About 2006年01月

2006年01月にブログ「越谷ゴルフリンクスのブログ」に投稿されたすべての記事です。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

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2006年01月

2006年01月02日

越谷ゴルフ(年末年始情報)

(2005.12.25配信)

越谷ゴルフです。
①年末年始の営業のご案内
②本間ゴルフ試打会
③クラブ診断会
④メルマガ限定サービス
⑤ノウハウで上手くなる人、上手くならない人。
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①年末年始は営業時間と料金が少し替わりますのでご案内します。
12/28(水)8:00~23:00平日料金
12/29(木)8:00~23:00※年末サービス料金
12/30(金)8:00~22:00※年末サービス料金
12/31(土)7:00~20:30※年末サービス料金
1/1(日)9:30~18:30土日祝料金
1/2(月)7:00~21:00土日祝料金
1/3(火)7:00~23:00土日祝料金
1/4(水)7:00~23:00土日祝料金
※年末サービス料金は、
通常利用の方は平日料金、
時間利用の方は1F90分球数制限なし2F110分球数制限なし
カードがない方は土日祝料金です。
○5日から平常営業、スクール開始です。
おヒマな~ら来てよね~♪
おせちもいいけど、ゴルフもねっ♪

②1/21(土)22(日)本間ゴルフ試打会
かなり頑張っている各種サービスありますのでまたご連絡します。

③2/18(土)19(日)クラブ診断会
毎回人気のため早くも次回予定が入りました。
クラブセッテイングの大切さを知って感動する人続出してます。

④メルマガ登録されている方にはグリップ交換を一本100円割引中。
※期間限定1月末まで※
(サービス期間中のスクール生は従来どおり100円引き。)
サービスを受けるにはフロントに受信したメルマガを見せてください。
「新しい一年を新しいグリップで・・・。」

⑤理論やノウハウを知って上手くなるには○○が必要だった・・・。
○○が気になる人は
http://koshigayagolf.ameblo.jp/
「練習好きのための理論⑤」をご覧ください。
携帯からもIDを koshigayagolf 入力すると見られます。

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(引越し等で今後メルマガ不要になった方は
「メルマガ不要」と返信してください。)

2006年01月04日

越谷ゴルフ(スクール情報)

(2005.12.25配信)

越谷ゴルフです。

今回はスクール生だけに配信しております。

1月の堀田プロの休みは
1(日)
3(火)
19(木)
27(金)

新年は、1/5(木)から始めます。

今年もお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。

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越谷ゴルフ(練習好きのための理論⑫)

越谷ゴルフです。

ゴルフに「戦略」とか「マネジメント」という言葉を使うなら、
知っておいていい異分野の研究家に
ピーター.F.ドラッカー という人がいて、
「知識」と「情報」について次のように述べています

現代社会は知識と情報にあふれ、それをいかに整理し、
自分で使えるものにできるか、が
勝ち組(成功者)や負け組(失敗者)といわれるもの
の分け目になっているのですが、

ドラッカーは、これを、「資本主義社会」の次の社会、
つまりネクスト・ソサエティ 、ポスト資本主義として、
「知識社会」の時代が来るとし、
今はその過渡期であると表現しました。

「知識社会」とは、
全ての人がいろいろな情報を手に入れることができるが、
それをいかに有機的に結合させたり連結させたりできるか、
が問題になり、高度に競争的な社会といえるでしょう。


このドラッカーに思想を受けてさらに、
「知識」をどうやって整理するかの部分について、
「ナレッジマネジメント 」といい、IT技術の分野では、理論として
さらに展開しています。

ナレッジマネジメントとは、
知識、情報をさらに単なるデータである「形式知」と
経験やノウハウといった「暗黙知」に分類して、そして
両者を循環的な転換、結合によってさらに高度な知識の
創造を図る方法です。

・・・要するに、どうやって頭の中を整理するかということですね。

で、ゴルフの場合はどうかというと、やはり
雑誌やインターネットで、雨上がりのタケノコのように
次々と新しいスイングノウハウや理論、そして新しいゴルフ用品が
世の中にでているので、「知識」や「情報」は巷にあふれている
状態です。

