標設定の練習でもあるのです。
目標設定するから手順も決まります。

ハワイ旅行はゴルフでいうところの
ナイスショットぐらい気持ちのいいことでしょう。

しかし、
ハワイに行くことは素晴らしいことかもしれませんが、
ここでの目標が大阪に行くことならば、

全く意味がない。

つまり、
目標を持たずして練習しても全く意味がない。

まず、これが一点目。

それから、
ハワイ行きの飛行機に乗ったけれど、
どうしても大阪に行きたくて、
ハイジャックを企む人も非常に多い。

・・・どういうことかというと、
離陸した飛行機は、乗客であるあなたには既に、
コントロールできないもので、パイロットに身を任せる
ことしかできないはずのものですが、

間違った方向に、間違った打ち方で、ボールを打って、
それでいながら、「曲がれー!」と大声を張り上げる・・・。

飛んでいったボールもコントロールできないものです。

ハイジャックして行き先を変えることもできなければ、
念力で曲げることもできません。

ドローが打ちたければ、
ドローになるような打ち方をする必要があります。

ゴルファーができるのは、そこまで。

これが二点目。

前回説明したように、
スコアがコントロールできないのと同様、

球筋もいったん飛んでしまえばコントロールできません。

つまり、
ドローにボールを曲げることはできないけど、
ドローに曲がるような打ち方は練習すればできるのです。

結果としてドローボールになるのです。

・・・

このニュアンスしっかり押さえてください。
目標の考え方が変わります。
何を目標に練習すればいいのかが変わってきます。

また、
新幹線のキップの買い方がわからない人は、
知っている人に聞くでしょう。

たまたま
新幹線のキップを買うのは非常に難しいのですが、
キップ売り場に行けば、簡単に買うことができます。

ドローの打ち方がわからなければ、
知っている人に聞いてください。

・・・

目標があいまいでは手順も決まらないということと、
そして、そのために必要なことで、なおかつ、可能なこと、
を目標にしましょう。
目標設定が苦手な人は、目標設定の練習をしてください。


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2006年06月25日

狙った目標にどうしてもボールがいかない人

越谷ゴルフです。

目標設定の重要性がわかっても、
目標設定に挫折してしまう人が多いという現実を踏まえて、

今回は、狙った目標にどうしてもボールが飛ばない人に
ヒントになるようなことを書きます。

パターで考えます。

設定した目標に対して、する必要があることは、

1、ボールの芯をフェースの芯で捕らえて、必要な力を正しく伝える。
2、目標に対してフェース面を真っ直ぐ当てる。
3、目標の方向にパターを振る。

グリーンの状態など、状況判断まで含めると、
パットについてもっといろいろな項目がありますが、

目標設定を終えた後行なうのは以上三点です。

パットのスイングでは、体重移動やボデイターンはありません。
だから、
1、構えた時のボールとカラダの距離感がそのままインパクト時の
 ボールとカラダの距離感、つまり力加減になり、
2、構えた時のフェースの向きがそのままインパクト時の
 フェースの向きになり、
3、腕を振りぬいた方向が、目標の方向になります。

(たぶん。普通の人は・・・。)

まず、
こういった、静的な状況でのあなたの
目標感覚や目標意識はいかがでしょうか。
十分に研ぎ澄まされているでしょうか。

・・・

ある程度、静的な状態での目標感覚は大丈夫として、

では少しだけ体重移動やボデイターンを入れて、
ハーフショットではいかがでしょうか。

スイングすることにより、
ゴルフクラブのシャフトは半弧を描き、
フェースは少し開いたり閉じたりして、
カラダの向きも入れ替わりがあったり、
体重は右足に乗ったり左足に乗ったりします。

こういった、動的な状態でのあなたの
目標感覚や目標意識はいかがでしょうか。

目標に対して集中できていますか?