例えば、ゴルフシャフトをあげると、
ドライバーがパーシモンヘッドの時代は
シャフトも全てスチールで、X S Rぐらいしかなく、
それをどう使いこなせるかが問題だったのですが、

現在ではシャフトだけとってみても非常に多くの種類があり、
さらにヘッドも進化しているので、シャフトとヘッドの組み合わせ
まで考えると選択肢は無限といっていいほどで、
そしてその道具に合わせてスイング理論も変化しているので
ゴルフにおいても知識や情報をいかに整理できるかは
大切な問題といえるでしょう。

・・・大変ですね。

しかし、忘れてはいけないことがあります。。

それは、
重要な事は「知識」を集めることではなく、
「知識」をどう使いこなすか、の部分で、
与えられた条件の中で「いかに使いこなすか」を考える
必要がある事は、今も昔も変わっていないということ。

この理論もうまく使いこなしてください。


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2006年01月07日

越谷ゴルフ(練習好きのための理論⑬)

越谷ゴルフです。

ゴルフ道具を選ぶのに知っておきたい理論に、
フィリップ コトラーの「マーケティング戦略」 があります。

理論の内容は、「ブランド」とか「暖簾(のれん)」についてですが、
今回は、消費者としてではなく、メーカーの立場として
我々消費者にいかに買ってもらおうか知恵を絞っているか
をみてみましょう。

ゴルフ用品は、ブランドイメージによって売上高が大きく上下します。
逆手にとるつもりはないですが、メーカーのブランド戦略を知ることは
消費者である一般ゴルファーにとって有益なことだと思います。
コトラーによると、ブランド戦略の、メーカーとしてのメリットは、

①ブランドが認知されると、販売の広告宣伝費が抑えられる。
例えば、ゴルフクラブが売れたら同じブランドでウエアなど。

②ブランドで選ぶ消費者が多いので、流通業者に対しても
優位にたてる。

③ブランド商品は、高品質とイメージされ、競合商品より
高い価格が設定できる。

・・・ブランドは、名前であったり、マークやロゴやデザイン、
あるいはそれらの組み合わせなのですが、
その商品に、イメージという付加価値を与えます。

例えば、Nike社は、
「我々はスポーツ用品を売っているのではなく、
Nikeを使うという経験を売っている。」と公言しています。
これは、まさにブランドというものを知り尽くした言葉。

トッププロと使用契約を結び、そのプロが活躍することは
Nikeの活躍を「イメージ」させます。別にゴルフに限りません。
また、今回たまたまNikeですが、Nikeに限りません。

ブランド戦略におけるキーワードである「イメージ」とは、
理屈ではなく感情です。だから、
我々消費者がどんなに理性的であろうとしても
ついつい商品を手にとってしまいます。
感情に訴えられたら勝てません(笑)。

ありえないことですが、
もし、ゴルフショップにある商品の全てのブランドマークが
マスクされてわからない、もともとこの世にブランドというものが
存在しないとするならば、我々は、別の基準で商品を見定めます。
例えば、造りがいいとか、サイズが合っているとか、
ブランドだけに目を取られると忘れてしまいやすい部分です。

今回お伝えしたいのは、
ブランドは確かに我々が商品を購入するにあたって
有益な部分も多いですが、時に害となることもあるということ。

特に、ゴルフクラブはお気に入りのブランドを購入することによって、
とりあえずは精神的な満足を与えてはくれるでしょうが、
スコアを保証するのはブランドでなく、
その商品がその人にあっているかどうか、
なので、コトラーのブランド戦略におけるメーカーのメリットは、
メーカーの販売姿勢次第で、消費者のデメリットともなりえます。


ゴルフというスポーツの今後の発展を考えると、
メーカーにも販売方法をそのあたり良く考えて欲しいと思いますが、
我々消費者も、もう少し考えて、両者で協力して
この「ブランド」という満足感だとか、物語性、文化ともいえるもの、
その商品に付加価値を与えるものを楽しみ、
そして、育てていきたいものです。

ブランド表示のなくなったゴルフ用品売り場なんて
寂しくて、夢がありませんから。。。


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2006年01月09日

越谷ゴルフ(練習好きのための理論⑭)

越谷ゴルフです。

かなり「練習好きのための理論」から離れてしまい、
「道具好きのための理論」でもなく、
「ゴルフ経済学入門」になってしまうのですが、

メーカーの「ブランド戦略」を語るなら、その根底にあるもの、
つまり、「なぜメーカーはブランド戦略をとるのか」について
特にモデルチェンジについて、補足しておきます。

「不確実性の時代」 の言葉で有名な、ガルブレイスが、
その著書、「ゆたかな社会」 (1958年)の中で述べているのですが、

「新しい自動車に対する需要をつくり出すために、技巧的で無用な
変化が毎年考案され、その変化の重要性を消費者に無理やりに
納得させようとして容赦ない圧力をかけなければならない。」

つまり、
すでにモノは「需要」以上に十分ある状態なので、
「供給」側であるメーカーは、いかに不必要なものを買わせるか、
言い過ぎかもしれませんが、いかに「浪費」させるか、
に知恵を絞っているという訳です。

ガルブレイスは経済学者なので、続けて、「浪費による需要は、
市場機構(需要と供給で均衡が成立する社会)では是正されず、
公共サービスなど収益の低い分野への投資を不足させる。
この不均衡の是正は豊かな社会の緊急の課題である。」
という主張をしています。

・・・ゴルフクラブも「飛距離や打ち易さを追求」という大義名分の下に
次々とモデルチェンジされ、新商品がでています。

これは、新商品の発売が、
ゴルファーの「需要」と「供給」というより、
「欲望」と「供給」の関係で成立している経済環境を現しています。
ここでは、これが良いとも悪いとも言えませんが、ただ、現実として、
メーカーは、いかに消費者の「欲望」に火をつけるかに知恵を絞り、
次々とモデルチェンジし、新商品を出しています。

注意したいのは、
もし、ガルブレイスの言うように、ゴルフにおいても、
このメーカーや消費者を取り巻く環境が、
社会的な公共面でのサービスの低下につながっているとしたら、
やはり物的投資は十分なのですが、収益は低くても、
業界の将来のことを考えた人的投資(教育)がおろそかになっている
とも言い切れません。

また、
「需要」という「実体」の無い経済だとしたら、「バブル経済」の心配もあり、
どこかではじける恐れがあります。
つまり、市場を拡げるには「欲望」だけでなく、
本来の、新規「需要」の拡大も必要であるということ・・・。


・・・

・・・あまりそこまで考えてゴルフ用品選んでも楽しくないので
このへんで止めておきます。ただ、消費者として知っておいて
損は無い、メーカーの論理や、メーカーを見る目を養う意味では
必要な部分だと思います。
------------------

「実体」という意味では、明かにゴルフ用品の広告は表現過剰で、
騙される人はいないと思いますが・・・(笑)

かなり巧妙な心理戦になっているので、
実は自分は賢いと思っている人のほうが、騙されているようです。


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2006年01月15日

越谷ゴルフ(成果主義で上達①)

越谷ゴルフです。

趣味が旅行の人は、
目的地に着くことだけを楽しむのではなくて、
移動そのものも大いに楽しみます。

ゴルフについてもそんな面はあり、
良いスコアを出すことだけが目的でなく、
ゴルフをすること自体に多くの楽しみがあります。

でも、ゴルフの楽しみの大きさは、
旅行よりも、もっと結果の影響を受けます。

だから、「成果主義」の考え方を上手く取り入れることにより、
もっと楽しめて、上達もできるのではないかと思いますので、
そのあたりを追求しましょう。

--------------------

「成果主義」ではまず、
「上手い」だけではなく「強い」ことが求められます。

一般に
「どうやったらゴルフが上手くなるか」という議論は多いですが、
「どうやったらゴルフが強くなるか」をテーマにしたゴルフ論は
まだまだ少ないかもしれません。

で、まず一回目。

「上手い」けど、「強い」とは言い切れない例として、
日本代表のサッカーがあります。

「強い」と言い切れないのは「決定力不足」と言われるからです。
最近はこのあたり、改善されつつあるようですがまだまだ
「決定力不足」を言われます。

・・・なぜ、決定力不足なのか。

決定力ってどうやって身に付くんだ!?