目標に集中するのに障害がある、手順面での問題、
つまり技術的な項目に不十分なところがあり、
必要ならばそこを、無意識にできるようになるまで練習してください。

道具に不安があり、目標に集中できないなら、
道具を変えてください。

狙ったところへボールが飛ばない人の原因は、
実際の目標と、目標感覚や目標意識のズレにあります。

目標感覚をもう一度見直してください。
目標意識をしっかり持ち直してみてください。

しつこいようですが、スイング技術はあくまで手順です。
手順にこだわるばかりに無駄球を打ち、
目標感覚を失っていく練習ほど恐ろしいものはありません。

つまり、打てば打つほど下手になっていく練習・・・。

・・・

スイングのビデオ分析や、雑誌の連続写真で、
スイングの手順を確認することはできます。
手順を確認することは非常に大切で、意味のあることです。

しかし、プロとアマの決定的な違いは、
このスイング分析に映ってこない、目標感覚や目標意識
にあります。

手順がある程度できるゴルファーは、
いつまでも手順の練習にこだわり続けるだけでなく、
目標感覚や目標意識を磨いてみてはいかがでしょうか。


目標感覚や目標意識を磨いていく中で、

練習するべき必要な手順は、もしかすると
現在あなたが問題としている部分ではなく、
他にあることに気づくかもしれません。

狙った目標にどうしてもボールがいかない理由は、
「目標を狙う練習をしていないから」

ということです。一言で言えば・・・あしからず。


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2006年06月26日

目標感覚の難しいところ

越谷ゴルフです。

パターのような、静的な状態での目標感覚と、
実際にスイングしている時の、
動的な状態での目標感覚について、
前回考えていただきました。

動的な場合は、
実際の目標方向と、意図する目標方向がズレやすい、
ということはすぐに気がつくと思いますが、

もう一つ大切なことがあります。

・・・

物理上の問題なのですが、
力には、方向(ベクトル)と、大きさがあります。

パターのような、直線といえる運動であれば、
目標の方向と、力の方向を一致させることを考えれば
いいのですが、

スイングは、円運動なので、
目標の方向と、加えるべき力の方向が必ずしも一致しません。

円運動における力の向きは、
支点(円の中心)、力点、作用点の位置関係によって、
力点における力の方向と、作用点(目標)における力の方向が
全く逆になることがあります。

円運動で目標を狙うには、「テコの原理」を考慮しなければ、
力を入れる方向が定まりません。

つまり、
シーソーのように、目標方向に力を向けるということは、
反対方向に力を向ける場合もある、ということです。

ここに注意してほしいのです。
ズレるどころではなく、全く逆の場合もあるのです。

この部分を、
目標感覚を身につけるときに忘れないようにしましょう。


・・・円運動で、丸いボールを打つのですから、
ボールやフェースの芯を外すと、
さらに逆の方向に力が働き、力が複雑になりますから、
そういう意味でも、芯を外さないことは大切ですね。


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2006年06月27日

正しい目標設定は意識しないとできない理由

越谷ゴルフです。

「目標があいまいだと手順もあいまいになる」
ということを説明しました。

また、
スイングは円運動なので、テコの原理が働き、
目標の方向と力を加える方向が必ずしも一致しない
ということも確認いただきました。

ゴルフには、加える力の方向と、目標の方向が
一致しないケースや全く逆の動きも多いので、
このあたりはよく注意しましょう。

逆の動きに対応するには、
通常よりももっと、目標方向に対する認識を必要とし、
手順、つまり力を加える方向に注意が必要とされ、
目標と手順の関係をよく知ることが重要になります。

例えば、
1.ボールを左に飛ばしたくて左を向いて構えたら
 右にスライスしていった

2.左へ体重移動するために左脚に力を入れて踏ん張ったが
 左脚の力を抜いたほうがうまく体重移動ができた

3.大きくフックして左に飛んでいったのだが
 クラブフェースのボールマークをみると、右側についていた

4.彼女の気を引こうとたくさん話しかけたら無視されたが
 相手にしないでいると、彼女のほうから声をかけてきた

・・・

まあ、4.はゴルフではないですが・・・(^^;
1~3はゴルフではよくあることですね。

これを修正するためには、
目標方向を再確認し、目標と手順の関係を再確認し、
最後に手順の調整をすることになります。

しかし、目標と手順の関係を考えずして
ミスを目標からでなく手順から修正していくと、

目標とするべきものと結果がどんどん遠ざかっていく
という結果にもなりかねません。

これには、池に入れないようにと意識すると
無意識に池に入れてしまうのと同じ現象があります。

だから、
目標の方向を正しく作り出すためには、
逆の動きを知った上で正しく目標設定を意識しないことには
望む結果が得られないのです。

無意識のままに目標設定しては
逆の動きを考えない目標をもつことになりかねませんので、
目標設定はきちんと意識して行なう必要があるのです。

・・・意識して目標設定をするとはどういうことか
そのために選ぶべき手順は何か

この関係がわかると、
飛んでいくボールをハイジャックすることもなくなる
と思いますがいかがでしょうか。

手順の練習もいいですが、目標設定の練習はもっと重要、
ということです。

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2006年06月29日

ゴルフをする意味

越谷ゴルフです。

ゴルフをする意味について考えてみましょう。

・・・

いい学校を卒業して、いい会社に入ると、
幸せな一生が保証されている・・・

必ずしもそんな事はないです。

同様に、ゴルフでも
いい道具を持ち、ナイスショットをすれば
最高の結果が待っている・・・

とは限らないですね。

つまり、
1+1=2
のように、答えが必ずしも決まっていないのが
ゴルフの世界です。

なぜ、そんな答えがわからないようなことをするのか。
やる意味あるの?

・・・

実は、答えがわからないことは
「おもしろいから」やるんです。

映画でも、
冒頭を少し見たらラストがわかってしまうなら、
つまらないわけです。

「はっ!」

と気づく何かがあるから面白いのです。

ゴルフの練習においても、
いきなり

「あっ!これだっ!」

と気づく瞬間があるので、だからおもしろいのですが、

リンゴが落ちるのを見て万有引力の発見をしたニュートンや、
あふれるお風呂のお湯から偽の王冠を見破る方法を見つけた
アルキメデスのように、

ゴルフには、発見の喜びがあります。

・・・

答えがあるかどうかわからない、
またその答えはいきなりやってきたりする。

でも、
もしかしたら答えは一生見つからないかもしれません。

そんな理屈に通らないような現象を起こす、
「ゴルフ」というものをなぜやるのか。

これを、「おもしろいから」
の一言で片付けず、もう少し、

なぜおもしろいのか、そして
ゴルフをする意味って一体なんだ?

これをもう少し踏み込んで考えてみたいと思います。


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