ついつい日本のサッカーを応援していると、
他人がしている事ながら自分の事のように熱くなってしまいますが、

この、「どうやったら決定力がつくのか」、これを考えて、
自分のゴルフに生かしたいものです。

決定力不足が言われるのは何も日本サッカーだけではありません。
日本人の柔道、日本人の相撲、日本人のバレーボール・・・
もしかしたら日本人のゴルフもそうかもしれません。

何が原因なのでしょうか。

逆に
同じ日本人でも、最近「強い」といわれるようになってきたのが
K-1ミドル級にいる、異色と言われる若い選手たち。
彼らは上手いだけでなく確かに強い。

・・・

このあたりを、
全日本柔道四連覇の故木村政彦氏が核心をついた
言葉を残しています。

「相手に投げられるのを嫌う練習をするな」

つまり、減点主義を戒めています。
「負けるのを恐れない」、とも言えます。

柔道も、「一本」を競う競技でなく、「有効」や「効果」といった
ポイントを競う競技になってしまいました。
柔道では、投げられないように組み手に終始すると、
技が中途半端になり、その場しのぎが続き、決定力に欠けます。

一方、
K-1ミドル級の選手たちは、つねにKO勝ちを狙い、豪語します。
最初から判定勝ちを考えておらず、ましてやポイントによる
減点なんて考えてもいません。だから強いのです。

・・・それにしてもこの減点主義というものは、
現代の日本における教育やビジネス社会に深く根付いた部分なので、
我々自身に置き換えると、ここで多くの例をあげなくても
身につまされる部分があるでしょう。

そう考えると
ブラジルサッカーは結構点を取られていますね。

タイガーウッズもいつもピンチの連続です。
2005年のUSPGAフェアウェイキープ率で確か170位ぐらい、
でも、タイガーにはそのピンチを乗り越える技術があります。
パーオン率は5位。そして、一番大切な部分ですが、
最後に勝つので強いと言われるのです。

ピンチを避けるばかりのゴルフもいいかもしれませんが、
勝つためには、技術の裏付けがあるなら冒険することは必要かも
しれません。許される範囲内の小さな失敗に収まるのであれば。

念のためもう一度繰り返しますが、
技術の裏付けがあるならという前提ですが・・・。(笑)


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2006年01月18日

越谷ゴルフ(成果主義で上達②)

越谷ゴルフです。

成果主義と対比して減点主義を挙げました。
もうすこしこのあたり補足しますと、

両者では、「成功と失敗」についてどう扱うか、が大きく異なります。

減点主義では成功を必ずしも要しませんが、失敗は絶対ダメ。
成果主義では失敗をしても構いませんが、成功は絶対必要。

つまり、意識の焦点をどちらに向けるかが違います。
「失敗」に焦点を合わせるか、「成功」に焦点を合わせるか。

意識をどちらに向けるかによっても結果が違うことは、
なぜか池に入れてしまうアマチュアの例もありましたが、

行動にあたって、「失敗しないには・・・」を判断基準としているか、
行動にあたって、「成果を挙げるには・・・」を判断基準としているか、
まずここが違います。

「失敗を恐れるな」と言う言葉を前回取り上げました。しかし
成果主義者の場合は、そもそも失敗は恐ろしいものではありません。

減点主義では、失敗することに恐れや不安を感じるように、
成果主義の場合は、何も成果が出ないことのほうに、むしろ
恐れや不安を感じるとも言い換えられます。

また、「失敗は成功の母」という言葉は、実は成果主義の言葉で、
成功するためには失敗は当たり前、通過ポイントなのです。
減点主義の場合はそもそも失敗が許されていないので、
そんな言葉は存在しないのです。

・・・つまり、「失敗」という言葉を聞いて連想するイメージが違うのです。

「失敗」「成功」「失敗は成功の母」といった言葉を聞いて、
自分がどのように感じているか、考えているか、受け止めているか、
一度点検してみてはいかがですか?

もし、あなたが減点主義が原因で、上達という成功から縁遠いとしたら、
これらの言葉の解釈を、つまり、アタマの中の辞書というか、
思考パターンを成果主義バージョンに書き換える必要があります。

例をあげると、
ミスショットはゴルフにおいてプロでも当たり前に発生するものなのですが、
上達しない、成果が出ないと嘆く人ほど減点主義に染まっていて
一発のミスに厳しく、常に完璧を求めることより、些細なミスを嘆き、
スコアが大崩れてして自滅していく、というケースは大いにあると思います。
少なくともこの筆者の身をもって知っている(?)パターンです。

さて、次回は、「失敗」についての取扱をもう少し深めて、
「強さ」の秘密である「無謀」と「冒険」の違いについてもう少し解説しましょう。


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2006年01月20日

越谷ゴルフ(成果主義で上達③)

越谷ゴルフです。

上達するために、「失敗」についての取扱についてもう少し深めましょう。

「反省だけならサルでもできる。」という流行語がありましたが、
一般に人間は賢いので(笑)、失敗した時、もう少し深い行動をとります。

人間は反省だけでなく、次に、「失敗の原因を追究」し始めます。
で、その次に考える事や行動が、同じ人間でも減点主義と成果主義で
分かれるのですが、

減点主義の場合は、失敗の原因を「徹底的に分析」し、
二度と同じ失敗を繰り返さないようにします。
失敗はネガテイブなものですから彼らにとって当然の行動ですね。
減点主義では「目的が再び失敗を繰り返さないこと」なので、
原因がわかれば、「同じ失敗を二度と繰り返さないため」に対策を立てます。
つまり、焦点を当てるの方向は「失敗しないにはどうするか」で、
失敗しないためのデータを重視します。

成果主義の場合も失敗の原因を追究するのですが、最終目的が、
二度と同じ失敗を繰り返さないために、失敗の原因を追究することではなく、
成果を出すことなので、減点主義ほど「徹底的に分析」はしません。

そのかわり、「同じ失敗をした時どのように解決するか」の対策が中心で、
とにかく、焦点をあてるのは、「成果をあげるにはどうするか」で、
失敗は必ずしもネガテイブなものではないので、
失敗しないと得られないようなデータも貴重なデータとして扱います。

・・・実は、現代社会で求められる「問題解決能力」とは成果主義の考え方で、
困難な事柄が起きたときにどう行動すればいいかという考え方の問題
ということも気づかれるかと思います。

問題解決能力を身につけるというと、
新たに能力をマスターすることなので非常に難しいとは思いますが、
成果主義の考え方を取り入れるというと、ものの見方を変えることなので、
慣れるまでアタマは使いますが、精神的強さは必要としないので
もう少し易しいとは思いますがいかがですか?

・・・

ゴルフの場合、
ミスしないでラウンドすればパープレイでスコア72とよく言います。
しかしこの、「ミスしないで」という表現がくせもの。

「ミスしないで」という表現は、紛れも無く減点主義の表現なので、
ミスすると、もう72ではラウンドできないという誤解が、言い換えると
ミスによってスコアは落とすものでしかないという誤解が、
思考のフレームワークに根底に刷り込まれるおそれがあり、
ゴルフを難しくしてしまう原因かもしれません。

確かに、ゴルフはミスを減らすことがスコアアップには欠かせません。
でも、スコアを決める要因はミスの数だけではありません。
その他の要因で、ノーミスでもパープレイできるとは限らないです。

だから、もしスコアを良くする目的であれば、
一般的に上達しない人が陥り易いワナとして減点主義があるのですが、
減点主義自体は大切で、意味のある考え方ではあるけれど、
減点主義一色ではゴルフには通用しないので、成果主義の考え方を
取り入れてみたらどうですか、という本章の主旨になるのです。

成果主義とは
「内容ではなく結果が全て」という単純なものではないということを
まず知っていただけたらと思います。
今回取り上げた「失敗」という言葉の解釈は、そのほんの一例です。

まだまだ続けます。

----------------------------
自分が減点主義一色に染まって失敗していたとお嘆きの方、
ご安心ください。

「減点主義一色に染まっていたという失敗」という、
なかなか得がたい非常に貴重なデータが取れました(笑)


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2006年01月28日

越谷ゴルフ(クラブ診断)

越谷ゴルフです。

クラブやシャフト選びに悩み、苦しんでいる
アマチュアゴルファーが大勢います。

そんな方々のために、「クラブ診断」を行なっているのですが、
クラブ診断を受けていただいた方のアンケートが集計できました。

詳しくは
越谷ゴルフリンクス 工房での声
をご覧ください。

道具選びに悩むアマチュアゴルファーの
熱い声が多数寄せられています。

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・・・集計はすぐできたのですが、
お見せできるカタチにするのに時間がかかりました。

次回また「成果主義で上達」シリーズを続けます。


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2006年01月29日

越谷ゴルフ(成果主義で上達④)

越谷ゴルフです。

「失敗」に「失敗」を重ねると、「大惨事」になります。

「大惨事」とは、取り返しのつかない事を言い、
これが起きてしまうと、当然、成果は出せません。

「気づかないうちに何かを失敗している」こともありますから、
その状況では、たとえ小さな失敗であっても、
やはり失敗に失敗を重ねる状況になりますから、
大惨事になるおそれがあります。。

大惨事は「成果主義」においても「減点主義」においても
絶対に避けなければいけません。

というより、まず大切なことは、
「気づかないうちに犯している失敗」は必ず起きている、
と考えておいたほうがいいということでしょう。

本人が気づいていようが、気づいていまいが、
「失敗」は「失敗」には変わりありません。

だから、
もし大惨事にあったときには、目に見える失敗を反省するだけでなく、
見えていない失敗をよく考えることが重要です。

減点主義というものは、この、目に見える失敗に大騒ぎする分、
その部分だけにとらわれやすいのが特徴で、
「目に見えない、気づかない失敗」の存在を取り上げ忘れやすい
ものですから、これには特に注意したいものです。

ゴルフでいうと、ロングホール、
ドライバーを打っての第2打目、ラフからFWでOBを打ったという大惨事で、
FWのミスショットという失敗はよく見えます。

しかし、FWを選択したことがこの場合の気づかない失敗かもしれません。
また、第1打をラフに打ち込んだのが失敗だったのかもしれません。

そうすると、このロングホールは最初から刻んで攻めるべきコースで、
第1打にドライバーを握ったのが最初の失敗だったかもしれません。

「失敗」に「失敗」を重ねると、上のような大惨事になります。

・・・

「見えない失敗」「気づかない失敗」という表現を使いましたが、
実は、「見えている失敗だけど失敗と思いたくない」だけで、
現状認識が甘いだけかもしれませんね。

特にドライバーのアタリが良かったとすると、
ナイスショットしたが為に逆に「こんなはずではない!」と
熱くなり、本来なら見えていたはずのものまで
全ての失敗が見えなくなってしまうことが考えられます。

さらに重病だとすると、
「現状認識が甘いという事実を認めたくない自分」
がいるかもしれません。

第三者からみると、そんな重病人はすぐわかるものなので、
成果を出すために、「何が、見えていない失敗か」
よく考え、他人の意見もよく聞きたいものです。

先にも述べましたが、
減点主義では「見えていない失敗」は軽視しがちである
ということによく注意する必要があります。

成果主義において「見えていない失敗」とは、
成果を出すために解決すべき大切な問題として認識し、
これを見つけ出すことに重点をおきます。

・・・大惨事がなぜ起きるのかわかりました?


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